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2012年12月12日 (水) | Edit |
◆Middle08◆ Truth of USHIMITSU Channel

GM:2月末、あなたたちははネコに呼び出されてジャスティのフードコートにやって来ました。この時に完次のお菓子を出してもらいましょう。
完次:じゃ(ころころ)15ぐらいの出来栄えのケーキを持って行きます。侵蝕率は(ころ)はは、9も上がった。
GM:【寛容さ】で振り直せば良いんじゃないかな。
完次:そっか。さすがに振り直しておこう。3になった。
智也:自分は7…うぅ。
陽介:こっちは6。上がる可能性があるからこのままで。直己にロイスを取ってるんだが、Nをどうしよう。Pは好奇心なんだが(笑)。こいつらどうなるんだろう?
結人:ちょっと心配だよね。
完次:好奇心で覗き込んで、見たくないものが見えたら“無関心”で(笑)


GM:ではネコに呼び出されたので、完次がケーキを持ってやって来ました。
完次:「ちょっと遅くなっちまったんスけど、これ持って来たんスよ」
GM:(理沙)「え? 何が遅くなったの?」
完次:「いや、チョコやり取りしてるの見たら、何か作りたくなって。皆で食おうと思って作ってきた」何等分するかは分かってるので、それぞれのキャラをあしらったようなのが1つずつ乗ってて。「そこを食ってくだせー」
陽介:「これは…直己の所に何か仕込んでるのか?」
完次:「…あぁ、ないッス」
GM:思いつきもしなかった(笑)
陽介:お前にはガッカリだよ!」(一同爆笑)
完次:ガッカリされた! 「なななな、なんでッスか!」でもそう言いながら、直己の所は出来がよかったりするんですよ。
智也:そんなセリフを直己が聞いて、また赤くなったり。
陽介:大っぴらには言わない。こっそり「おいおい、何仕込んだんだよ、教えろよ」「何スか、何も仕込んでないッスよ」「お前にはガッカリだ」「何がガッカリなんスか!!」って大声で言って、「何がガッカリなんだろう」って皆に思われる(笑)
完次:「何も仕込んでねぇッスよ!!」
陽介:「オイ、声がでっけえよ!」
完次:「すす、すんませんッス」
結人:それをとりつくろうように、女性陣に「俺は3/14までいるかどうか分からないから」って言って、お菓子を配る。
GM:「すごい、先輩やさしー」
陽介:「あぁこれ、作ったのは完次だけど、材料費出したの俺だから、男性陣一同ってことで」
GM:「なるほどー」
智也:自分は出してないですけどね(笑)
陽介:それを言うと金出したの俺だけだから、二人なんだけどね。ま、男性陣一同でいいよ。
GM:「さすが葛城先輩、気が利く!」
陽介:気だけ利いてる。
GM:そこで金だけ出して自分が作ってないのが気が利いてるんじゃないですか。
陽介:そーいう感心なの?
智也:それは人生の負け犬的な
GM:いやいやそんな事はないよ。お大尽じゃん。
完次:まるで国際政治における日本のようだ。
陽介:お前は金出してりゃいいんだよ
GM:そんなことないよ。美味しい物を作ってくれる人にお金を出すのは重要だよ。
陽介:そうだ。適材適所。
GM:「ネコもうちょっと欲しいネコ」
完次:「やーこれ、陽介センパイがいないとフードコートに食いモン持ち込めないッスよ」
陽介:フードコートは何だかんだ言って、持ち込み多いと思うよ。
結人:まぁな。見て見ぬ振りだ。
GM:飲み物はフードコートで買ってるでしょうから。
完次:そだね。そういうことにしよう。
陽介:普段から千里が肉を持ち込んでるからな。
GM:今回は千里は来てませんよ。
陽介:そうなの? 食い物のにおいを嗅ぎつけて来ないの?
GM:じゃ食い物のにおいを嗅ぎつけて来て、食うだけ食って去って行きます。
完次:来てると思って作って来てた。
GM:じゃ、「完次、マジうめ、マジうめ! 肉も食う! ありがと!」って嵐のように。
完次:「俺も肉型チョコ作ってみた」
GM:「うぉ! 肉の味しない!
陽介:してたまるか!!
結人:「そんな無駄なことするなよ。千里には普通に肉だ」って肉を出す。
GM:「肉うめー!」
結人:「な、いい顔してるだろ?」
GM:キラキラしてます。
結人:ネコには足りないと思ったから、もう1つ作ってきたぞ。
GM:すごい! じゃネコはそれを独り占めしてムシャムシャしながら、「ネコね、ヒナチャンが誘拐された後に、テレビの中を探索してて思ったの。テレビの世界をもっと知らないとダメだって。で、こないだからUGNの新人のヒトとかも来て、リサチャンにも手伝ってもらって、テレビの中の地図書いてたの」
一同:ほほー!
結人:えらい。
陽介:よくあの世界の地図なんて書けたな。
GM:まぁボンヤリした地図なんですけど。「こっちに行ったらこれがある」ぐらいの。
結人:↑銭湯 →商店街 ↓荒野。みたいな(笑)
GM:銭湯 う にゃ とか書いてある。
智也:子供が書いた宝の地図ですね。
陽介:何だ、この曲がる目印の「」って。
GM:そこで犬のジャームと戦ったネコ。
陽介:もうその犬いないんじゃないのか。
GM:ぐらいのボンヤリした地図です。
結人:ま、入るたびに中身が違う可能性が高いからなー。
GM:そうそう。だから大体しか書けない。しかもネコにしか書けない。で、理沙が「だいぶ探索もしやすくなったんで調べてたら、霧の発生源っぽい場所を見つけたよ」
結人:へぇー。
GM:こっちの方から霧が出てるという。
智也:怪しげな機械から、プシューと。
GM:機械かどうかはわかんないけど。「何か、存在感のあるものがそっちにあるって感じるんだ。それが何かは分からないけど…行ってみない?」
結人:「確かに気になるな」
完次:「気になるッスね」
GM:では準備してから、学校が休みの時にテレビの中に入ってみるという事で良いかな?
一同:はーい。


