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2012年04月18日 (水) | Edit |
◆Middle02◆ ――ゼスト

GM:では、ゼストが忍び込むシーンから。
ゼスト:はい。
GM:ゼストは師匠と別れたあと、明日出発というテンペスト領から出る傭兵団の所に…どうする、すぐ行く?
ゼスト:すぐ向かいますよ。いや…一応親父たちの様子は見ておきたいです。
GM:じゃ、実家に帰る?
ミハイル:実家に忍び込む?
ミスティ:堂々と帰ったら「誰だ貴様!」ってやられそうですね。
GM:「は? ゼスト? ゼスト様はここにおる!」とか。まぁ、実家の雰囲気はあなたが出奔した時と同じような、質実剛健、キビキビとした雰囲気ですね。あちこちで訓練をする、気合いの入った声が聞こえたり。
ゼスト:じゃ、遊びに抜け出してた壁の穴からゴソゴソと。何なら広げて(笑)ガッ。
GM:何の音だー!
ミスティ:その穴が塞がれずに残ってる事の方がビックリです(笑)
ゼスト:同じ所をもう1回開ければいいだけの話だ。えいっ!
GM:壁が破壊されたぞー! 曲者だー。
ミハイル:く、くせものー。
GM:…え、本当に?
ゼスト:座長仕込みの潜入術で!
ミスティ:メタルギア的な感じになってきました。
GM:それじゃ仕方ないな。中にいる兵士とか、勤めてる人には気付かれずに入ってきました。入ってどこに行くの?
ゼスト:親父の様子とか、俺の偽物の顔とか見れたらニャー。
GM:ニャルほどね。親父さんはいつもどおりの気難しい顔で、書類仕事をイヤイヤ片付けています。
ミハイル:執務室にいるんだね。
GM:はい。テンペスト伯に面会を求める者とか。特に今は送る傭兵団の身元の書類とか、そんなモノが大量に運び込まれてるので、辟易しながら確認してサインするという仕事を延々とさせられてますね。
ミハイル:「旦那様、明日までですから頑張って下さいまし」とか言われてる(笑)
GM:まぁそんな感じ。
ミハイル:後は偽物? それとも親父の所に顔出しに行く?(笑)
GM:ゼストの子供の頃の記憶によると、親父さんは超強いよ。ちゃんとデータがあるから、親父さんの近くに余り寄るのは危険だと本能が告げています(一同笑)
ミハイル:感知判定で気付かれちゃう。
ゼスト:子供の頃にやってたイタズラとかで、俺だとすぐ分かる合図があれば良いんだけど。思いつかないので良いや。
GM:そういうのは親父じゃなくて、ラクリマさんの方にありそうだな。余り親父さんと仲が良かった印象がないんだ。
ゼスト:俺もないです、ブッチャケ。
GM:今戻ったら問答無用で殴られる事は間違いない。
ゼスト:それぐらいなら問題ないけど。
ミハイル:無言で壁にかかったでかい剣を持って…《ボルテクスアタック》!
GM:親父さんは両手剣使いなので。
ゼスト:2回斬られる。
GM:まさにそれ。
ゼスト:マイナーでコチョコチョっとしながら、「ブンッ」って音がしたと思ったら十文字に斬られてるからね。
ミスティ:昔そういう事があったので、壁に穴が開いてるんです(笑)

