TRPGリプレイを掲載しています。コメント・拍手などはいつでも歓迎。
2009年03月03日 (火) | Edit |
GM:そして、視界が開けます。さっきの円形の部屋に似ているけれど、更に広いです。薄暗い為、壁や天井がどれくらいにあるのか分からない。
フラン:それはかなり広そうですね。
クローム:とりあえず、灯りをつけましょうか。
フラン:さっきつけたランタンがここに。
クローム:おお、そうか。薄暗いって言われたからついてないのかと思った。
フラン:でもランタンの灯りってそこまで明るくないでしょうから、そこまで広いと壁や天井は照らせないでしょうね。
ルシオン:とりあえず、僕飛んで見ましょうか。バッサバッサと。
フラン:ではランタンを持って飛んでみてよ。
ルシオン:どれくらい飛んだら、天井に手が届くんでしょう。
GM:なかなか届きません。ざっと100mくらいは進んだと思うんだけど。
ルシオン:それは、お互い見えないですね。
フラン:「ルーシオーン!」
ルシオン:「えーっと、まだ、天井見えない。うん。めっちゃ高いよ、これ」
クローム:「落とすなよ、ランタン!」
ルシオン:「俺、このままお星様になれるかも
フラン:「そろそろ帰っておいでー」
ルシオン:一旦降りましょう(笑)
GM:ではルシオン、飛んだから分かるんだけど、どこからか滝が流れる轟音のような音が聞こえてきます。
ルシオン:聞こえた。
GM:といっても遠くからで本当に小さい音だから、分かりにくいんだけど。それに、反響してるからどこからかは分からない。
ルシオン:とりあえず、壁を探してみませんか?
クローム:では地面に耳を付けて、音を聞いてみよう。
GM:音、というか…くるっと見回してみると、先の方にボンヤリと灯りが見えます。
クローム:何だ、見えるじゃん。
ルシオン:地面に、「順路→」とか書いてないですかね。
GM:書いてません。
フラン:では書いていきましょう。最初にいた場所が分かるように。
クローム:足元って石じゃなかったか? ここは違うんですかね。
GM:最初にいた場所っていうか…台座とかもないし。ここは普通の床です。
フラン:では木? 石?
GM:石。
フラン:彫るの、大変そうですね。
クローム:(銃口を下に向けて)ズキューンズキューン。
フラン:じゃそれで(笑)
GM:これが鉄で出来ているのか粘土で出来ているのか、それすらもわからないんだけど。
フラン:かわいそうなロボットさんじゃないですか。
ルシオン:印が付けられるなら何で出来てても良いです。


鉄で出来ているのか粘土で出来ているのか~
 天空の城ラピュタ、ムスカのセリフより。
 超文明のラピュタから落ちてきたロボットの材質が何なのか、現代の科学力では分からないらしい。


GM:まぁ、そんなこんなで…光の方へ歩いていくと、そこは床に描かれた魔方陣がぼわっと光っているのが分かります。
クローム:しまったー、魔方陣を銃弾で消してしまったー。
GM:もう消したんかい。
クローム:撃ちながら歩いてたら、いつのまにか魔方陣の上を歩いてて~。
GM:魔方陣踏む前に、魔方陣だと分かりますから。
ルシオン:それはアレですよ。「詰みです


