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2010年10月12日 (火) | Edit |
◆参◆ ――Master Scene

GM:さっき倒された妖異たちを経由して、情報が知れ渡るというマスターシーンです。
颯汰:見つけたヨー。
GM:京都は大混乱になっている。東寺の五重塔の頂上で、その炎を満足げに見つめる一人の男がいた。
ささら:ゲルマン忍者
GM:シュバルツ・ブルーダー! いやいや。
真:何でゲルマン忍者!?
由鬼:腕組みして立ってるんですね。
GM:男――彦斎の背後に影のように、ひどく醜い小男が立った。「髑髏丸、首尾は
一同:ドクロマル!
ささら:ぶっ。人が飲んでる時にドクロマルとか言わないで下さい。
GM:知らんがなー!

髑髏丸:四条通に火を付けに行った黒天狗から、念波で報せがありやした。器の娘を見つけたそうです。
彦斎:ほぅ、存外早かったでござるな。さすが、黒姫殿の仕込み、ということか。
髑髏丸:へぇ。ですが黒天狗どもは、居合わせた英傑に倒されちまったそうです。彦斎さまが仰っていた薩摩颯汰と、それから未来から来たってぇ珍妙な餓鬼たちに倒されたようにございます。
彦斎:ふむ。ここで無益に戦力をすり減らすこともござらぬ。拙者が出向くとしよう。

