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2012年04月20日 (金) | Edit |
◆Middle07◆ ――ミスティ&ミハイル

GM:では、ドロールとフガフガ言う人が別室に呼ばれます。一人ずつじゃなくて二人で面接してくれるのが優しいね。
ミハイル:確かにね。
GM:皆さんがご指摘の通り、質問するのはインペリアルガードの団長で、国王陛下は黙って聞いてるだけ、という感じですね。団長が「ではドロール殿、貴方は何故今回インペリアルガード選抜に立候補したのかね?」と質問します。
ミハイル:さっきみたいな答えをするでしょうけど(笑)
GM:「そのような名誉、私以外にないと思っておりました…が!
ミハイル:が?
GM:「先ほど、私の考えは変わりました」「ほほう?」「あの、おいたわしいアリア様のお姿…あの方を守るのは、私をおいて他にない!」(一同爆笑)みたいな事を言います。
ミスティ:決まった! って顔ですね。
GM:ええ、ドヤ顔で。
ミハイル:キメ顔で。
GM:で、他にはどういう生活をしてきたか、どんな事が得意か、いざという時にアリア様を守る覚悟は。みたいな事を聞かれますね。で、「覚悟だけは十人前だな」みたいな評価を得て、次はリードランドの番です。
ミハイル:はーい。
ゼスト:がんばってー。

GM:面接前に何かある? 作戦会議を立てておくとか。
ミスティ:面接はキャラ口調でやるんですよね。
GM:説明をPL口調で混ぜてもいいよ。
ミスティ:どういう事を言おうかな、というのは考えてたんですけどね。
GM:何を言うかとか、相談しても良いよ。
ミハイル:私は特に喋る事はなさそうですが。
ミスティ:基本、お付きの人は余り喋らないという暗黙のルールはありそうですね。
GM:そうね、経歴を紹介したり、人柄に太鼓判を押したりする役目です。
ゼスト:あー、王宮に付いてきとけばここに出られたんだぁ…
GM:はい(笑)
ゼスト:でもここで入れ替わるとソレはソレで…。
ミハイル:「まぁ、ミスティ様は素直な方ですから」
ミスティ:余計な事まで言ってしまわないかどうかが一番心配です。「いや、先日も母がですね…」とか(笑)
GM:そっちかよ、余計な事って。
ミハイル:「そのような事を仰いましたら、わたくし一生懸命目で止めますので、気付いて下さいませ」(笑)
ミスティ:なるほど。
GM:それは難しいんじゃないのかね。【感知】低いよ。
ゼスト:見付からないように手をつねりますので、声を上げないで下さいませ。
GM:アー。
ミスティ:面接官に気付かれない程度に椅子を蹴ります。
ゼスト:ガッ。
GM:気付くから! 結構でかい音がしたよ?
ミハイル:「わたくしは、ミスティ様の性格や面接に挑む態度、覚悟に関しては大丈夫だと思っております」
GM:本当に?
ミハイル:はい。
ミスティ:でも、面接に入るまでのドアの入り方とか、椅子の座り方とか、お礼の仕方とかはめっちゃ何回も練習したんですよ。
GM:それはしてそうだ。
ミハイル:「練習どおりやれば大丈夫ですよ」
ミスティ:「はい!」
ゼスト:私が咳払いをしたら考え直して下さい(一同爆笑)
GM:ん、ん。
ミスティ:入念な打ち合わせを。
GM:まぁ、そこまで俺も心配してないから大丈夫だと思うけど(笑)。