GM:では次の土曜日。テレビの世界に入って、理沙が言う方に行ってみると、井波島の風景です。普通の井波島。
結人:へぇー。
GM:フェリー乗り場の辺りから霧が噴出しています。
陽介:豪華客船が港に泊まってる
GM:いやいや、ないから!
陽介:豪華客船支部へようこそ。
結人:普通にTRPGやってたら、あの二人が絶対怪しいよな。どう考えても黒幕だろ。
GM:霧の向こうに、誰か人がいるみたいですよ。
陽介:こんな所に人が。っていうか、人なの?
GM:人影ですね。
結人:まぁ行ってみるか。
GM:ではその人影が「やぁ、やはり君たちか。まさかここまで辿りつくとはね」と言って姿を現します。フェリー乗り場で働いている人です。
結人:一番最初に会った人だ、って思い出していい? 「この島に来て最初に会った人じゃないか」
GM:いいよ。
陽介:あぁ、「第一島人発見
完次:向こうから出てきてくれるとは。確かに、佐々木さんの手紙は必要なかった。
陽介:「…てか、誰?」
GM:ほとんど皆知らないでしょうね。
陽介:毎日フェリーに乗って、四国の学校に行ってるとかいう人じゃないと分からないよなー。
完次:でも、フェリー乗り場の係員の服を着てたりする?
GM:はい。
完次:じゃ、そういう人だというのは分かる。「何でフェリー乗り場のスタッフがここにいるんスか?」
結人:「わからん」
陽介:迷い込んだのか? それにしては分かってる風のセリフだ。
GM:中性的な顔立ちの結構キレイな人です。
陽介:「え…あんた、何でこんな所に?」
GM:「君たちを待っていたんだ。私の計画に、そろそろ邪魔になりそうだからね。ちょっとここで足止めされておいて欲しい。何、そんなに大した時間はかからないよ」
陽介:「えーと、お断りします」
GM:「お断りはお断りだ」
完次:「コイツ…何言ってるかわかんないッスけど、敵ッスね」
陽介:新手のスタンド使いかッ!
結人:「こんな所に我々を足止めして、何をする気だ」
完次:「てめーが霧を発生させてんのか!」
GM:「ま、そういう事になるね」。そして彼が指を動かすと、周囲に黒い壁が落ちて来ます。
結人:「佐々木や生田をテレビの中に入れるようにしたのもお前なのか」
GM:「そうです」
結人:ついに本当に黒幕っぽい人が出てきた。
完次:あなたもです。って言われそう(笑)
結人:え、俺ここに来る前からテレビに手を突っ込めたけど。っていう爆弾発言(笑)
GM:入りませんでした! 実を言うと陽介もですよ。二人は最初から、テレビに手を突っ込めたでしょ?
陽介:そうだった。ガーン。
GM:オーヴァードだから手を突っ込めるんだ。と思ってたけど、実は違ったんだな。
陽介:なんだってー!
完次:僕らは生田さんに放り込んでもらえたから、最初入れたんですね。
GM:はい。
智也:自分は縛られて連れて行かれました(笑)
GM:そうですね。《ワーディング》されて。
結人:あれは面白かったなー。
GM:ま、実はそうなんですよ。陽介も井波島に来た時に、彼とちょっとは接触してるんですよ。
陽介:そっか、年単位で前の話だからなー。
GM:記憶にすらないでしょう。「キップ拝見します」ぐらいの。
陽介:その時にやられてたのか。「よくわかんねーけど、そうだったのか…」
GM:それと同時に彼女の姿が霧に包まれ変化します。古代の装束をまとい、薄く光輝く姿となって宙に浮かび上がりました。
結人:神様!
GM:私はイザナミ。まぁ、神です
一同:まぁ神!(笑)
結人:ザックリとした自己紹介来た(笑)
完次:これはご丁寧にどうも。
GM:「ここにいれば、侵蝕率も上がらないし、食物も睡眠も必要ありません」
陽介:「っていうか、ここの食べ物食べるとマズいんじゃないのか」
