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2012年04月17日 (火) | Edit |
◆Opening01◆ ――ミスティ&ミハイル

GM:まずはミスティのオープニングです。日頃の鍛錬をリードランド司教に見ていただいたあと、「後で話があるから、私の部屋に来なさい」
ミスティ:「はいっ」
GM:司教は60前ぐらいの、その年齢にしてはガッシリした体つき。そーね、年取ったジャッキー・チェンみたいな(一同爆笑)
ミハイル:強そ!
GM:性格は全然違うけど(笑)。落ち着いた、司祭らしい性格です。リードランド領は気候も穏やかで…ざっと言うと、ユガミネイ辺りが北海道、テンペスト領・天領が本州、リードランド領が四国、ライフェ領が九州、ぐらいの気候です。
ミスティ:なるほど。四国か…。
GM:四国か…っていかんの? 四国の人に謝ってよ(笑)
ミスティ:いえいえ、いいです。いいも悪いも言ってないですよ(笑)
GM:まぁともかく、リードランド領の土地は広大で、起伏も少なく、四国や岡山南部、九州北部ぐらいの暖かさなので、比較的温暖で一年中過ごしやすい。
ミハイル:良い所ですね。
ミスティ:ユガミネイは寒いんですか。
GM:そう、ユガミネイは寒いし戦地だし、で兵士は大変よ。
ミスティ:本当ですね。屯田兵ですね(一同笑)
ミハイル:田んぼは作ってないよ?
GM:リードランド領では、麦の二期作とか、農業がものすごく盛んです。
ミスティ:田園風景が広がってるんですね。
GM:そうそう。街の人は信心深い人が多いです。街の1割が神殿関係者、ぐらい? 他の領からもルリジオンに参拝者が来るような。
ミハイル:聖地みたいですね。
GM:聖地というか、信仰の中心地。宗教的な問題が起きたらここに持ってこられる。
ゼスト:ふむ。
GM:とは言ってもアリアンロッドの宗教をそのまま使うから、一神教じゃないし。
ミスティ:各神殿の大きなのが一通り建ってるんでしょうか。
GM:そうだな、ルリジオンに統一教会…って言ったらヤバいな。
ゼスト:ゲフンゲフン!
ミハイル:それはダメです!
GM:合同教会みたいな。
ミスティ:各宗派の偉い人が組合みたいなのを組んでるんでしょうね。
GM:うん、その各宗派の偉い人をまとめてるのが、リードランド大司教。
ミスティ:なるほど。

GM:話を戻そう。一通りの訓練を終わって、「後で私の部屋に来なさい」
ミスティ:「はいっ」きびっ。
GM:で、訓練の後で顔を洗ったり、着替えたり。もうヘロッヘロでね、《トリプルブロウ》をこれでもかと叩き込まれたり(一同爆笑)
ミスティ:司教は何回でも出せるから。
GM:司教はエネミーです。いやいや(笑)
ミスティ:何であの人は棍棒で《トリプルブロウ》が撃てるんだろう。
ミハイル:ホワチャーと三回なぐるんですね。
GM:まぁそんな感じの。で、呼び出しに応じて司教の部屋に行くと、司教は汗ひとつかいて無いから着替えもしてない。
ミスティ:さすが鉄人。
GM:訓練の時と違って、人の良さそうな温和な表情をしています。鬼の形相から一変して。
ミハイル:仏になった。
ミスティ:(コンコン)「失礼します」ギィ~。
ミハイル:ここの扉もたてつけ悪いのか(笑)
GM:「入りなさい。ミスティよ、今までよく修行を頑張ってきました」
ミスティ:「いえ、これも司教様のおかげです」
GM:そういえば、お父さんの名前決めてなかったな。
ミスティ:パっと決めましょう。そんなに出てきませんよね?