GM:というわけで、リードランド領代表の方が呼ばれます。
ミスティ:言われたとおり、「失礼します」と入って、相手の方が「おかけ下さい」と言うまで座ってはダメですよ、っていうのをちゃんと守ります。
ミハイル:就職の面接みたいですね(笑)
ミスティ:まずは国王陛下にご挨拶。
GM:ドアは後ろ手に閉めない。とか、そういう必要な事を無難にこなした後、座らされて「これは皆さんにお聞きしているのですが」
ゼスト:まさしく就職じゃねぇか(笑)
GM:「貴方は何故今回、インペリアルガードの代表に立候補したのですか?」とか聞かれます。
ミスティ:キャラ口調で言うと上手くいかなさそうなので、概要だけ。
GM:うん。
ミスティ:元々は、父の事が好きで、父がインペリアルガードだったので、始めは父に憧れていたという気持ちだけだったんです。でも、リードランド大司教の下で修行に励むうちに、インペリアルガードであることの大切さとか、普通の人では出来ないという事だとか、王族を守る事は一般人を守る事にも繋がるという事を教えられて、それが自分にできるならこの国の役に立つためにもやってみたいし、父に一歩でも近づけるならとも思って、立候補しました。という感じです。
GM:なるほどね。そうすると、インペリアルガードの団長が、「ほう、貴方があのスコット=キャンベルの娘さんであったか。…国王陛下、キャンベルの娘でございます」と言うと、国王も「おぉ、そうかあのキャンベルのか…」
ミスティ:国王陛下にもお父様は知られていたんだと内心思っています。
GM:そりゃ、インペリアルガードぐらい皆知ってるよ。
ミハイル:30名ほどですからね。
ミスティ:それもそうか。
GM:「そなたの父は大変良くしてくれた。残念な事になってしまったが…」
ミスティ:「わたしは父以上のインペリアルガードになりたいんです!」という事だけを言おうと思っていました。
GM:なるほど。「確かに、おぬしならなれるかも知れんな」みたいな事を言われて、和やかなまま面接は終了する…という感じだな、この流れだと。文句を付ける隙がない(一同爆笑)
ミハイル:ははは、良かったー。

GM:その後、テンペスト領の二人も呼ばれて、中でホニャララとあったらしいです。
ゼスト:ホニャララー。ここで俺が付いて行ってると、「こいつはガキの頃から」とかいう話を。
GM:ぶち壊しだー!
ゼスト:俺が横から止められる(笑)
ミスティ:いや、コイツね、こんなこと言ってますけどー。
ゼスト:こんなすまし顔してますけど、ガキの頃は。
ミハイル:ガキの頃どころか、こないだだって俺に攻撃してきた(一同爆笑)
ミスティ:誰かその者をつまみ出せ。
ゼスト:ぎゃー! みたいな(笑)
ミハイル:むしろ私がつまみ出す! とか言われるんですよ(笑)


GM:では三回面接をやっている間に結構いい時間になって、晩御飯に呼ばれ、明日は桜朧公とアリア様の面接です。
ミスティ:こっちの面接の方が怖いですよ。だって、何聞かれるか分からないです。
ゼスト:あの桜朧公の性格からすると、本気で何聞いてくるか分からん。
GM:そんなことないよー。普通のことしか聞かないよ?
ゼスト:いや、多分最初に「ぶっちゃけー」とか(一同爆笑)
GM:言わねーよ! 大丈夫だよ!
ゼスト:えー。
GM:で、晩御飯は国王陛下と会食になっておりますけど。
ゼスト:やったー!
ミハイル:きたー!「訓練の成果を発揮する機会でございますね」
ミスティ:もう1回、もう1回だけ!」(一同爆笑)
ミハイル:「かしこまりました」(笑)
ゼスト:一方その頃、俺は選手村で各国の名物料理を「(むっしゃむっしゃ)なつかしー、コレ!」(一同爆笑)
ミハイル:「お客さん、コレ食った事あるのかい?」
ゼスト:「おう、ウン年前にな!」っていうのを満喫しています。
ミスティ:一番楽しそう(笑)
GM:では、そこでイベントを挟みましょう。「これうめー」と食っていたら、「だろ? それうめーだろ」と隣で見知った人が食ってる(一同爆笑)
ミハイル:座長!
ゼスト:「なんで師匠がここに…!」
GM:「いやー偶然だなぁ!」
ゼスト:偶然じゃねぇ! 探してねぇ!」(一同爆笑)
GM:「いや、俺も用があってな」
ゼスト:ちょっと待て、用があるからってチョロっと忍び込めるのか!?
GM:いやいや、スマルガントの選手村だから大丈夫。これが王宮で国王と一緒にメシ食ってたら大問題だけど。
ゼスト:そっかそっか。
GM:「どうだい、俺の言った通り、おもしろくなったろ?」
ゼスト:「っていうか師匠、密書に何書いたんだよ!?」
GM:「は? 密書? いやいや、ちゃんとお前が本物のテンペスト家の嫡男です、って書いただけだぜ」
ゼスト:「嘘付け、俺の幼馴染が顔色変えてたぞ」
GM:…そんだけ嬉しかったんじゃねーの?」(一同爆笑)
ゼスト:あっれー?
ミハイル:この人を問い詰めるのは無理だ。
ゼスト:今度親父に見せてもらうよ。
ミスティ:そんな事より、これ食えよ!
GM:「そうそう、遠慮すんなよお前の金だし」(一同爆笑)
ゼスト:あっれー!?
GM:「いやいや、領主の息子だろ? ケチケチすんなよ」
ゼスト:「領主から金流れてきてないから!」
GM:「あれ、まだ流れてないの? 本物だって名乗ったんじゃないの? 偽物の代わりに取って変わったんじゃないの?」
ゼスト:「名乗ってねぇ! 変わったらこんな所にいないよ。偽物は今王宮の中だよ」
GM:「そうかー、それは残念だったなぁ」
ミハイル:王宮の中では面白い事が待ってたというのになぁ。にやにや。
ミスティ:そうか、じゃぁツケにしてもらえ(笑)
GM:まぁ「ドコソコの宿屋に泊まってるから、何かあったら会いにきな」とだけ言って、また風のように去って行きます。
ミハイル:選手村で興行するのかと思った。
GM:残念ながら興行するわけではありません。
ミスティ:会いに行ったらいない。
ゼスト:そうそう、絶対いない。「今しがた出かけられましたよ?」
GM:そうそう。



