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2010年10月06日 (水) | Edit |
◆序章 壱◆ ――沖一輝

ささら:ぷぁーん…ガタンゴトン、ガタンゴトン…
由鬼:今日は修学旅行、3日目。
一輝:シュッシュッシュッシュ…ポッポッポッポ…
ささら:ポー…
真:蒸気機関車なのか!
GM:武装錬金に目覚める所から。
一輝:やはり死ななきゃダメじゃないですか(笑)
颯汰:死んでもらおうじゃないですか。
ささら:あぶなーい、どりゅっ。
一輝:ぐえ
GM:何てことをー。
由鬼:雷に撃たれて飛ばされるんだから、雷で死なないと。
真:帰りは車に雷がビシャーンってなって、走って帰ってくる(一同笑)
由鬼:まずは江戸時代で車を開発しないといけないですね。
一輝:銃を持ってるから、うっかり西部劇時代に迷い込んでもイケル!
GM:よし、じゃぁ汽車でも良いぞ。
由鬼:ポッポー。
真:とりあえず始めようよ!
GM:えー、高校生活最大のイベントとも言うべき、修学旅行。キミと、クラス委員の乾美奈穂は比叡山の展望台から、眼下に広がる京都の街並みを見下ろしている。
真:比叡山ねぇ。
ささら:比叡山って京都? 滋賀?(※京都と滋賀の間にまたがる山で、展望台からは京都の街並みも見えるらしいです)
由鬼:京都、見えなさそうな…? まぁ良いや(笑)
GM:ここから眺めると、京都はまるで…えーっと。
真:まるでごみのようだ(一同笑)
GM:蜃気楼のように見える。飲み込まれてしまいそうな、そんな景色だ。「ものすごい景色ね、一輝君。千年前から何も変わっていないみたい
由鬼:…そりゃ嘘だろう!!
颯汰:アンタ、千年前を見たことがあるような口ぶりじゃないか。
GM:「この景色を見ていると、何か懐かしいような気がするの。ずっと昔から、あの街を知っていたような」
真:せんせー、乾さんが調子悪そうでーす(一同笑)
GM:先生は近くにいませんよ。
真:自由行動中とかそんな感じ?
GM:そうですね。「誰かが今、私たちの事を呼ばなかった?」
一輝:「え? いや、気のせいだろ」
ささら:か~ずきぃ~♪(一同爆笑)
由鬼:本当に呼んでた!
GM:それ、一輝だけ呼んでるじゃないですか。「ううん、確かに。どこからか、私たちを見ている気配がするの。これは…誰!?」
由鬼:上様です。
GM:雷!? 一輝君!!」というわけで…キミはもうすでに雷に撃たれました
一輝:がーん!
GM:びしゃ! まさしく青天の霹靂。まぁ霹靂は音しか鳴らないんですけどね。
一輝:ぎゃー。

GM:雷鳴に撃たれ、時を越えたPC1。
一輝:しゅおんしゅおんしゅおん…
GM:それは一瞬だったような気もするし、永遠だった気もする。暗闇の中目を覚ますと、そこはどこまでも続く広大な畳敷きの部屋だった(一同爆笑)
真:どこまでも続く畳敷き!
由鬼:しかも真っ暗。
真:何じゃこりゃー。
一輝:「ここはどこだ…」
GM:ロウソクの明かりに照らし出されて、一人の美しい着物姿の男性がキミを見つめている。こんな人です(見せる)。
一輝:ああ、噂の上様ですか。
GM:彼はキミが目を覚ました事に気が付いてか、笑顔を見せる。
ささら:ワシじゃよ、上様じゃよ(一同笑)
GM:「初めまして、キミは沖和也君か」
由鬼:違います!
一輝:「違うっ」…よな。ちょっと自分でもどっちか分からなくなった(笑)
ささら:二つ合わせておすぎで良いよ。
一同:いやいや!?