ゼスト:じゃ、幼馴染のツラでも拝みに行くかな。接触しなくてもいいけど。
GM:ラクリマは、屋敷からちょっと出た広場みたいな所に、明日出る傭兵や正規兵、1000人ぐらいが集められて、身元確認とかされている。それを、書類を片手に見知らぬ男と二人で…いや、見知ってるけど見知らぬ男と二人で。
ゼスト:一応顔は知ってるのか。
ミハイル:鏡でしか見た事がない男が。
ミスティ:この人見たことあるわー、鏡で。
ゼスト:何だと? そんなにソックリなの?
GM:えー…【感知】は低いのか(笑)。まぁ、座長仕込みの潜伏術で、限界まで近付いて見てみると。
ゼスト:便利だな、座長仕込みの潜伏術(笑)
GM:座長をあんな人にしてしまったからには仕方ない。その男は、ぱっと見「うぉ、俺だ!?」って思うんだけど、小さい頃のあなたをベースに、超美化して、今の年齢に成長させたらこんな顔かなー、みたいな。
ミハイル:今の俺よりはかっこいい。
GM:かっこいいというか、もうちょっとお上品な雰囲気ですね。上流階級の感じの。ハイソな雰囲気。
ミハイル:紅茶飲んでハハ~ンって言いそうですね。
GM:そう、ハハ~ンって言いそう。鼻からゼスト
ミハイル:ピラピラしたブラウス着てて。
ミスティ:バラくわえてそうです。
GM:大分外れてきたな! 服装とかは普通です。隣のラクリマさんも小さい頃の面影があって、そのまま大きくなったらこうかな、という感じですね。ロン毛の美人という感じ。うーん、【感知】低いんだよな。
ミハイル:難易度を低く取ったらいかがでしょう。
GM:そうだな、じゃ難易度10で。
ゼスト:そうだ、俺は踊れば良いんだ。
ミハイル:座長仕込みのダンスで。
ゼスト:(ころころ)出目だけで10超えました。
GM:余裕じゃん。ラクリマさんは巷の噂だと、結婚決まってラブラブハッピーなところなんですが、婚約者と一緒にいるにしては通常運行、仕事だからしょうがなくやってる感。
ゼスト:いや、ヤツはいつもああいう感じだった。うーん…どうしようかな。
GM:ラクリマさんの性格や設定に希望はある?
ゼスト:特にないです。
ミスティ:ツンデレとかどうです?
ゼスト:いや、面倒くさいんで(笑)
GM:確かに面倒くさいな。
ミスティ:じゃヤンデレ
ゼスト:やめてや!
ミハイル:もっと面倒くさくなります。
ゼスト:そうですね、示し合わせて抜け出す時に使っていた、石つぶての合図を
GM:後頭部に(一同爆笑)
ゼスト:後頭部にしないですよ! 窓に「カツン、カツン」と当てる回数で合図が決まってるんで、それを近くの木にでもコツ、コツと。
ミスティ:ここでラクリマさんは【感知】判定に失敗して(笑)
ゼスト:おや、何か聞こえたかな? というわけで、「会えないか」みたいな合図を送ります。
GM:今ここではリアクションはありません。
ゼスト:音に気付いた気配は?
GM:それはある。
ゼスト:あの合図に反応しないって事は…だいたい分かった。とりあえず、ここは退こう。
GM:じゃ、入団手続き的な事はしないのね。
ゼスト:はい。ちょっと間をあけよう。