GM:うん。出した方が良い? 実は生きてた。
ミハイル:仮面を被って(笑)
GM:魔族の手先とかになって。
ゼスト:何ならここ(飲み物)に「ファン」が。
ミハイル:ファン=キャンベル。
ゼスト:そこ(ティシュー)には「スコッティ」が。
GM:良いね、スコッティ=キャンベル。
ミハイル:スコットとか。
GM:他には「モンスターハンター」とか「アリアンロッド」とか(笑)
ミスティ:じゃ、スコットさんにします。スコット=キャンベル
GM:では、「お前は父のスコットと互角か、それ以上の力をもう身に付けているでしょう」
ミスティ:何と。司教様の厳しい鍛錬にはそれだけの意味があったのですね(笑)
GM:「そして、2週間後にはここルリジオンより、ユガミネイ公国への恒例の支援物資が出発します」
ミスティ:「かねがね、聞いております」
GM:リードランドは穀倉地帯なので、主に食料と物資を送っています。だから、他の所は自領で消費する1.5倍ぐらい農業をやってるけど、リードランドでは2倍ぐらい。むーぎ、むーぎ! こーめ、こーめ! って勢いで食料を作っています。
ミスティ:そうですね(笑)
GM:というのも、ユガミネイ公国は全く生産能力がないのよ。ユガミネイの軍は他の国で賄っている。
ミハイル:まぁ軍隊ばっかりいるなら仕方ないですね。
GM:軍隊の駐屯所みたいなところだからね。
ミスティ:水がないんでしょうね、ここ。
GM:水ないのはヤバすぎ(笑)。まぁ、魔族が湧く山から出た水なんか飲みたくないわな(一同笑)
ゼスト:変異してたりしそう。
GM:「まぁ、それに先立って、任期満了のインペリアルガードが出ました。ついに貴方の待ち望んでいたチャンスがやって来たということでしょう」
ミスティ:「はいっ。これはもう、是非とも」
GM:「スマルガントからの通達によりますと、今回の遠征の際に各国の代表がスマルガントに集るので、その時にインペリアルガードの選抜をするそうです」
ミスティ:「はい」…自分が候補生だという事は、先々聞いてたんでしょうか。
GM:うん、前に聞いていた。数名の候補生がいたけど、今こういう話をされているという事は、ミスティを推薦するつもりなんだろうというのは分かる。
ミスティ:自分が落ちたら司教の名に傷が付く、頑張らないと、と思っています。
GM:リードランド家の名において、ミスティ、貴方をインペリアルガードに推薦する事に決まりました
ミスティ:「ありがとうございます! 必ず」
GM:「ここで一つ、耳寄りな情報が」(一同笑)いかん、難しいな司教!
ゼスト:今なら同じ候補生がもう一人!(一同爆笑)
GM:ダメじゃん! ライバルだー! 違います、耳よりとか言ったらダメだな。「今回の選抜試験に際して重要な情報を話しておきましょう」
ゼスト:はいはい。
GM:「現在、首都スマルガントには、アリア様」…何て言うんだろ、お姫様。
ミハイル:内親王?