GM:「そもそも、食べ物もありませんけどね。だからしばらくはここにいてください」
結人:なんと。
陽介:「おいネコ、何とかならないのか」
GM:「えーと、デグチテレビが出ないネコ!」
智也:わたわたー。
完次:りさちーの通信で、外に連絡取れない?
GM:ザザザー。ザザザー。
完次:くそ、巻貝か!(※圏外の事)
GM:「霧をすべたるアメノサギリは、私が生み出した仮の姿のひとつ」佐々木がつれてた目ん玉のオバケですね。
完次:てめーがサギリンを作ったのか!
結人:俺の分も作ってくれ
GM:操られるよ(笑)
結人:冗談です。
GM:「ウシミツテレビとは、見る人の総意を映す窓として、私が作り出した装置です」
陽介:「総意…?」
GM:ま、多数決ですね。「そして、そこに映ったものは覗き趣味とゴシップ趣味の混じったくだらないものでした」
陽介:つまり、「完次君がそっち方面だと思う人ー」って多数決取ったら、50%以上の人が「そうだと思う」って言ったんだな(笑)
GM:そうそう。「完次君のフンドシ姿を見たい人」「うん、見たい」
完次:てめーら間違ってる! この世界は腐ってる
GM:でしょ。
完次:その点には同意する(笑)
結人:それを自分で映しといて、「ムキー、何でこんなのが映るのよ!」って感じの。
GM:「なんとも愚かだと思いませんか」
完次:確かに(笑)。言い返せない。
結人:まさかの同意。
GM:「人間が見たいのは真実などではなく、自分が見たいものだけを見たいと思っているのですよ」
陽介:誰でも見たくないものは見たくないんだよ!
結人:なんて後ろ向き!
陽介:むしろ完次のは見たくなかったよ!(一同爆笑) 多数決なら俺はNOに入れてたよ!」
完次:「いや、俺の話はもういいッスから!」
GM:でも、見たいって思ってる人が多かったんでしょう。
完次:くそ、この島に腐女子の何と多いことか。
智也:これが多数決。これが民主主義。
陽介:ま、YESの中には「フンドシ姿」じゃなくて、「完次のみっともない姿が見たい」っていうのも入ってただろう。「あいつには恨みがあるから、みっともない姿を見て笑いたい」
結人:なるほど。自業自得だな(笑)
完次:はい。…いや、もう俺は受け入れたッスから。
結人:強くなったな!
陽介:俺は受けだ!
結人:ちょ!?
GM:「まぁつまり、人間はそんな霧に包まれた世界を望んでいるんですよ」
陽介:「そんなことはないよ。それはお前が生み出したシャドウと一緒で、歪んだところだけなんだよ!」
GM:「歪んでいるとしても、それが人間の多数決でしたからね」
陽介:「歪んでるところだけをつまみ出して『歪んでる』とか言ってる、お前の方が歪んでるんだよ!」
智也:情報操作だ。
陽介:「お前がわざわざ、自分が見たくないところだけを見てるんだ!」
GM:「そんな事はないですよ。私は装置を作り出しただけ。それに何が映るかを決めていたのは、人間自身です」
完次:「確かに、俺のは見たくなかったッス。…だけどなぁ! それを受け入れて、俺は強くなれたんだ! お前がそうやって勝手に決めつけて、俺たちが成長するのを止める権利はねぇ」
GM:「君たちの成長は私にとっても予想外でしたが、嬉しいものでもありました」
完次:「だろ? 他のヤツらだって、その可能性があるって何で考えねぇんだよ」
GM:「ふむ。では他の人たちも、見たくない姿を見て、自分と戦って強くなれば良いと考えているのですか? それができる人が一体どれぐらいいると思いますか?」
完次:「一人じゃ無理だろうな。俺も一人じゃ無理だった」
陽介:「そんな事はしなくてもいい。でもそれを見て、全体を決めるのはやめろよ」
GM:「全体の多数決を取るために、ウシミツテレビを作ったのですよ。そして出てきた結果が、これですよ」