GM:では身元のチェックを終えた所で解散になるらしく、人がバラけて、ラクリマさんと偽ゼストも天幕の中に一旦入ります。その後しばらくして、ラクリマさんが一人だけ出てくるんですが…その合図って、どこで落ち合うとか決まってるの?
ゼスト:“いつもの空き地”ならぬ、合流場所が。“○○の木の下”みたいな。
GM:では、その木の下に現れますよ。
ゼスト:現れるんだ。じゃ、木の上から、「お前の隣にいたアイツは誰だ?」
GM:「やはりお前か。帰って来たのだな、ちゃんと。ふふふ、わざわざ偽物を仕立てて罠を張った甲斐があったというものだ」(一同爆笑)
ゼスト:「何だと!!」
GM:「それは半分冗談だ」
ミスティ:半分(笑)
GM:「話せば長くなるんだが…これはテンペスト伯の策略とか意志とか世間体とかが混じった結果でな」
ゼスト:「あぁ…何となく分かった」
GM:「いつまでも息子が出奔したままというのは、テンペスト伯として都合が悪かった」
ゼスト:「いや、あんなものを用意されては逆に戻りにくいじゃねぇか」
GM:「仕方ないだろ! 11年も音沙汰なしだったくせに」
ゼスト:「だからよ、せっかく帰ってこようと思ったのに、何だよあれ」
GM:「知るか、お前の裏目だ。あの偽物はテンペスト伯が高額で仕入れた、他人に変装できるエクスマキナだ」
ゼスト:「はぁ~ん」
GM:「顔の部分が液体金属でできていて、色んな者に化けられる。今は私の言う事に従うようになっている」
ゼスト:「なるほど」
GM:「で、お前はこれからどうする? 戻る気はあるのか、ないのか。あるのなら今からテンペスト伯に殴られて(一同笑)、あのエクスマキナと入れ替われば済む話だ」
ゼスト:「ま、せっかくだからユルガンを見物してからの方が良いな」
GM:「…相変わらずお前はそういういい加減な事ばかり言いおって。周りの人間の事も少しは考えろ」
ゼスト:「ユルガンを回れば、この国を一周した事になるから。一区切りは付くさ」
GM:ここで、はいそうですかと言うとでも思ったのか
ゼスト:あれ?」(一同笑)
GM:「連絡先が分かるようにしろ」
ミスティ:携帯持て!
GM:携帯番号よこせ!
ミハイル:伝心の人形を持て!
GM:それだね。2つ一組の人形があって、人形の手がマイクになってるのね。それに向かって喋ると、もう一つの人形がその通りに喋るという、まぁ携帯ね。ま、そんなモノを持って移動するのも大変なので、その指輪版。その指輪をピッと放られます。
ゼスト:「お、これはありがてぇ」
GM:「とりあえず、これで私には連絡が取れる。では、傭兵に紛れて行くのか?」
ゼスト:「そうだな。ま、よろしく頼むぜ」
GM:「別に、一人で勝手にユガミネイ公国に行って帰って来てくれても、私は一向に構わないが。まぁその際には今回のシナリオから外れるとだけ言っておく」(一同爆笑)
ミハイル:うわ、ラクリマさんかっこいいなぁ。
ゼスト:「せっかくだから親父の意表を突かせてもらうぜ。傭兵団の中に俺がいると知ったら、親父どんな顔をするだろうな」
GM:「なら、身分証明書はあるのか? なければ偽造するが」
ゼスト:「いや、それはこちらで用意してもらった。何なら見るか」ヒラヒラ。
GM:…お前これ、偽物じゃないのか!」(一同爆笑)
ゼスト:「思うよなぁ?」
GM:「マジか? 本物なのか?」
ゼスト:「本物らしいぜ」
GM:「おおお桜朧公の印章など私は見た事がないが、ちょっと本部に確認を取ってこよう」
ゼスト:「あぁ、この密書も一緒に見せてやろう」
GM:「この密書は私ごときが開けてもいいのか?」
ゼスト:「どっちにしろ、率いているのはお前だろ」
GM:「確かにそうだな」と言ってその密書を見ると、ラクリマさんは一瞬で真っ青になって「いかん。では私はこれで」
ゼスト:うわ!? ちょっと!!(一同爆笑) しまった、先に確認するのを忘れていたぜ!「ちょっと待て、何が書いてあるんだ!?」
ミスティ:何がいかんのでしょう(笑)
GM:50mぐらいダッシュしてから、「いいか、逃げるなよ!? ちゃんと傭兵団の詰め所の中にいろ!」(一同爆笑)
ゼスト:うわー、しまったなー。中身確認しとけばよかった。痛恨のミス。
ミスティ:何という豹変ぶり。
ゼスト:どうせ中身を確認しようと思ったら「座長の手紙。蜜蝋で厳重に封がされている」とかいって中身は見れないんだ(笑)
GM:ええ、封はされていました。
ゼスト:せめて背後に回っておくんだった。くっそー、座長めぇ…。
GM:えー、座長のせいなの?
ミハイル:あれは座長のせいでしょう(笑)
ゼスト:そうだそうだ。あれはヤツの豹変振りを俺に見せ付けてビックリさせるために違いない。
GM:なるほどね。
ゼスト:「あ、そうだそうだ。ついでに俺の分の手続きしといてくれよ」
GM:それはしてくれるでしょうね。色んな事が片付いた後で(笑)



◆Middle03◆ ――Master Scene

GM:では、いきなりフラグが立ってしまったのでマスターシーンです。
ミハイル:ほう。
GM:血相を変えたラクリマさんが走ってきて、テンペスト伯の所に来ます。
ゼスト:そんな。まだバラさないで。
ミハイル:もう無理っ。
GM:ゼストの渡した紙をそのままテンペスト伯に渡す。セリフは聞こえないんですけど。
ゼスト:ビックリしてる。
ミスティ:○○○○○○。×××××××。
GM:ビックリして慌ててるラクリマを、テンペスト伯が「ははーん」と嫌な笑い方をしながら、「ふん、あいつめ」みたいな顔をして書類を見て、何事か呟きます。
ゼスト:ほう。
GM:ラクリマさんはビックリして何事か言い返すんですけど、「命令だから」みたいな感じの事を言われて、引き下がっていくというシーンですね。
ゼスト:イヤだなぁ…。
GM:桜朧公の密書はテンペスト伯が持っていて、ゼストの身分証明書は他の傭兵のと一緒にラクリマが持って行ったようです。
ミスティ:密書閲覧なう。
GM:まぁ、そういうシーンでした。
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