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2012年10月17日 (水) | Edit |

フォーゴトン・レルムの闇は深い。闇に輝く星々ですら呑み込む程に。
これは、その闇を払った冒険者たちの、伝説のメインストーリーの一節である。

今回の物語は、大谷周辺が舞台だ。
イニエスタの故郷であるこの地は、デーモンの脅威にさらされ続けている。
アーケンラーヴを連れ、ようやくの帰還を果たした彼らに、長老のネンティアークが重大な事を告げた。

D&Dキャンペーン フォーゴトン・レルム英雄譚
第5話 「地の底より湧き出るもの」


――起死回生の策、成るか?




◆オープニング◆

 インピルターから大道へ旅を続ける一行。
途中のウスメアで、以前デラスに雇われていた発掘隊の残りと出会う。
第1話でケイティとイニエスタが出会った、怪我人たち(もう完治している)だ。
デラスがコアミアで不慮の死を遂げたため、迎えが来ずにウスメアで野宿している(森で野宿していたらエルフに追い出された)。
彼らにダンサロスの話を少々聞き、少々の金をやってコアミアに返す事にした。
隊長はコアミアに話を付けに行っていて留守だったが、スチュアートが副団長と取引。
発掘したものやデラスについての証言をする代わりに、コアミアへの船代を出した。

スチュアート:「この手紙を持ってアイウーン神殿に行けば、君たちの身分を保証してくれるだろう」と手紙を渡しますよ。…どう保証するかはともかく(笑)
GM:「これは助かります。では、私たちは荷物をまとめてコアミアに向かいます」
イニエスタ:あれ、騙されてる?

 ウスメアの代官が彼らにテントを貸したりしていたということで、代官にも挨拶をしておく。
コアミアとインピルター、大谷の間で国際問題にならないようにと、細かい配慮。
 ウスメアで食料などを補給して、イエシェルマールへ向かった。
大道をはさんで南側、レシアー森林はまだエルフの生活圏で、そこそこ安全にイエシェルマールへ到着した。



◆ミドル◆

 イエシェルマールは森の中に突き出た、高い木の塊が目印だ。
中心にある塔には植木鉢が並べられて、木の塊のように見える。
周囲に物理的な壁は見えないが、木が蔦と複雑に絡み合って人を寄せ付けない。
魔法的な障壁もあり、入る方法を知らないと入ることすらできない。(※この世界での話です。原作設定は分かりません)
もちろんイニエスタは障壁を越える方法を知っていて、難なく四人とリリアは中に入った。

GM:中に入ると、イニエスタの顔見知りのエルフが「イニエスタ!? 生きていたのか!」と駆け寄ってきます。「お前、どこ行ってたんだ?」
イニエスタ:探さないで下さい」って書置き残して出かけたのになー(笑)
GM:「いや探すだろ普通。捜索隊が出たんだぞ」
イニエスタ:マージで~?
スチュアート:軽っ!!
GM:マジだよ! まぁデーモン退治やみまわりの途中に足を伸ばすぐらいだけどさ。ま、ネンティアークに挨拶して来いよ」
イニエスタ:「うんわかったー」
GM:…イニエスタ、軽いなぁ(笑)

 ともかく、長老であるネンティアークのいる塔へと向かった一行。
応接室に通され、イニエスタとアーケンラーヴだけがまずはネンティアークの部屋に呼ばれた。
諦め顔のネンティアークだったが、目的は達してきたというイニエスタに満足して小言を言わなかった。

GM:「ところで、お前が連れて来た連れだが…どんな者たちだ?」
イニエスタ:「サーイから来た神官と…」
スチュアート:コアミアのアイウーンの神官とー。
一同:神官!!
スチュアート:神官ですよ!
イニエスタ:てっきり暗殺者かと(笑)
スチュアート:まぁ〈宗教〉持ってないですけど! 〈盗賊〉は持ってますけど!
イニエスタ:あと、そのコアミアの人の従者らしいです。
GM:「そうか…いや、お前たちが入ってきた時に、結界が妙な反応をしてな? …まぁ、誤作動かも知れんな」

 デーモン退治を手伝うというスチュアート、ケイティに礼をし、最近判明した事を話すネンティアーク。
デーモンに食料として捕らえられたエルフが一人生還したが、彼は自分が捕らえられていた洞窟にゲートがあったようだと話したのだ。
そこで、ネンティアークらが陽動をしかけている間に、イニエスタたちは洞窟に入ってゲートを破壊して欲しい、ということだ。
快諾した一行に、ネンティアークは「発掘品だ」と、“エクソダス・ナイフ”を3本を渡す。
今回出したこのナイフは、本来の“壁を四角くなぞれば扉になり、中に異次元空間ができる。8時間持続”というのに“使い捨て”という言葉が加わった品。
これで三回は大休憩できる。
翌日、リリアを置いて一行は洞窟に向かった。

 洞窟はダン森に入ってすぐぐらいの場所。
沼地の奥に岩があり、その陰に地下へ続く穴があり、それが洞窟だという話だ。
一行が沼地に来て、正午を合図に陽動作戦が開始された。
かなりの数のデーモンが音に釣られて外に出て行き、沼地には番をしていると思われる、アビサル・エヴィセレイター2体だけが残った。