陽介:「それはシステムが間違ってんだよ!」
完次:まぁそこまでは事実として仕方ないよね。でも、だから霧に包もうじゃなくて、いい方向に持って行こうって考えにはならないのかな。完次の言葉として言えないけど(笑)
陽介:よくわかんねーけど、お前は間違ってんだよ!
完次:言いそうです(笑)
GM:「先ほど作った君たちを阻むこの壁は、人の総意です。真実を明らかにしようとする君たちを阻むもの」触ってみると、“否定”の感情が伝わって来る。
完次:(触る)「やめろ(棒)」「やめろ(棒)」
陽介:真実を明らかにするのはともかく、虚実をさらけ出す必要はないんじゃないかなーと思うんだけど(笑)
智也:だってそれじゃ面白くないじゃん。
GM:自分の真実はどうでもいいけど、他人が変なことになってるのは面白いじゃーん。
智也:他人の不幸は密の味。智也的にはどうなんだろう。自分のアレなナニを自覚させてもらったんだし…
陽介:アレなナニを自覚したのはテレビのおかげじゃないだろう(一同爆笑)。
結人:直己のおかげだろう。
完次:僕ちょっと考えたんですけど、「ウシミツテレビが映るのは何年製造以降のハイエンドモデルのみ」という事で、皆がそのテレビに買い換えるというメーカーの策略(一同爆笑)
GM:大丈夫です、廃物置き場のブラウン管にも映りました(笑)
完次:それがあるから違うんだなーって思った(笑)
陽介:最新ウシミツテレビ対応!
智也:マスコミ業界に続いて、メーカーの陰謀か。
陽介:電通から圧力がかかるよ(笑)
GM:まぁ、「このような人間たちなど、私の目的のために、魂を貰っても良いのではないか。そう思ったのです。君たちが邪魔をすると言うなら、ここに閉じ込めておく他はありません」
陽介:「俺たちを足止めして、どうしようってんだ?」
GM:人間たちの魂をいただきます
完次:その間に捕食しようってんだな。
結人:「お前の目的など、我々は知ったことではない。UGNチルドレンとしてお前を倒す。それだけだ」
完次:そうはさせるかー! って殴りかかっても、壁があるんですね。
GM:えーと、殴りかかって来ると《封印の楔》というエネミーエフェクトがありまして。これで全員のエフェクトを封じてしまいます。ほとんど身動きの取れない状況になってしまいます。
結人:うぬぬぬぬ。
陽介:(カクカクしてる)
GM:体は動きます(笑)。殴りかかっても、いつもの力が出ない。ペチっと止められてポイっと捨てられます。
陽介:いつもの力しか出ねぇー
GM:そうッスね! だだっこパンチしてるだけじゃないですか(笑)
陽介:「ぺ、ペルソナ! …出ねぇ」
智也:ペルソナが切れて力がでないよー。
結人・陽介:新しいペルソナよー。
完次:「エフェクトが使えねぇ…いつもの力が出ねぇ。これは、エフェクトが封じられたのか?」というメタ発言(笑)
陽介:うーん、でもペルソナが進化しても、ヒトコトヌシ以上の名前を思いつかない。
GM・結人:フタコトヌシ?
陽介:ダメだー! 一言で片付ける所に意味があるのに!(笑)
智也:そういえば、自分のペルソナ的なものを全く考えてなかった。
GM:特に良いですよ。エフェクトだから。
陽介:俺はエフェクトの演出の一部として、俺じゃないペルソナが傍らに立って力を行使する。
智也:せっかくペルソナだし、考えればよかったな。
結人:俺も考えたけど、ろくなモンを思いつかなかった。
完次:僕はフンドシ姿で出てくるんです。
智也:フンドシから離れようよ。
陽介:ヤマトタケルを呼び出して、「雄雄しいな」って思ったら、クマソを討った時の女装モード(一同笑)
GM:まぁきれいな女の人って思ったら、男だー。
陽介:ヤマトタケルだー。