GM:「沖一輝殿か。私は徳川家茂、第十四代征夷大将軍。皆は私を『上様』と呼ぶ」
真:本名あったんだな、ちゃんと。
一輝:「な…何を言ってるんだ?」
GM:「キミの住む時代には、武士も町人もないのであったな」
由鬼:知ってるんだ。
GM:だって、戦後の事まで知ってるから。といっても、いわゆる現代の戦後じゃなく、アメリカに負けて悪い方へ流れていく戦後らしいが。
一同:ほうほう。
一輝:とりあえず、ワケもわからずにキョトンとしてる。
GM:キョトンとしといてくれたまえ。「キミと乾美奈穂君は、数奇な宿星の元に生まれた。その運命がキミをもう一つの過去へと導く」…歴史で習わない過去、だな。「その時代の名は、化政(かせい)。キミの知る、あらゆる歴史に刻まれていない時代。キミたちの前には、幾多の苦難が襲い掛かる。だが決して忘れないでくれ。キミたちがその気高さを忘れなければ、必ず――」
由鬼:気高さ…?
GM:と言っていると、上様の体が消え始める。
一同:ええー!?
GM:「もう連中に感付かれたか。すまない、もっと話をしていたいがこれでお別れのようだ。頼む、美奈穂君を守ってくれ。彼女は、器。この世界の鍵を担う――」という所で、姿が完全に消えてしまいます。
真:何という投げっぱなしの上様(笑)
ささら:では、消えていく上様に何か一言。
一輝:き、消えた…」(一同爆笑)
真:すごい翻弄されてる(笑)
ささら:ここは美奈穂の居場所を聞くべきなんじゃ。
颯汰:美奈穂もここに来ているのか。
一輝:ここってどこだー。
GM:意識は途絶え、気が付くとキミと美奈穂は化政時代に投げ出されていた。
ささら:一緒にいるのか。
GM:それから一ヶ月
一輝:一ヶ月!?
GM:どうやらこの時代にも慣れてきた、そんな頃(一同爆笑)
真:慣れるの早いー!
由鬼:つまり、この間に南部の親分に拾われたり颯汰と知り合ったりしたワケですね。
真:えー。
GM:というわけで、「宿星:美奈穂を守る」を渡します。
颯汰:こんな時代、3日あったら慣れますよ。
由鬼:マジですか?
颯汰:だって、現代っ子でしょ? そこら辺に、TVやゲームで見たような連中が湧いてるんですよ。「あー、アイツ見たことある」
一輝:「すっげー、リアルちょんまげだ」
由鬼:「キミは月代を剃らないのかい? あぁ、まだ若いのか」とか言われちゃうんですね。
ささら:美奈穂は美奈穂で、時代劇マニアだった。
GM:実は歴女だった。
一同:あー。
一輝:すごいありそうだと思った(笑)
由鬼:着物だって自分で着れるのよー。って慣れてる。
ささら:日本の歴史は秒単位で記憶しています。
一同:秒!
GM:それは歴史学者がヨダレを垂らして欲しがる人材。



◆序章 弐◆ その男、河上彦斎 ――薩摩颯汰

GM:それは突然の出来事だった。勘解由使の本拠地、京都を守護する巨神軍団の基地である二条城…
真:巨神軍団!!
颯汰:二条城は合体変形してでかいロボットになるんですよ。
由鬼:無駄に広いもんね、二条城…。あの広さは、巨神のためのものだったのか。
GM:「曲者、曲者にござるー!」
由鬼:く、曲者だー。
GM:夜の闇を裂いて叫び声が起こる。次々と二条城の各地から出撃する巨神たち(笑)。だが、その駆動音はすぐ聞こえなくなる。
真:強ぇ。
GM:おっとり刀(大急ぎ)で駆けつけたキミは、炎の中に立つ一人の剣客を目にした。
真:剣客は普通サイズなの?
GM:ええ。
真:マスターが一人でデスアーミーを倒したみたいな
一輝:分かりやすい。
GM:さっきの剣心ですね。ひどく美しい、血まみれの太刀を手にした、男とも女ともつかぬ妖人。ようじん…あやかしびとですね。
真:あやしい人ですね(笑)
GM:怪しいだと字が違うじゃないですか(笑)。左手にあるのは、水晶でできた数珠。
颯汰:「そ、その数珠は…!」
GM:そう、二条城が守護してきた神器“伏姫の数珠”ではないか!
