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2012年06月04日 (月) | Edit |

フォーゴトン・レルムの闇は深い。闇に輝く星々ですら呑み込む程に。
これは、その闇を払った冒険者たちの、伝説の一節である。

今回の物語は、コアミアの港町・マーセンバーが舞台だ。
“スパイスの都”と呼ばれるこの町で、今、小さな悪が芽吹いていた。

D&Dキャンペーン フォーゴトン・レルム英雄譚
第2話 「コアミアの闇」


――それは人か、人ならざるものか。



1セッション1レベルアップ、アイテムは新しいレベル+1のマジックアイテムの値段まで買ってOK、というどんぶり勘定。
(宝物庫がないので、それほどのモノもないはず)
そのまま大谷に向かっても良かったが、できるだけ長く遊ぶために、色々と小さな話を追加することにした。
英雄譚としては小振りの話だが、きっと後世では各地に「うちの町に伝説の○○が来て、事件を解決した」という話が伝わることだろう。



◆オープニング◆

 第1話で0から貰った手紙には、「リリアが死んだらこの砂を異次元バッグに入れろ」という、非常に怪しい事が書いてあった。
だが、その事はパーティーメンバーにも告げず、スチュアートはアイウーン神殿へと挨拶に向かった。
マーセンバーのアイウーン神殿には、表の仕事に2人、裏の仕事は1人という小規模な出張所だった。
裏の仕事をしている“25”のクリストフは外出中だったので、神官に伝言を頼んで彼は宿に戻った。

 宿に戻ってしばらくして、クリストフが訪ねてきた。
彼が言うには、ここ1ヶ月で娘が2人行方不明になっているという。
船が出る3日後まで、調査を手伝う事にした。
そういえば、リリアがまだ帰ってきていない。
10歳ぐらいの彼女が、娘をターゲットにする誘拐事件に巻き込まれるとは思いがたいが…。

 その頃、リリアはスパイスの香りに惹かれて港町を歩いていた。
宿にいるイニエスタとケイティに、何かお土産を買って帰ろう…そんな風に思っている。
そこに声をかける、一人の老婆がいた。
「神官様、どうか哀れな死者に祈りをささげてください」
老婆に押される形で、リリアは彼女と共に路地裏へ消えて行った。



◆ミドル◆

 リリアと消えた娘二人の行方を追って、町を探し回る一行。
とある路地で、ゴロツキたちと遭遇し彼らを脅しつけて情報を聞きだした。
ゴロツキは、牢獄都市ウェイルーンを支配するギャングの一人、シャルート配下の下っ端たち。
彼らは二人の娘をさらって、ウェイルーンに運び出した。
今日一人追加があった。幼すぎる。
今アジトにいる娘は、その子供ともう一人の若い娘。
婆さんは悪いやつ。
 …娘の数が違う? と疑問に思いつつも、アジトに案内させて忍び込む、スチュアートとイニエスタ。
〈隠密〉技能の低いケイティとアーケンラーヴは、扉の外で待機した。
だが、ダイス目の関係でイニエスタが中にいた老婆に気付かれた。
「何の音だ? ちょっと見てきな」
「へい」
こちらに向かう足音、奥に行く足音、扉の音。
突入する事に決め、アジトの中で雑魚兵士・ティーフリングの剣士と戦闘。
剣士が姿を消すのに少々苦労したが、程なく倒した。
彼らが言うには、老婆と、若い娘は彼らの仲間。
若い娘が、さらってきた娘に言い聞かせると、娘たちは従順に言う事を聞いて、自分から町を出て行くという。
 部屋の奥のクローゼットには隠し扉があり、裏口に続いていた。
石畳の道で足跡はなく、裏通りなので人も見当たらない。
敵を軍警察に引き渡して事情を話し、リリアを探すよう要請する。
そして彼らはウェイルーン方向の門へと向かった。

 門番は、数日前に老婆が来た事を覚えていた。
馬車に乗って、閉門ギリギリの時間に孫娘と共に門をくぐったそうだ。
2~3日後に一人で戻って来たが、門番は特に不審に思わなかったらしい。
一行はここで夜まで張ることに。
〈隠密〉の低い二人は、門番の宿直室の中で待機した。



◆クライマックス◆

 二人がじっと待つこと数時間。
夕暮れ時、老婆が一人門に近づいてきた。
お互い〈隠密〉〈知覚〉で隠れ、互いを探す。
だが、老婆が〈知覚〉で20を出し、互いを感知。
戦闘にもつれこんだ。
(老婆は逃げても良かったが、イニエスタのグレートボウの射程が40マスなのを考えると、戦闘が長引くだけだと判断してやめておいた)
意外に強い老婆…正体はナイト・ハグという悪のフェイだ。
人型の老婆に化け、油断させておいて他人を襲うというモンスター。
hpは大した事がなかったので、それほど時間もかからずに戦闘を終えた。

 そこでハグと取引をするスチュアート。
「我々は旅人で、今日さらったという子供を引き渡してくれたら後は関係ない。お前たちは見逃そう」
〈威圧〉〈交渉〉の結果、ハグはそれに従う事にした。
縛られたままアジトへ行き、扉越しに話しかける。
扉が薄く開いて、中から若い女が顔を出した。
 その瞬間に、ハグと女に襲い掛かるPCたち。
ケイティ以外は不意打ちに成功し、ハグはそのまま撃沈。
若い女…正体はサキュバス。
美女に変身できるデヴィルだ。
彼女の“チャーミング・キス”で娘たちを操っていたのだが、肉弾戦にはそれほど強くない。
総攻撃を仕掛けられ、あっさり倒されてしまった。



◆エンディング◆

 アジトの奥にはしばられていたリリアが。
先ほどまで“キス”で操られていたため、現状が理解できていないようだった。
そんな彼女にこんこんと説教し、後始末をクリストフに頼んだ。
恐らく、スーゼイルから1桁ナンバリングのメンバーが来て、どうにかする事になるだろう。
どうにか出航に間に合い、船上の人となった五人。
行く手には何が待ち受けるのか。
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