完次:でもこれで、完次君は何もできなくなってしまいました。全員か。
GM:はい。というわけで、「君たちはここで足止めされておいてください」
結人:エフェクトがなくても【肉体】は10ある! ドシュ、ドシュっ(斬撃音)
GM:カイーンカイーンってされます。
完次:向こうの狙いは時間稼ぎか。
結人:なんとか出る方法を考えないとな。
完次:能力を封じられてるのと、壁をどうにかしないと。あと霧発生装置か。
GM:霧発生装置は本人ですからね。
陽介:(火吹き竹を吹くように)フーッ、フーッ!
結人:ちょ(笑)
陽介:これがバッステ扱いならタイタス切ればどうにかできるけど。
結人:実際、何をすればここから出してもらえるんだ。
GM:イベントなんで、ちょっと。
完次:「くそ、出られねーのか!」ってガンガン殴るけど、「やめろやめろやめやめやめ」
陽介:殴った音が「やめろ」になってるじゃないか(笑)
GM:まぁイザナミの話を聞いても聞かなくても、どっちでもいいですけどね。
完次:やりたい事はだいたい分かったけどね。
GM:人の魂をもらいます。
結人:もう少し詳しい話を聞きたいな。突然出てきて何を言ってるの、この人。
陽介:仕方ないから情報収集に走ろう。「人の魂を取るって、どうやるんだよ。そして魂をどうするんだよ?」
GM:「ふむ。そうですね…長い話になりますが。3千年以上前になります」
結人:その話、長くなりますか?(笑)
GM:はい(笑)
陽介:じゃ俺たちその間に…
GM:話を聞く気がないなら話しませんよ?
陽介:いやいや、聞くよ! 俺は情報収集兼引き伸ばしにかかってるから。
GM:はい。ではざっと説明します。古事記の話どおり、イザナギ・イザナミがこの日本の国を産みました。
陽介:実話だったんだ。
GM:はい、この話では。