真:迎撃したのをもう全部斬られた?
GM:コイツとは別に襲撃があったんですね。で、剣客の繰り出した斬撃を、キミの巨神の腕が…って、キミどうなの? 変身して出撃してる? それとも、勘解由使の連中には秘密で巨神? つまり、ウルトラマンである事は科特隊の連中には秘密なのか
颯汰:あー…。
GM:出撃する時は、ロボに乗るの? 変身するの? っていう。
颯汰:あーはいはい。ビートルに乗っておきましょう。
GM:じゃぁ、キミの巨神の腕が剣客の繰り出す斬撃を弾き返した。
真:ほほう。
GM:動じる風もなく、剣客の赤い唇に笑みがこぼれる。明らかに羅刹の気配。
由鬼:羅刹っていうのは人でしたっけ?
GM:あやかしに魅入られた人型。
颯汰:「生身の人間のはずなのに、何と化け物じみた男でごわすか」
由鬼:ごわす!
真:ごわすごわすごわすごわすぅ!
GM:「拙者の太刀を受け止める者が、ようやく現れたか。そうでなくては面白くない」
颯汰:頑張れロボ。
GM:「拙者は肥後浪人、河上彦斎。短い間だが、お見知りおき願おう」
真:何か、すごいマトモというか普通の敵キャラだ。
GM:「都を守り奉る勘解由使の巨神とやらも大した事はないなと思っていたが、おぬしは違うようでござるな」
颯汰:むっかー(ぼそっ)
真:やる気ねぇ(笑)
颯汰:いえいえ。「その数珠を貴様らに渡すわけにはいかぬ!」と言って、巨神の腕でビッシャーとやろうとするところを…返り討ちにされるんでしょ?
GM:ガキーンと受け止めてニヤリと笑う(笑)
真:TUEEEE――!
ささら:受け止めたら、両者の足元が半径2mくらい陥没する。
由鬼:まぁ、巨神の巨体を支えてるんですから大丈夫じゃないですかね(笑)
ささら:あぁ。ニジョウ・ジョー
由鬼:誰!?
真:ジョー!
GM:というわけで、「この数珠を使い、この国を誤った方向に導く徳川を倒し、この日本を魔界に変える。その為に、村雨丸を導くこの数珠が必要なのだ」
颯汰:いやいやいや? 魔界に導くとか。
由鬼:日本を魔改造ですよ?
真:二条城はすでに魔改造されてるようだが(笑)
颯汰:「そんな事はさせぬ!」と、頑張って阻止しようとしますよ。どーせ返り討ちにされるんでしょ(笑)
GM:ひらりとかわし、…ビルがないので二条城のてっぺんに立ち、「貴様の相手をしてやりたいところでござるが、そうもいかぬ。時代の変わる様を、そこでとっくりと待っているが良い。さらば!」と言って《神出鬼没》を使って消えます。
颯汰:くっそー、と見送ります。逃げられました。
GM:キミ、敵に逃げられるの大好きだな(笑)
真:本当になー。
ささら:返り討ちにあいたがるよなー。
由鬼:よく埋められるよな。
真:地面から出てきたがるよな。
GM:一方的にやられたがるよな(笑)
颯汰:いや、あれはTPOですよ!
GM:それはともかく、数珠と共に河上彦斎は消えた。何としても奴を追い、数珠を奪回せねばならぬ。「宿星:伏姫の数珠を奪還する」を渡します。
真:で、二条城の瓦礫の下からボコっと現れる(笑)
颯汰:いやいやいや!?
ささら:彦斎は逃げる時、二条城の柱という柱を全て斬っていった。
真:はいはい(笑)
ささら:がらがらがら…ま、待てーうわー。がこん。に、逃げられたか…。
由鬼:おのれ彦斎めー許さんぞー。
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