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2012年08月09日 (木) | Edit |


◆クライマックスフェイズ◆



GM:先ほどの扉を開いた先は通路になっていました。その先は、相当に広い空間です。そこらじゅうに植物が繁茂し、見慣れない動物たちがうろうろしています。
アル:サーベルタイガーだー。
GM:モアとか。(マップを広げて)マップには地図の1区画以下の狭さで描いていますが、そんなモンじゃない広さだと感じますね。
めぐみ:(マップを見て)何だ、この慰霊碑。
流星号:ここに持ってこられたんですね。
めぐみ:慰霊碑をわざわざ地上にあったのと同じ場所に設置した?
アル:ここを作ってたら天井から落ちてきてさー(笑)
GM:まぁ、ただ単に同じ場所の方が良いかなーと思っただけです、GMが。まぁ、そこら辺にモアとかドードーとか…
アル:シーラカンスとかー。
GM:シーラカンス!?
アル:Aオーヴァードなら…(※水陸両用で空を飛ぶ魚も簡単!)
GM:いえ、ただの動物です。オーヴァードじゃないの。まぁそんなのがノソノソ歩いています。
めぐみ:すごい、見たことない動物ばっかりだ! 調べなきゃー♪
GM:ではそうやってキラキラして見回していると、木の上から声がしました。そこには鮮やかな黒とオレンジのオオハシという鳥がいます。そのオオハシ君が、あなたたちに人間語で話しかけてきました。
流星号:オオハシ君じゃないか。
めぐみ:知り合い?
アル:中学校時代の友達
GM:オオハシ君が言うには、「君たち、ここに入ってきてはいかん。特に、その人間の子供は…動物にされてしまうぞ
めぐみ:なるほど!
アル:願ったり叶ったりだー!(一同爆笑)
めぐみ:ゲフンゲフン。「ど、どういうこと? もっと詳しく説明してもらわないと」
GM:「動物にされて、人間の言葉を忘れた者は、外に出してもらえるんだ」
めぐみ:「なるほど。動物が溢れているのは、元々人間だったのが動物にされてしまったということかー」
GM:「そのようだ。子供は順応力が高いからか、あっという間に人間の言葉を忘れてしまったのだ。そして動物となって外に出て行った。私は年寄りだから順応性が低いのか、いつまで経っても動物語は上手く喋れん」
めぐみ:「そっかー、それは良かったような(笑)。こんな事を引き起こした人物はどこにいるんです? 僕らはそれを調査に来たんです」
GM:「あ、あいつだあいつ! 早く逃げんといかん!」
めぐみ:え、あいつ?
アル:後ろ後ろー。
GM:眼鏡の似合う知的な女性がやってきました。
めぐみ:「檜垣さん! 檜垣さんじゃないか」
流星号:「ご主人ー!」
GM:「いらっしゃい」
流星号:「ご主人、会いたかったぞご主人。どこにいたんだ?」
GM:ここにいた
流星号:「そうならそうと教えてくれれば」
アル:あなたったら、ご飯の時間になっても帰って来ないんですもの。
めぐみ:だってプチ家出してたんだもんー。
流星号:「何であの時追っかけてきてくれなかったんだ!」
GM:「だってあなた、足速いし」
流星号:…はぁ(溜息)」
めぐみ:やばい、柴犬に溜息つかれる(笑)
流星号:「途中で待ってたのに」
アル:正気に返るのが遅い(笑)
GM:「すっかり見失ってしまったからね。まぁとにかく、あなたはAオーヴァードに覚醒したのね。良かった良かった」
流星号:「えーおーばーどって何だ?」
GM:「あなたみたいに、考えて、喋れる動物のこと…かな?」
めぐみ:そうなの?(笑)
流星号:「何言ってるんだご主人、今までも喋ってたじゃないか」
GM:「でも、私の妹の言葉は、あなたには分からなかったでしょう?」
流星号:「そういえば」
GM:「でも、そこの森川君は喋れるのよね?」
流星号:「あぁ、町で初めて会った時に、ご主人だと思って飛びついちゃった」
めぐみ:じじ、じじ実はしゃべれるんです。
GM:良かったね、新しいご主人ができて
流星号:ガーン!!「そんなこと言うなよご主人! ひどいじゃないかご主人!」
GM:「あれ、そういう話じゃなかったの?」
流星号:どうしてこうなった
アル:プチ家出したからじゃないかな?
GM:「あなたはまだ、私の飼い犬でいてくれるの?」
流星号:「一緒にあの家に帰ろう、ご主人」
アル:それなら私と一緒にコイツらと戦ってよ。
GM:「でも家、潰れちゃったね」
流星号:「そんなことはどうでも良い、家に帰って前のように過ごそう」
GM:「前にはもう、戻れないよ。ここの人間はね、みんな動物に変えちゃったから。だから前には戻れないよ」
流星号:「何でそんなことするんだ、ご主人。俺だけがいればいいじゃないか!」
GM:いや、それはどうかな」(一同笑)
流星号:がーん! ヒドイ。
GM:「動物はたくさんいた方が良い。ねぇ、森川君?」
めぐみ:微妙」(一同爆笑)さっきからずっと考えてたんだけど、「人間を動物に変えるのは邪道だ!」
GM:「これは1つのステップなの。私はね、動物の権利を人間に認めさせたいと思っている。人間が動物の言葉が分かれば、少しは動物の気持ちがわかるんじゃないかなーと思って。Aオーヴァード同士は捕食しあわないという論文を読んだ。つまり、人間と動物がコミュニケーションが取れるなら、ある程度動物との格差が解消されるんじゃないかな」
めぐみ:「なるほど。それは僕も思っていた。でも、人間を動物並にすることは、種としての退化だ。やるなら、動物を人間の方に押し上げなければダメだ。だから僕は《ウィズダムアップ》を研究して、動物に知性だけを与える方法を研究しているんだ。こんな事をしてしまったら、地球上の生物は種として退化していく一方じゃないか」
GM:いいじゃない」(一同笑)
めぐみ:!! 思わず皆と顔を見合わせる俺(笑)
ラスカル:退化すれば、いいじゃなーい
アル:人間に《ウィズダムアップ》を与えるという進化の方向も(笑)
めぐみ:なるほど!
GM:「とりあえず、一旦人間を動物にすれば、動物の気持ちが身にしみてわかるじゃない? そのあと、動物を人間に戻せば」
アル:「戻すアテはあるのか!?」
GM:「私の領域を解除すれば戻るよ」
めぐみ:なるほど。
アル:動物語に順応しすぎて、人間語を忘れる(笑)
GM:まぁ、順応したのが早ければ、人間語に戻るのもすぐですよ。順応しにくかった人は、外国語喋ってる日本人みたいな感じで、日本語を忘れる事はないんじゃないかな?
めぐみ:なるほど。
GM:まぁそういうワケで…「人間同士でも争ってる。言葉が通じても、気持ちが理解できない人の方が多い。だったら、人間に動物の世界を無理矢理にでも知らせようと思ったんだ。“人の身になって考えろ”って言うでしょう? だから、人間を動物に変えてみたんだよ」
めぐみ:言ってる事は正しいが、やってることはメチャクチャだ(笑)
GM:「山川市を封鎖してから、20日。そろそろ、集団幻覚で済ませるには難しいね。記憶操作にも限界がある。そろそろ、世界の人たちにも伝わっているでしょう。――UGNの介入を遅らせるために、私は光の壁を作ったんだ。やったのは私じゃなくて、この動物たちの魂だけど」と、慰霊碑をトントンと叩いたら、慰霊碑からモヤモヤモヤーと黒いモヤが出てきます
めぐみ:何と!? 怪しい。
GM:ハンドアウト! 「動物たちの魂」
一同:何だと!?