 イザナミはこの日本を人の統治する国にしたかった。なので、火の神を産み死亡した時、この国の土と水とになって国を見守ろうと思い、黄泉の国へ去って行った。だが、夫であるイザナギは妻恋しさに死の国にまで来てしまう。

陽介:この世に一人しかいない片割れがいなくなるなんて耐えられない。
智也:ワシを捨てんでくれー。

 イザナミは夫を追い返すために一計を案じ、死骸を見せた。イザナギは驚き、恐れ、地上に戻って行った。

GM:「ひぃ怖い」って(笑)
結人:ヘタレにも程がある(笑)
陽介:神話的には色々あるんですけどね。

 千曳の岩をイザナギが設置し、黄泉への道は閉ざされた。イザナミは人に「死」を与えると言った。死なない者は成長しない。いずれ死ぬからこそ、次へ可能性の芽を繋いで行く事ができる。それに応じてイザナギは、与える死以上の誕生を約束した。イザナミは満足して黄泉の国に戻った。
 だがイザナギは、天に戻った後も悩み、あれはイザナミの策だと思い当たった。だが、すでに死の国への道は自ら塞いだ。

陽介:開けろよ!
GM:もう開けられません!
結人:自分で開けられないような閉ざし方すんなよ!
GM:神様の不可逆性というものですね。
陽介:新たに道を開けばいいじゃん。

 もう一度死の国に行こうと思えば、本当に死ぬ他はない。

陽介:よし、死のう
GM:よし、死のうと思って、イザナギは死にました
陽介:死んだんかい!(一同爆笑)
結人:イザナギー!!

 イザナギは自らの体をこまぎれにしてもらった。それは獣となり、魚となり、草となって、この国に住む者たちの腹に納まった。彼らはいずれ死ぬ。彼ら全てが死ねば、黄泉の国の妻の元でひとつの魂に戻れるはずだった。

結人:戻れるの?
陽介:まぁ神様だからいけるんじゃないのかな。っていうか、…ここまでやったけど、まどろっこしいから地上のヤツいっぺん全部殺すかー(笑)
完次:結構思ってたよりペース遅いな(笑)
GM:イザナギさん、結構こまぎれになって死んじゃってるから、そんなこと思えないんですけど。

 しかし、黄泉に行った者たちは、次の世代に生まれ変わっていく。イザナギの魂は黄泉の国でひとつになることはなく、次々に分かれていって薄くなって行った。

結人:魂を分割できないんだー!
陽介:一定量は黄泉の国にいるけど、自分の与えた産む方の力によって、一定量以上が帰っていく(笑)
GM:そうです
陽介:ダメじゃん!!
結人:本当にダメだ!
智也:力を持った者が無駄に即断即決するとこうなるっていう(笑)

 イザナギは、この国の人間の魂に溶け込んだのだ。この魂を宿した者たちの一部は、オーヴァードと呼ばれるようになっている。日本のオーヴァードを全て集めれば、イザナギの魂はある程度取り戻せるのだ。

陽介:きくたけ世界みたいになってきたな。
結人:イザナギ分の多い人間がオーヴァードになったのか。
陽介:イザナミ分が多いとジャームになる。
GM:そんなことないよ、イザナミ分は全部ここに集ってるもん。
陽介:そんな事言って、実は気づかへんだけでちょっと漏れてるんやって(笑)

 そして、イザナミは夫の意志を知りたかった。自分に会って、何を伝えたかったのか。

結人:これ、お前の旦那さんがアホかわいいだけじゃないのか(一同爆笑)
陽介:そこが男と女の思考回路の違いですって。

 人を全て集めればイザナギになるのならば、人の“総意”をまとめれば、イザナギの意志とはならないか。

陽介:それは違うだろー。
結人:そうだな、違うなぁ。
陽介:人間の中のイザナギ分が少なすぎて、イザナギ分が表に出てない。
智也:っていうか、ウチの旦那ってこんな事考えてたんだー。

 そう思い、イザナミは人間に“窓”を与えた。それはウシミツテレビとなり、人がそこに何を映したいと思っているかで、内容が変わるようになっていた。初めは実験だったが、そこに映ったものは余りにもくだらないものだった。人間ってこんなものか、とイザナミは思った。

陽介:まどろっこしいから、人間全部殺してイザナギにしてから話を聞こう!
GM:はい、まさにそうです!
陽介:やっろー!