◆Middle08◆

GM:では王宮。これから国王がおいでになる、という時に一つ事件が起きます。
ミハイル:事件?
GM:と言っても大したことではないのですが。ラクリマさんが、係りの人にちょっと顔色を変えて話していて。何事もなく会食は始まるんだけど、その席にロボゼストはおらず、ラクリマは「ゼスト=テンペスト様は、今少し体調を崩しておりまして、この席に同席できず申し訳ございません」と言いますね。
ミハイル:ほほう。
GM:国王も「テンペスト領からは長旅だからな。…しかし、テンペスト家の者が体を壊すとは珍しいな。ははは」
ゼスト:頑丈が取りえ。
GM:「そこらの村人を捕まえても並みの兵士並っていうお国柄なのにな、ははは」と近衛団長も笑って答えます。
ミハイル:ここは一言言っておきましょうかね。ラクリマさんに「よろしければ、わたくし医療の心得がございます。後で診療させていただいてもよろしいでしょうか」
ゼスト:はははは(笑)
GM:なるほど。それはどういう目的で言うの?
ミハイル:偽ゼストさんがエクスマキナだという事が知りたい。
GM:なるほどねぇ。ラクリマさんに「何かあった時には協力します」という雰囲気なら、OKが出ます。
ミハイル:もちろん、そういう態度です。
GM:じゃ「貴方は信用に足る人間のようだ。後で少し話を聞いていただこう」
ミハイル:こうやって友好関係を結んでおくんですよ。
ミスティ:さすが(笑)
GM:まぁ、国王陛下も「テンペスト家の者は仕方あるまい。我々だけで会食を始めよう」という事で。…この会食ですが、FS判定でございます(一同爆笑)
ミハイル:ご飯食べるのに判定がー!
ゼスト:みんながんばれ~♪
ミスティ:何という。ここであるとは思わなかった(笑)
GM:ちょっと面白そうなので判定を突っ込んでみた。
ミハイル:(FS判定シートを持ってきて)内容は…会食を成功させる?
GM:ボロを出さずに会食を成功させろ。
ミスティ:ははは(笑)
ミハイル:いかん、【器用】とか指定されたら私が失敗しそうだ。
GM:終了条件は5ラウンド。判定は【精神】、難易度20。
ミハイル:20!
ミスティ:分かりましたよ、一人入滅してる人がいるのでそれを見て笑わずに済むかどうか(笑)
GM:ソレだ。成長点は無し、進行値カウンターは最大10まで。
ミハイル:5ラウンド以内に成功させればOKですね。
GM:今回は特別に、5ラウンド以内に成功させなければ、ご飯が食べきれないというだけなので、食べるの遅いですね、とかお上品ですね、ぐらいで済みます。
ミハイル:はいはい。
GM:失敗しない方が重要かな。会食のFS判定