動物たちの魂
 使命:自分たちの存在を人間に認めさせる。
 背景:死んだ動物たちの魂が集ってできたRBとAオーヴァードの集合体。

めぐみ:アナログマの魂がこんなに!
流星号:彗星号兄ちゃんじゃないか!
アル:捕食されたチデヂカの魂がこんな所に!
GM:ええ、彗星号やアナログマの兄弟、チデヂカの魂の他にも、山川空襲で死んだ動物たちの魂…すごいたくさんいるんだけどね。
ラスカル:最初の方は、マトモな生物がいないと思ってたが(笑)
GM:ええ、最近死んだやつらですね。山川空襲で死んだのは、50年以上も前です。
めぐみ:最近、ろくな生物が死んじゃいねぇなー
GM:「この慰霊碑は、戦争で死んだ人間の魂を慰めるためのモノだよね。人間の都合で起きた戦争、でも供養されてるのは人間だけ。彼らは、それが許せなかった」
アル:ほう。
GM:そして、黒いモヤはこう言います。「我々は、見捨てられた。なかった事にされた。ニンゲンは、我らを家族と言っていたのに。捨てられた。恨むぞ、ニンゲンども…」
めぐみ:その頃の人間は、家族なんて言ってなかった気がするけどな(笑)
GM:最近死んだ動物が言ってるのかも知れませんね。
流星号:競馬場に行けば馬頭観音が祀られていますよ。
めぐみ:そんな特殊な例は良い(笑)
GM:「彼らの恨みには正当性がある。私はその手助けをして、私の目的も一緒に達成できれば良いと思っている。みんな、私の私の仕事を手伝ってくれない? 君たちなら、歓迎するよ」
めぐみ:「具体的にはどんな仕事?」
GM:「動物の世話」
めぐみ:はぁ…やっても良いかも。
GM:「ほら、人間から動物になって時間が経ってない人は、余り動物の世界に慣れていないでしょう? だから、狩りの仕方を教えたり、動物の言葉を教えたりする。そんなお仕事」
流星号:人間が立派な動物になれるようにするためのお手伝い。
GM:そうそう。
アル:捕食しあう動物たちが、身をわきまえて、互いに捕食しあうようにするのを手伝う(笑)
GM:ええ、ちゃんと狩りができるようにね。
めぐみ:ダメじゃん!
GM:みんな手伝ってくれないのかなー? って顔してる。
流星号:ご主人、何か変だ。変だけどご主人だし。
GM:あ、そうだった。<情報>判定が1回行えますよ。動物の魂の【秘密】ですね。
アル:あぁ、(ころころ)よし、クリティカルしている。
GM:では秘密です。