GM:次は誘拐シーンですね。五重塔で二つの影が消えてシーンは終了。しゅっ。
ささら:キラーン☆



◆肆◆ ――鳥居由鬼

GM:由鬼のシーンですが、全員登場です。
由鬼:さっきの続きですかね?「とにかく避難しよう」と言っている所に彦斎が。
真:早っ!
GM:もうちょっと後。火災を逃れた人々が集まる四条河原。どうやら必死の努力の甲斐あって火事は収まりつつある様だが、人々は不安そうに夜空の星を見上げている。
ささら:夜なのか。
颯汰:じゃぁこの辺で、情報を共有したという事でよろしいでしょうか?
GM:後でしてくれ。そんな中、美奈穂は気丈に傷ついた人たちの手当てを行っている。
真:ほう?
GM:彼女が手を触れるたびに人々の火傷が癒えるように見える。
一同:おお!?
GM:キミは彼女から事情を聞くことにした!
由鬼:ですね。「えーっと、未来から来たという美奈穂さんでしょうか?」
GM:「そんな事を知っているあなたは、どなたでしょう」
由鬼:さっき助けた…あ、さっきは変身してたから分からないかな。
ささら:あれを変身というのか。
真:最初は素顔で羽だけだったよね。
GM:あぁ、変身解除した時に顔は知ってるか。じゃ、「あなたはどうしてそんな事を知ってるんですか?」
由鬼:「いやー、そんな服を着ているから…かな?」
GM:すごいな、化政民の順応力。
由鬼:天狗として戦ってたら、そういう人も今までいなかったかな?
真:色んな人が未来から飛んで来てるから、もう慣れっこだと思うよ(笑)
由鬼:新撰組の人とかいっぱいいるしね。
GM:そうか、新撰組のせいか。変な格好してると未来人とバレるのは。
真:ええ(笑)
由鬼:「髪も結ってないし」
真:新撰組には洋装のヤツもいるぜ☆
GM:「この力ですか? 分かりません。この時代に来た時、自然にできるようになったんです」
由鬼:そっか。
GM:「一輝君の力と同じようなものだと思います」
由鬼:「銃を撃ってたけど…」
真:この時代に来た時、キャラクターとして作られたんです
GM:彼はマニアだから」(一同爆笑)
由鬼:「まにやって何ですか?」
GM:「えーと、詳しいって事です」
颯汰:マニアとオタクは違うんです。
真:そっか?
GM:一応少し違いますよ。
一輝:後ろでクシャミをしておこう。
由鬼:…とは言っても。これ以上聞くことあるかな?
GM:じゃ、情報の共有をしといてくれ。
颯汰:「ワタクシ、新門の辰っつあんにお世話になっているコレコレこういう者です」
GM:「なるほど、勘解由使のウルトラマンさんね
颯汰:全部バレてるー!
GM:コレコレこういう者って言ったら全部バレるに決まってるじゃないか。
由鬼:ちゃんと言う事は選ばないと。
颯汰:「蘭学者の薩摩颯汰と申します」
由鬼:「その颯汰さんが一体?」
真:河上彦斎を追ってきてると言ってくれたら助かるな。
颯汰:どうしようかな。えーと、河上彦斎という男に呪われて。
GM:マジで?
真:大分違ってない?
由鬼:呪いは彦斎と関係ないんじゃないの?
颯汰:「仲間を襲撃した河上彦斎という男を追って、この地にやって来たのです」
真:そこで「河上彦斎は俺と同じ時代からやって来て、俺は河上彦斎と互角に戦った事がある」という事を。
颯汰:「何と!」
由鬼:前世だが。
GM:俺は未来で河上彦斎と互角に戦う事ができる男だ。
真:いや、「できた男だ」。もう過去形。「だが俺は、足を痛めてしまって本来の力を出せない…! そこで、河上彦斎に勝つ方法を俺が教えてやろう」という流れに持っていこう。
颯汰:師匠!
GM:特訓してみないか。
真:俺が崖の上から岩を落とすから(一同笑)
由鬼:お前はそれを全部受け止めるんだ
真:そうそう。「あー、足が痛む痛むぅー!」って言いながら(岩を投げる)
一輝:ひでぇ。
颯汰:タクマみたいですなぁ。「古傷が痛む痛むぅー!」
真:概ねその通りだけど。まぁそんな感じで知り合いになっとくか。
由鬼:では私も一応。「私は鳥居由鬼、天狗でございます。ついでに鬼でもございます、まぁ先ほどので分かったと思いますけど。珍妙な形になってしまいます」
颯汰:その羽根、どないなってんのー?
由鬼:羽根は今はしまってますよ。
真:で颯汰をささらさんの所に連れて行って、「とりあえずこいつを弟子にする事にしたけど、こいつ大丈夫かな?」と占ってもらう。特訓したら大丈夫になるかな?
ささら:「うんにゃらーほんにゃらー」
颯汰:え、見込みがない? 帰れ帰れっ。
ささら:「中吉…こんなん出ました」
真:「あぁ、中吉ならそんなに悪くないのかな?」
颯汰:追い込まれたら最後の力を出すんです。光の巨神が。
真:特訓関係ないじゃーん。
ささら:「追い込まれたら光が現れるでしょう。みたいやで?」
颯汰:「ところで、その黒ずくめの少年は?」
一輝:ああ、学ランだから。
ささら:ああ、白ランじゃないのか
一輝:今までさんざん黒ずくめって言ってて、今になって白ランですか!
真:いきなり生徒会長かよ(笑)
一輝:それは置いといて(笑)。さっき助けてもらったお礼を言いつつ。
ささら:「それはどうでも良いんやけどな。キミ…何モンなん?」
由鬼:「この珍妙な格好は未来人だと思うんですよ?」
ささら:「いやな、キミの後ろにごっついモンが見えるんや
一同:「何が!?」
一輝:思わず振り返るぞ(笑)
ささら:「ふ、振り向いたらあかん! それに話しかけたらあかん」
GM:死にます。
由鬼:「一体何が見えてるんですか」
ささら:「ウチの口からはとてもじゃないけど言えへん」
真:そこまで言っといて言えないのか! 出来ることなら初めから何も言わないで欲しかった(一同笑)
一輝:とりあえず、雷に撃たれてこっちに来たって話をするよ。
由鬼:「一輝さん…こう見えてもささらさんはすごい能力者なんですよ。言ってる事は本当だと思うんで」
真:そこかよ!
由鬼:「その雷に撃たれた時に、取り憑かれたとかそんなんじゃないですかねぇ?」
真:雷のせいにされた。
ささら:「そうやったんや…雷かー。それで納得いったわ」
一輝:「そ、そ、そんな」
由鬼:「あそこの美奈穂ちゃんって人もそうなんですかね?」
颯汰:と美奈穂をぱっと見たら、もうさらわれててそこにはいない。
一同:ええー!?
GM:ああ、雨宮慶太。
颯汰:あぁ、そういえば。
由鬼:…何が?
GM:デザイナー。
真:そんなものを探してたのか(笑)
GM:とりあえず情報の共有が終わりましたかな。
由鬼:じゃ、「黒姫を追いかけてて、黒天狗はその手下」って話はしておこう。
GM:お姉さんとは?
由鬼:とは言わないかな。「黒姫という、天狗の裏切り者が」と。
颯汰:「二条城が襲われて、他の神社仏閣も襲われたらしい」
GM:二条城!? 勘解由使の本拠地じゃないか。
颯汰:知られてるー!?
GM:知られてるんじゃないのかな? さすがにあんなモンがゴロゴロ出てきたらバレるって(笑)
由鬼:40m級の巨人ですもんね。
GM:多分、ピザ屋の出前が忍者だって事くらいは有名(一同爆笑)
由鬼:じゃ、「という事はあなたは勘解由使?」ってバレますね。
颯汰:バラしても良いならバラしてしまおう。
真:良いんじゃないの?
颯汰:「実はワタクシ、今はこんなナリですが」
GM:科特隊でロボットに乗っているウルトラマンなんです。
真:ウルトラマンが乗れるほどの巨大ロボット!
颯汰:「しかし村雨丸探索中に呪いを受けてしまって、覚悟を決めないと変身できないのです」
GM:それは意思の力が弱いだけなんじゃないのか。
真:難儀じゃのう。
由鬼:まぁ、そろそろこんなモンで良いかな?
GM:良いかな、ではそうしていると、突然強烈な妖気が漂いシーンが終了します。
真:「むむ、この気はヤツだ気をつけろ(棒)」
ささら:背中に乗っている護法童子が「ぴくっ」と髪の毛を立てて「ヒィー!」
由鬼:妖気アンテナ?
真:オイ、鬼○郎! 何故だかワシの髪の毛が立っておるぞ(一同爆笑)
由鬼:髪の毛あったんだ!
颯汰:それは毛目玉じゃないですか。ニセモノですよ。