GM:内親王か! えー、とりあえず「アリア様が10歳になられて、もうすでに桜朧公が教育を始めておられます。次のインペリアルガードは、アリア様の身辺を守る事になる可能性が高い」
ミスティ:「何と! そのような重要な」
GM:「これは決定ではなく、内輪の噂なのですが。インペリアルガードとは普通は男性で、軍務経験のある者が多いのですが、敢えて女性の貴方を推す事にしました」
ミスティ:「なるほど、責任重大ですね」
GM:本当にブッチャケると、アリア様に気に入られるのがインペリアルガードに採用される可能性が高いと、司教は見てるわけですね。言わないけど(笑)
ミスティ:でも、アリア様と接触する機会があるのかな。
GM:あります。インペリアルガード試験の内容ですが、国王陛下や周りのお歴々の挨拶。その後、国王陛下とアリア、桜朧公との面接があって、その後スマルガントから2日ほど行った、プロスペラール平原という所で大規模戦闘の演習試合をやります。それらの総合成績と、上の協議で決まります。
ミスティ:はい。
GM:だから、桜朧公とアリア、国王との面接で好印象を与えるのが重要でしょう。
ミスティ:なるほど。
GM:特にアリアのインペリアルガードだったら、アリアが「この人がいい」って言ったら「じゃこの人で」ってなる可能性が一番高いから(一同笑)、アリアに好印象を与えよう。という、リードランド司教なりのインペリアルガード選抜試験攻略が行われます(一同笑)。
ミハイル:攻略(笑)
ミスティ:もうちょっとテンパった方が良いんでしょうか。「わわわわ、わたしでだだだ大丈夫でしょうか」
ゼスト:テンパりすぎだ(笑)
GM:それはテンパりすぎだな。「まだ若輩の女性の貴方に、こういう大役を押し付けるのは私の本意ではありませんが、聞けばアリア様もまだ11歳。桜朧公の元で毎日厳しい修行に励んでいると聞きます。貴方ならアリア様の御心が分かり、アリア様をお助けできるのではないかと思い、貴方を推薦します」
ミスティ:「ありがとうございます」
ミハイル:厳しい修行仲間として(笑)
ゼスト:自覚はあるんだ
GM:自覚はある(笑)。うるさーい。
ミスティ:「今こそ司教様に鍛えていただいた全てを見せる時ですね」
ゼスト:お互い苦労しますね(一同爆笑)
GM:残念ながら個人戦闘訓練がないので、そこは微妙ですが。もしかしたら向こうでそういう機会が設けられるかもしれません。
ミスティ:心の中で、「お母様にお作法を習っておいて良かった…」

GM:「このインペリアルガード候補者には、一人後見人を付ける事ができます」
ミスティ:「はい」
GM:ということで…「ミハイル!」と別室に呼ばれていたミハイルが呼ばれます。
ミハイル:はい。扉を開けて一礼して「お呼びでしょうか」と入って行きますよ。
GM:見かけはどんなんだっけ。設定ある?
ミハイル:ええ、165cmのヒョロっとした感じの男性です。ガードローブなんですけど、燕尾服? 執事? みたいな感じの服です。
GM:はいはい。「普段、私の秘書をしてくれて、神殿内を取り仕切ってくれている、ミハイル=エリオット君です」
ミスティ:「あれ、こちらの方は…ここの執事の方だと思っていました」(一同笑)
ゼスト:だいたい合ってる。
ミスティ:たまにお見かけする事はあるんでしょうね。
GM:それはあるね。ミスティから見ると、地位が上の方で一線でバリバリ働いてるような人です。決して皿を磨いてたり、庭を掃除してたりする人じゃない(笑)
ミスティ:執事長?
GM:秘書官とか、秘書長とか。
ミスティ:格好は執事なんですよね?
ミハイル:はい。
ミスティ:執事で、秘書の仕事をやってるみたいな人だと思っていました。
GM:実際にそういう人だと聞かされます。
ミスティ:「えと…このような方を、お供に頂いてもよろしいのでしょうか?」ちょっと勿体無い感じ。
GM:「確かに、ルリジオンとしては彼を失うのは痛手ですが、ミハイルはその後ユガミネイ公国に送る支援部隊の隊長をしてもらいます」
ミスティ:「よ、よろしくお願いします!」ぶぅん(派手に一礼)ってやると、頭の髪飾りが落ちて「あぁっ!?」(一同笑)
ミハイル:そういう失態には目をつぶって「よろしくお願いいたします」と静かに一礼(笑)
GM:「ふんっ」バシッ(落ちる前に髪飾りを取る)。「気をつけなさい」(渡す)
ミスティ:さすが! (頭に付けつつ)これがなかったら【精神】が2点下がってしまう。
ゼスト:そこかよ。
GM:「ミハイル君はスマルガントに何年か勤務していた経験があります。中央の礼儀作法や常識などは、道中にゆっくりと教わると良いでしょう」
ミスティ:「よろしくお願いします」
ミハイル:「がんばって下さい」
ミスティ:「はい」うわ、緊張してきた(笑)
GM:何でよ。
ゼスト:違う、最初からやり直しっ!