 山川市周辺で死んだ動物たちの魂が、慰霊碑周辺に集まってRBと化した。彼らはRBであるが、精神は動物である。人間の都合で死んだとしてもきちんと供養されない動物たちを、人間たちは忘れようとしていると思い、それを恨んでいる。“ドリトル”に取り付いている。
 ロイスを結んでいるキャラがメジャーアクションで<意志>8に成功すると、正気を取り戻し“ドリトル”から離れる。

GM:というわけで、動物の魂に入ってるのは、彗星号、チデヂカ、アナログマの兄弟といった所でしょうか。
めぐみ:ほほう。みんな、ロイス枠は残っているか?
アル:流星号がロイスを持ってる。
流星号:はい。でも<意志>ですか…。
めぐみ:大丈夫、支援があれば成功する。
GM:というわけです。檜垣が吸収してた、っていうのはこいつらですね。
アル:吸収してるというか、取り付いてたのか。
GM:うーん、互いに求めていたので。檜垣は彼らを受け入れたかったんですね。
アル:共存共栄。――で、どうしよう。戦闘して良いの?
めぐみ:うーん、良い反論が思いつかない。
GM:では、「手伝ってくれないの? じゃ、残念だけど、ここまで話しちゃったんだから、死んでもらうしかないなー」
アル:はぁー!?
めぐみ:「こんな事をしてちゃダメだ! こんな事をしても、世界は変わらない。この一画だけは変わるかも知れないけど、この事が世界に広まればあなたはやがて排除される。そしてこの動物たちも排除される」
GM:「じゃ、排除される前に世界中にこの現象を広げましょう」
めぐみ:「できるの!?」
アル:ジャーム化してるから(笑)
GM:あとEロイスが3個使えればできるようになる」(一同爆笑)
流星号:ひどい。
アル:地球1つを1シーンとGM権限ですればOKですよ。第六天魔王も合体するぐらいですから。
めぐみ:そりゃひでぇ。
ラスカル:俺としては、チデヂカとコイツが組んでる以上、コイツと戦うしかないんで。
めぐみ:本当だー。
アル:じゃ、説得は流星号に任せて、俺たちは普通に戦えば良いんだな。
流星号:「彗星号兄ちゃんは、本当にそんな事を望んでいるのか!?」
アル:飼い主と一緒になれてとても幸せです。注:個人の感想です(笑)
GM:「彗星号はね、残念ながらあの地震で死んでしまったの。だから、この魂の中にいる」
流星号:これを説得できれば――この【真の使命】の扱いはどうなるんだ?
GM:……そういえば、どうしようと思ってたんだったかな。
めぐみ:ちょ!?
流星号:飼い主に敵対するものを倒す、ということなので、第1ターゲットはアナログマ。
ラスカル:消し炭になりたいのか
めぐみ:アナログのくせに強気だ!
アル:PvPが発生したー!
GM:とりあえず、一番飼い主に危険を及ぼしているのは、動物の魂ですね。
流星号:まずは説得して外そう。
アル:意識の集合体は人間の精神に多大な負担をかける。
GM:そのせいで、時々キレてたんです。
アル:そしてプチ喧嘩。つまり、喧嘩の原因はあの動物の意識の集合体なんだよ!
一同:なんだってー!!
アル:よし!
ラスカル:キバヤシみたいだ!
めぐみ:イタチさんみたいだ!(※秋野さんのDXでやってたキャラ。うさんくさいが説得力満点)
流星号:イタチさんに言われたらしょうがない。
GM:イタチさんいるの!?
流星号:そこら辺にいる動物のイタチが。
アル:イタチのAオーヴァードが「話は聞かせてもらった!


GM:では、これが魂。死んでなかったので、ちぎれしっぽが出てきます。
アル:めんどくさーい。倒しとけば良かった。
GM:そしてチデヂカ。
アル:チデヂカも倒しとくんだった!
GM:あとは檜垣ですね。では、戦闘開始です。
めぐみ:衝動判定だな。その前に、登場を忘れていた。
GM:そういえばそうですね。
ラスカル:5。
GM:飛ばしてんなー。
めぐみ:俺は90か。衝動判定で100超えるのは確定だな。
GM:で、その衝動判定にEロイス“堕落の誘い”を使用!
めぐみ:失敗したら即100%になるんだよね。
GM:目標値は<意志>で9です。
アル・めぐみ・ラスカル:成功!
流星号:失敗。暴走して、87から100に上がりました。
GM:では2D10侵蝕率を上げてください。
アル:16上がった!
めぐみ:17も上がった!
ラスカル:8だ。115になった。
GM:2D10で8? 低い!
ラスカル:D8で8を振ることも多かったのに。
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