第1ラウンド
GM:じゃ、最初は【精神】です。大層な人たちの前で緊張せず、教わった事を思い出しながら食べて行きましょう。
ミスティ:はい。【精神】が高ければ緊張しないなら、そんなに緊張しなかったかな。
ゼスト:いや、性格もあるだろうし。
GM:セットアップは特にないかな?
ミハイル:ないんじゃないかな。じゃ【行動値】ですが…わたくしは7です。
ミスティ:15です。
GM:ではミスティから。ちなみに席順は国王、インペリアルガードの団長、ミスティ、ミハイル…
ミハイル:もろ隣に座ってるんですね(笑)
GM:そうそう。ライフェ領の二人、って順ですね。向かいの席が近衛騎士団長、ラクリマ、偽ゼストがいないんで他の大臣…という並びです。
ミスティ:これは2D振れば良いのかな?
GM:はい、何もスキルが無ければ。
ミハイル:2D+能力値で20を目指しますが、高ければ高いほど良いです。
ミスティ:20以上は意味は?
ミハイル:あります。差分が達成値になるので。
ミスティ:これ、《ダンシングヒーロー》ったりできる?
ミハイル:できます。
ゼスト:踊りながらメシを食う(笑)。怪しい人だ。
ミスティ:それが何故か華麗に見えるんですよ! じゃ(ころころ)10振りました。【精神】が16なので、26です。
ミハイル:差分は6ですね。
GM:進行値が4点上がりました。
ミスティ:踊り食いです。
ミハイル:ダンスで鍛えた優雅な仕草で。
ゼスト:緊張しなかった(笑)
ミスティ:料理が余りにも美味しかったので緊張が吹き飛びました。
GM:それもどうなんだ(笑)
ゼスト:ダンスで鍛えた精神力でどうにかした。
GM:それだ。で、進行値は3でイベントがあります。何とか緊張せず、教わった事を思い出しながらゆっくりと会食を進めていく。
ミスティ:やはりミハイルさんの教えはすごい。
GM:判定の能力値を【知力】に変更する。
ミハイル:良かった、私だ。しかし【知力】は13か…
GM:20だから成功はするだろう。
ミハイル:2Dで7なんだよね!
ゼスト:ダイス増やしてもいいのよ?
GM:会食の流れは、ゼストが欠席のテンペスト領は置いといて、ドロールがやらかしたライフェ領も置いといて(一同爆笑)、もっぱらインペリアルガードの団長が、スコットが活躍した昔話とかをして和やかな雰囲気です。
ミスティ:そういう話はすごい嬉しそうに聞いています。
ゼスト:すっかり昔話のキッカケになっちゃって。
GM:そうそう。
ミハイル:せっかくなのでフェイト1点使って…(ころころ)
GM:
ミハイル:あっぶねー! 21です!(一同爆笑)
GM:成功したのか(笑)、何とか成功。進行値は1点上昇。
ゼスト:1の出目以外、どれが無くなっても失敗だったな。
GM:フェイト使っといて良かったね。
ミハイル:本当ですよ。
GM:で進行値5のイベント。
ミスティ:上手い事切り替わって良かった。
ゼスト:次は【器用】になる?
GM:よく分かったな。メインディッシュが運ばれてきた。肉を綺麗に切ろう。
ミハイル:良かった、次はミスティだ。わたくしコレは苦手で。


第2ラウンド
GM:というわけで、次のラウンド。5ラウンドは楽勝だったな。
ミスティ:【器用】ですか。20か…【器用】9だから3D振って11以上出さないといけない。(ころころ)お、出た。クリティカルだけど意味がある?
ミハイル:ありますよ。1D+(6の目の数)点の進行値が上がりますんで、1D振って下さい。
ミスティ:(ころ)
ミハイル:終わりました!
GM:うぉ!?
ゼスト:華麗な肉さばき
GM:ミスティの華麗な肉さばきに、周りの者は思わず感嘆の声を上げてしまいます。
ミスティ:これはフィオに教えてもらった。
ミハイル:あの人、そういう事はちゃんと教えてるんですな(笑)
GM:国王陛下も感嘆の溜息をもらし、「すばらしい。余の肉も切ってはくれぬか」(一同爆笑)
ミハイル:へ、陛下!?
GM:だって他に演出が思いつかなかったんだもん!
ミスティ:「あ、そ、そんな大役を賜るわけには!」
GM:「素晴らしい、余が肉を切ってもらうなど、幼い頃母に切ってもらって以来だ」
ゼスト:すごーい!
ミスティ:陛下があのような事を申されたのは初めてだ…ざわざわ。
ミハイル:是非切っていただきたい。
ゼスト:じゃもう1回判定して(一同爆笑)
GM:うわ、上手く切れてねぇー! ってそんな事はありません。


GM:そういう和やかな雰囲気のまま、会食が終わりました。この流れではミスティで決まりだろうという勢いですね。
ミスティ:ドロさんがやらかす所を見たかった(笑)
GM:まぁドロールは元々上流階級の人なんで。
ミスティ:お作法は問題なさそうですね。会話の流れを空気を読まずに切ったりしそうです。
ゼスト:そこは隣の人が呪いをかけたり。
GM:仏の人が頑張ったって事でひとつ。
ミスティ:ドロール兄さん、それはヤバイですよ。
GM:そんな感じで。
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