GM:「ミスティは出発の日時まで休暇を与えるので、ゆっくり休みなさい。その間に母にご挨拶をすると良いでしょう」
ミスティ:「ありがとうございます、そうします」
GM:「別室で辞令を受け取りなさい」と言って下がらされます。
ミスティ:「はい。失礼します」はー、はー(一同笑)


GM:では残ったミハイル。
ミハイル:はいっ。
GM:「先ほど言った通りですが、貴方にはそれより重大な任務があります。今年のユガミネイ行きの物資の輸送、それを貴方に全て取り仕切ってもらいます」
ミハイル:「かしこまりました」
GM:まぁミハイルは4年前もやってるっていう設定なんで、「4年前に比べて○○が減って××が増えて」みたいな話。これは毎年、ユルガンから希望品の表が届いて、それをまとめて各国に割り当てて送って、それを毎年更新していくっていうパターンだから。
ミスティ:表を見たら「今これが無いんだ」とか分かるんですね。
GM:ええ、なので一般には補給物資の内容は秘密とされています。無いと思うけど魔族のスパイとかがいて、何を運んでいるのか分かったら足りないものがバレてしまいます。まぁ無いけど(笑)
ミハイル:毛皮とか、麦とか普通のモノでしょうしね。
GM:ええ。「向こうは寒いので気をつけて行きなさい」
ミハイル:「はっ。かしこまりました」
GM:8年前に初めて一緒に行って、4年前には一人で行かされて、今回も一人で行けという話ですね。
ミハイル:はい。「ミスティ様に行軍などの実務経験を少々して頂いた方がよろしいでしょうか?」
GM:「ええ。これからインペリアルガードに抜擢されれば、そのような事も必要になるでしょう。…特に今回の大規模戦闘演習には貴方の力が必要になるでしょう」
ミハイル:軍師ですしね。
GM:「…が、演習にはなるべくミスティの力だけで勝たせてやっていただきたい
ミハイル:「はっ。できるかぎり」
GM:「彼女にも軍を指揮する経験をそろそろさせた方が良いでしょう。インペリアルガードになれば、彼女の判断で軍が動く事もありえます」
ミハイル:そうですね。
GM:ぶっちゃけ、戦争になって王族がいた時に、インペリアルガードのミスティが「私は王女を連れて逃げるから、お前らはここで足止めしろ」と言ったら、兵士がそうしちゃう可能性があります。
ゼスト:ふむ。
ミスティ:それだけの権限をいただけるのですね。
GM:はい。もちろん現場に将軍などがいたらその人が異を唱える事もあるけど、最終的にミスティが言って、例えばアリアが「じゃぁそうして」って言ったら向こうは逆らえません。なので、それなりの経験を今から積ませないと将来不安っていうのがあります。
ミハイル:ですね、国のために。
ミスティ:そうか、それで司教はあんなに「チェスやろうぜ」って言ってたんだ。断らずにやっとけば良かった(一同爆笑)
GM:断ったんだー! がこどーん。
ミハイル:では、道中に暇な時間ができればチェスをいたしましょう。
GM:まぁチェスまでしなくて良いけど(笑)。「彼女はどうも脳筋な所があります…まぁ、心構えと責任感を自覚すれば、それなりにやれるでしょう。元々頭の悪い子ではありません」
ミスティ:やる気はあるけど実力は伴ってないんですよ。頭脳戦は(笑)
GM:そんなモンかな。あとは何人かの要人を上げて、「個人的な知り合いなんで挨拶を」とかいう雑多な繁務があります。ミスティと違ってミハイルは物資の準備などで休暇は全くありません
ミハイル:はいっ。特にそれに異を唱える事はありません(笑)
GM:他にやっておきたい事や質問はあるかな?
ミハイル:うーん…特にないですね。「かしこまりました、お任せ下さい」と一礼して退出しましょう。
GM:「頼みましたよ」と司教が言って、シーンを閉じます。
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