スチュアート:…沼地、怪しいな
イニエスタ:〈看破〉とか〈知覚〉とかで、何か隠れてないか分からん?
GM:では〈看破〉で見破ってください。

 判定に成功したイニエスタ、沼地に何か潜んでいると見破ってから戦闘開始。
イニエスタの持つ弓が、“矢が障害物をすり抜けて位相移動する”ので、視認困難のペナルティだけで沼の中に矢を放った。
中に隠れていたのはカズリスというデーモンだった。
Lvは20で、防御も攻撃もそこそこ高いが、所詮は奇襲役。
HPは少ないので、結構あっさりと倒されてしまった。
むしろ、2体のアビサル・エヴィセレイターの方が大変だった。
逃がさない方が良いだろう、ということで倒したが、沼は[酸]の沼でダメージを受けるし、雑魚っぽいデーモンのくせにHPは高いし、1日毎パワーは使いたくないしで、そこそこ時間がかかった。

 酸の沼を越えたところで小休憩し、穴を降りていく。
かがり火や松明で明るい洞窟の中には、小型・中型のデーモンが6匹ほどいた。
2匹は奥にあった鉄格子のさらに奥に[瞬間移動]で逃げたが、それ以外を撃破。
鉄格子は二つあり、一つには鍵がかかっている。
かかっていない方にデーモンは逃げたのだが…

GM:鍵がかかっている鉄格子の奥は暗いのですが、腐臭が漂ってきます。
スチュアート:もしかして、食料庫か?
GM:その通り。鍵は〈盗賊〉判定で開けられます。
スチュアート:開けたぞ。で、中の人が「イニエスタを探しに行ったらデーモンに捕まった」とか言うんだ(笑)
GM:この状況ならありえる話ですねぇ。
イニエスタ:だから「探さないで下さい」って書いたのに~(笑)

 中には生きている者も死んだ者もいた。
治療したり水や食料を与えたりして、外の酸の沼の向こうまで運び、陽動部隊に拾ってもらえるようにした。
 小休憩を済ませ、デーモンが逃げて行った、鍵のかかっていない鉄格子の奥へ進む。
下り坂で、しばらく進むとその先はちゃんとした通路のような形になっていた。
完全な暗闇になったので、アーケンラーヴのライトを付けて辺りを照らす。
曲がり角の辺りから、周囲にくもの巣が張り巡らされていた。
さっき逃げて行ったデーモンが、そこでくもの巣に引っかかってもがいている。
移動時に引っかかり、減速状態にする罠だ。
くもの巣に引っかからずに進んだスチュアートが慎重に奥をのぞくと、天井に大蜘蛛のようなデーモンが張り付いているのに気付いた。
一歩戻り、ライトの範囲で戦う。
大蜘蛛はベビリスというデーモンで、イニシアチブ20と10で2回行動する強敵だ。(でもどちらも1標準アクションしか取れないので、結構不便。)
この後大休憩をすることにして、パワーをつぎ込んでたこ殴りにした結果、沼地の遭遇よりアッサリ片付いた。

 ベビリスを倒した後、くもの巣を払いながら周囲を探索する。
床のタイルの下に隠された、大きな穴を発見した。
エクソダス・ナイフを使って大休憩をした後、一行はロープを垂らして穴に降りて行った。



◆クライマックス?◆

 穴を降りた先は、巨大なきのこが群生する洞窟だった。
奥に、怪しげな陽炎を吹き上げる場所がある。
そこが、アンダーダークに繋がるゲートだろう。
当然、ゲートを守る敵がいる。
ポッド・デーモンとポッド・スポーンたちだ。
ポッド・デーモンはスポーンを爆弾と化して爆発させたり、スポーンに精神を移し替えたりとトリッキーな戦い方が出来る。
増援を心配した一行は、(ポッド・デーモンがさほど強敵ではないので)ゲートの解除に取り掛かった。
ゲート周辺は熱気でダメージを受けるほど暑く、技能チャレンジの難易度も高かったが、総出で取り掛かって何とか成功させた。
その後、ゆっくりデーモンらを退治した。
逃げては遠距離攻撃を繰り返すデーモンに手を焼いたが(ついでにキノコから出る胞子で視界不良になるのも面倒だったが)、捕らえてしまえばHPも多くない敵なので、簡単に倒された。



◆エンディング◆

 洞窟に残党がいないことを確かめた後、一行は外に出た。
怪我人らは上手く陽動部隊と合流できたらしく、イエシェルマールに戻った。
英雄の凱旋だぞー!
久々の快挙に沸き立つ人々に手を振り、塔に向かった。

 今後の方針としては、
・今回発見した“ワープポータル・ディスカバリャー”でゲートの位置が発見できる(というアイテムを作った)ので、ゲートを探して潰す事。
・ダンサロスの奥には、まだアーケンラーヴに関係する何かが眠っていそう(発掘隊談)なので、ダンサロスを発掘する事。
・とりあえずイエシェルマールの方が優勢になる程度まではデーモンを退治し、その後サーイに向かう事。
といった具合の事が決定された。
ちなみに今回から、アイテムの入手が困難になっている(貨幣経済が発達していないため)。

 (遭遇回数)D4を振る。1…スチュアート 2…イニエスタ 3…アーケンラーヴ 4…ケイティ
 割り当てられた人が、D20を振る。 10以上…アイテム 9以下…お金(D10×1000gp)
 アイテムだった場合、1D(ウィッシュリストに書いたアイテム個数に近いダイス)を振り、ランダムで出現アイテムを決定する。

という割り当てで、今回ゲットしたのはポータル発見器(スチュアートのウィッシュ)、+4フェイジングウェポン(イニエスタのウィッシュ)だった。残りはお金。

 次はランダムダンジョンとランダム遭遇(ほぼデーモン限定)でどこまでやれるか。
お楽しみに?
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