◆伍◆ ――松平真

真:「まずい、彦斎だ! まだ弟子が育っておらんのに」
GM:ええ、彦斎です。腑破十臓みたいに彦斎が(笑)。見た目はイケメン、殺気はそんな感じ。
颯汰:登場判定しまーす。
ささら:自動登場じゃないんだ。
GM:その男は、河原の人ごみの中でも一目で分かるほどの強烈な殺気――戦場の気配をまとっていた。
真:人ごみの中を普通に歩いてるんだ(笑)
GM:河上彦斎、時を越えたキミの宿敵だ。
ささら:群集はグレーで、彦斎と真さんはカラーなんだね。
一輝:スローモーションで。
由鬼:つまり彼はプレミアムモ○ツみたいな人(一同爆笑)
ささら:そうそう。
GM:というわけで、美奈穂の前までやって来ると…
真:待ってー。
GM:「ようやくお会いできたでござるな、伏姫殿」
由鬼:伏姫!?
真:俺は無視かぁー!」(一同爆笑)俺とお前だけ色付いてたんじゃないのかぁー!
颯汰:登場判定に成功したので、登場します。「彼女が伏姫という事は、あの伏姫の数珠は――」
GM:「伏姫? あなた、何を」ととまどう美奈穂に河上は動じた様子もなく。
真:どうしよう、華麗にスルーされた
颯汰:まぁキーワードを聞くというだけですね。
真:ムービーシーンだから俺たちには何も出来ない(笑)
GM:いや、マスターシーンじゃないですよ。「あなたこそは伏姫の転生、この世を変える女神でござる」
颯汰:シーンプレイヤーは真さんじゃないですか。
真:だって相手にされてないから仕方ない。
由鬼:とりあえず彦斎が喋りたいだけ喋ってからにしましょう。
GM:どうぞどうぞ。
ささら:美奈穂はそれに対して何も答えないの?
GM:まだ何も答えない。
颯汰:何を言ってるんですかこの人は、みたいな顔で。
由鬼:美奈穂は歴女だから伏姫くらい知ってるよね。
ささら:伏姫って、化政時代の登場人物じゃないの?
由鬼:伏姫は八犬伝の人ですよね。

南総里見八犬伝
江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって著された読本。
文化11年(1814年)に刊行が開始され、28年をかけて天保13年(1842年)に完結した、全98巻、106冊の大作である。
室町時代後期を舞台に、安房国里見家の姫・伏姫と神犬八房の因縁によって結ばれた八人の若者(八犬士)を主人公とする長編伝奇小説。
「村雨丸」もこの八犬伝が原典である。