 こんな人間ばかりならば、滅びてしまえば良い。人から魂を抜いてしまって、イザナギに戻しても良いのではないか。

完次:ちょっと待ってザナミン
一同:ザナミン言うな!
完次:途中でめんどくさくなったとか(笑)

 だから、霧をテレビの外に出したのだ。霧は人の魂を少しずつ侵蝕していき、やがては廃人とするだろう。廃人となれば魂が抜ける。今は井波島を覆うだけだが、いずれは日本全てを覆いつくそう。そうして、魂を全て黄泉の国に集め、イザナギを復活させよう。

GM:で、イザナギに何をしたかったのか聞こうかな。と。
陽介:アンタ何考えとん!? ちょっとは考えてから行動に移りなさい。
結人:お前だ、お前!
智也:ごめんよかあちゃーん。
陽介:「えっとな…大変言い難いんだけど、今や日本人は全世界に散ってるので、日本中を霧で覆ったところで、日本人は全滅しない」
GM:ではそのうち世界を覆い尽くせば良いだろう
結人:気の長いヤツだなー!
GM:神様だもん。今まで3千年以上待ってるんだもん。
完次:まぁ神様だし、「あ、ここだけじゃダメなのか。じゃこれ全部ならいいんでしょ?」ってやりそう。
陽介:もう、菩薩が救済に来るまで待てよ。たかだか数億年だろ。
GM:菩薩と自分、全然別の神様だし。
完次:「…いやー、よくわかんねーわ」
結人:ぶっちゃけふざけんなって感じだな(笑)。「お前と旦那のコミュニケーション不足のツケを俺たちに回すな!」
陽介:まったくだよ!
結人:「お前がもっと話し合えば良かったんじゃないのか、いきなり夫を追い返したりせずに。黄泉の国まで追いかけてきてくれたんだろ、何故そこで話を聞かなかったんだ」
GM:だって旦那さん、話すも何も「連れてかえるぞ」だったし。
結人:そこでシバき倒して話せば良かったんじゃないの?(笑)
陽介:これ、イザナギが出てきた所で、話し合いの決着は着かないんじゃないの?
GM:それは、何が言いたくてもう1回来ようとしたのかが聞きたいってだけ。
智也:とりあえずそこだけ。
GM:わざわざ死んでまで黄泉の国まで来ようとしたんでしょ? 何かしたい事があったんじゃないの? って。
陽介:人間を殺してイザナギにできるなら、死んだ人間からイザナギ分を取り出して、黄泉の国に残しておくことはできないのか。
GM:そんな事できるわけないじゃないですか。
陽介:なんだよ、融通きかねーなー!(笑)
GM:だって人間を生まれ変わらせるって言ったの、神様だしー。
智也:あれはイザナギが言ったことだから、イザナギに言って。
完次:今回の話で一番の聞き所は、「よし、死のう」ですね(一同爆笑)
結人:全くね! それは俺も思ったけど。「そうだ、バラバラになろう」
陽介:「イザナミのいないこの世に何の未練があるものかー」
智也:だから日本にはハラキリの風習があるのですね。
陽介:真意が知りたければ死ねばいいという(笑)。ねーよ!
完次:「そーか…じゃ、俺の中にもそのイザナギ分とやらがあるってことか」
智也:ま、日本人はイザナギ・イザナミの子孫ですから。
陽介:一応神としては別系統じゃ?
GM:「…長話になりましたが、私のやりたい事は理解できましたか?」
完次:PL的には理解できたけど、完次君は理解できてない(笑)
結人:は? 何言ってんだコイツ、神様なんているわけねーじゃん。
完次:ちょwww神様とかwww
GM:「まぁ、ここでゆるりと時を過ごすが良い。そうすれば、私は目的を達することができるから」
陽介:俺たちがここにいる間は、イザナギ分は集りきらないぞ
GM:最後にもう一度来ますよ
陽介:くっそー。
完次:僕らは最後に回収されるんですね。
GM:「あなた方が一番この世界について詳しいから、あなた方を閉じ込めておく事は有用だと判断しました」
陽介:日本一マジメで日本一くだらない理由でガッカリしたぞ
GM:まぁ神様なんてこんなもんですよ。そういうわけで、すごくくだらない理由であなたたちをここに閉じ込めて日本を滅ぼそうとしています。
結人:許さないぞ。
完次:くそー、ザナミンめ。
GM:「では、そういうことで」じゃ、と言って去って行きます。
結人:じゃ!
GM:ここでシーンが切れます。
完次:ザナミーン!」って叫んでシーンが切れます。
GM:え、叫ぶの!?
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