ささら:そうなんだ。登場成功。
由鬼:私も…6ゾロ!
真:もってぇねぇー!
GM:変調1個回復して良いですよ(シノビガミ)
一輝:8でしたっけ。…出ました。
GM:何か仰いますか?
颯汰:では「その少女はもしや、伏姫様の生まれ変わり!?」
GM:「うむ、その通り」
颯汰:「では伏姫の数珠を奪ったのもそのためか」
GM:「お察しの通り。というわけで、単刀直入に申し上げる。乾美奈穂嬢を、こちらに引き渡してもらいたい」
真:どうぞ(一同爆笑)
一輝:ええー。
真:だってどうせ連れて行くんでしょ、何言っても。
颯汰:シーンプレイヤー!
由鬼:ここは一輝さんが何か言ったら良いんじゃないですか。
真:うん。俺ハッキリ言って、その子知らないし。
一輝:「いきなり出てきて、わけのわからないこと言うんじゃねぇよ!」
GM:「若いな、小僧。すでに河原には拙者の手の者が潜伏しておる。京の各所にもな」
由鬼:「何っ」
GM:「その実力は、こちらの方々がよくご存知であろう」
ささら:「その人の言うてる事はホンマやで」
GM:「彼らは拙者の合図で一斉に蜂起し、周囲の者どもをことごとく殺しつくす。むろん、それは我ら妖異にとっては望む所。しかし、貴殿らにとってはそれはどうでござろうな」
真:もちろん、我々にとってもそれは望むゲフンゲフン(一同爆笑)
一輝:お、鬼がいる…!
GM:「ではご決断を。美奈穂…いえ、伏姫様」
ささら:では伏姫にかわって…
GM:何だって!
ささら:だめ?
真:良いですよ。伏姫:「お前を成敗するッ!」
GM:合図をする前に叩き潰せば我々の勝ちだ!
真:どーせ連れて行ってもその後合図して、みんな殺しちゃうんでしょ。付いて行っても無駄じゃん。
ささら:美奈穂はアレだろ、「私が付いていけば皆さんを助けてくださるんですね」って言うんだろ?
GM:ええ、というか「行きます」って言うんですけどね。
ささら:でしょー。
GM:「そんな、むざむざ人殺しをさせるわけにはいきません。大丈夫、一輝君が助けに来てくれるって信じてる
由鬼:はっはっは。
真:ワケわかんねぇ、この女
ささら:そこでそういう事を言うなよ!? これはヒロインのデフォルトなんで(笑)
GM:というわけで真さんに…何で真さんなんだろう。「お願いします、一輝君を、町の人たちを助けて下さい。新撰組の人…」あぁ、歴女だからか(笑)
由鬼:新撰組の衣装を見て!
真:中身は新撰組ではないとも知らず、俺に頼んできおったわ、この女(一同爆笑)
ささら:すまない、ここでカミングアウトすると…
真:俺、実は新撰組じゃないんだー。ばーん!
一輝:色々と大変な事に。
真:「まぁ彦斎、待っているがいい。私が鍛えたこの子がお前を倒すだろう。私は倒さないがな」
GM:「お前は来ないのか」
真:…え、行かなきゃダメ?
GM:来いよ!
由鬼:援護をしに行くのでは。
真:あぁ、そうか。まぁそういう事で。
GM:「楽しみに待っているよ」悠々と連れ去ってシーンを終了しますよ。
真:「許さないぞー(棒)」ということで。
颯汰:「伏姫殿ぉー」ギリギリギリ。
由鬼:追いかけるなとは言われてないんだから、追いかけましょう。
颯汰:もちろんそうだ。
真:追いかけたら瞬間退場されて、きゃー。
GM:でも次は情報収集シーンです。
ささら:まぁ「追いかけたら町の人を殺すからしばらくじっとしとけ」って言われたんだろう。
真:そんな事言ってなかったじゃん!
GM:では「しばらくの間、下手な動きを見せるんじゃない」
由鬼:しばらくって。500秒くらい?
颯汰:だるまさんがころんだ。
GM:「私の姿が見えなくなるまで、じっとしているんだな」
真:(目隠しして)あぁ、見えない! ドグシュッ(斬)(一同爆笑)
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コメント
この記事へのコメント
>颯汰:それは黄目玉じゃないですか。ニセモノですよ。
そうそう、マフラーが黄色くて、ブーツが尖ってるから偽者…ってそうじゃなくて「毛目玉」ね。
スマンね、毎度毎度知らないネタ投げっぱで。
2010/10/13(水) 00:41:14 | URL | 秋野 #3DpfYUu6[ 編集]
黄色いんで偽物だと思ってましたよ!?
黄色い目玉の親父には毛が1本生えてるのかと…

ネタ元ありがとうございます。修正しました。
2010/10/13(水) 12:00:38 | URL | みにら #jcESvuvA[ 編集]
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