詰みです
 ルシオンPLがやったという、ファミコンの将棋ゲームに入っていた音声。
 ファミコンなのにボイス入り! 「つみです」の一言だけですが。


クローム:早っ、もう詰みなのか!
フラン:確かに、出る道がここなら…
GM:で、その魔方陣の真ん中に、ガラスで出来た柱のようなものが、遥か上まで伸びています。
フラン:これを登っていく?
GM:近付いて良く見ると分かるんだけど、それは柱じゃなくて、中に液体の詰まった縦長の容器。
フラン:これは…(ルシオンを見て)割り甲斐のありそうなのが来ましたよ~(笑)
ルシオン:バシッ。ぎゃぁー。
GM:で、その中には一つの人影が。
フラン:結構、大きい!
クローム:何だ、俺はコップくらいの太さかと。
GM:柱って言うから、それくらいのサイズを想像してくれるかなーと思ったんですが。
フラン:私は直径30cmくらいを想像しました。
GM:細っ。
フラン:いや、日本家屋の柱を。
クローム:そんなもんですね。
GM:パルテノン神殿くらいを思い浮かべてください。
ルシオン:僕はタバコくらいの細さを。
クローム:何でだ!
フラン:それは柱じゃなくて棒ですねぇ。
ルシオン:実際は直径1mくらいですか?
フラン:人間がキュってなって入ってる。
GM:キュっじゃないです。ぷかぷか浮いてます。
ルシオン:では上から助けられないかどうか、水槽の縁を探して飛んでみます。
フラン:…割れば良いと思うよ。
ルシオン:そうか。
GM:中に入ってる人なんだけど、クロームに良く似た青年です。
ルシオン:クローム…のようなもの
GM:不確定名。
フラン:[エネミー識別]してみるか。
GM:エネミー!?
フラン:エネミーではないの?
GM:エネミーではないです。いわゆる…頭に耳の生えたクローム君。って感じの。
クローム:いや、俺も頭に耳が生えてます
GM:ああー。
フラン:では、その耳が白いとか?
GM:いや、黒いですよ
フラン:え、赤…じゃなく?
GM:ああ、違った赤だ赤。白って言われたから思わず黒って言っちゃった。
ルシオン:クローム、これはドッペルゲンガーだから、3日後には死ぬよ。
クローム:えーマジでー?
秋野さん:これで一回死んでも大丈夫)
クローム:おお、確かに。
ルシオン:左上に残機として表示されてるんですね。
GM:で、更にその柱と魔方陣の反対側に、何人かの人が呪文を唱えながら祈っています。
クローム:人いるんじゃん!!
フラン:気付くよ!
クローム:呪文を聞いて、何をやろうとしているのか分からないですかね?
GM:んー…「さぁ、我々の手で王を遥か時空の彼方へ」とか、「そして来るべき粛清を回避し、いつの日か再び蘇り、我らをお導き下さるよう…」とか、「我らここに祈りを捧げよう」とか。
クローム:なるほどね。
ルシオン:しゅくしぇーか。
フラン:しゅくしぇーですね。
クロームいつの日か蘇り、我々に粛清を(笑)
フラン:で、その人たちは私たちには気付いてない?
GM:気付いてない感じですね。
クローム:触ったら触れますか?
GM:触れます。
クローム:実体はあるんだ。じゃ、ムニャムニャやってる人を後ろからムニー(顔をひっぱる)とか出来るんですね。
GM:ムニーは出来ません。言ってみれば…実体のあるホログラム。触っても、輪郭を触るだけで変化させる事は出来ません。
ルシオン:ムニーはできないけど《バッシュ》はできる?
GM:干渉できません。
ルシオン:このガラスの中のクロームを取り出したい衝動にかられます。
フラン:ガラスをペチペチやって、こんにちはーって言ってみましょう。
GM:特に反応はありません。
ルシオン:ガラスは分厚そうですか?
GM:そんなに分厚くないように思えるんだけど。
ルシオン:分厚くないなら、いつものルシオンなら普通にやったら割れます。割る気が無くても割れます。「何これ?」バリーン。
GM:そう、いつもなら割れそうなのに、割れません。
フラン:おお! ルシオン君がガラスを割らずに触れてるよ!
ルシオン:素晴らしい。
クローム:これガラスじゃないから(笑)
GM:薄いガラスなら叩いたらボワンってなりそうだけど、それもない。
フラン:実は、中が液体だと思ってたけど端から端までガラス。生き埋めみたいになってますが。
クローム:ヒドイ。
GM:ちゃんとポコポコいってるのを見ると、中は液体だというのが分かります。
クローム:…じゃ、次に行きますか。何もなさそうだし、触れもしないしどうしようもないから。昔、そう言う事があったってだけでしょう。
GM:そうこうしてると、その人たちの後ろから走ってくる人影が見えます。
クローム:(紙を広げて)「勝訴
勝訴
GM:もうちょっと、息も絶え絶えな感じ。
クローム:「は、敗訴」
敗訴
GM:負けたんかい!
ルシオン:わざわざ報せに来てくれた。
フラン:とりあえず私はちょっと離れましょう。具体的に言うと、クロームから10m、ルシオンから20m。
クローム:具体的だな、オイ。
GM:戦闘位置に入られました。そうすると、祈りを捧げていた人のうち、最後尾に座っていた男が「来たか」と言って立ち上がります。
フラン:映画ですか、これは。
クローム:そんな感じなんじゃ?
GM:男は背中の翼を広げながら、「あれは私が食い止めよう。あなた方は儀式をお続けくだされ」残った彼らは呪文の詠唱を止めることなく静かに頷きます。
クローム:その人たちの顔に見覚えはあるんですかね? スクサマッドの連中ですか?
GM:あるのもあります。
フラン:あ、コイツは殺しました、コイツもですね。
GM:そんな感じで。
クローム:立ち上がった人は? これがバゼラルドかな。
GM:見覚えないですね。…見覚えないというか、あるというか。
クローム:どっちやねん。
GM:もうちょっと歳を重ねたら、ルシオンがこんな感じになるかなー。というイメージです。
ルシオン僕も、やれば出来る子になるって事です(一同爆笑)
クローム:お前が言うと説得力ないなー。
フラン:そもそも、ルシオン君はスライムなのに歳を取るんでしょうか。
ルシオンガワだけ歳を取ります。
クローム:そしてまたスライムの事を思い出して、プチ凹み。
ルシオン:「ちょっと歳取ってきたから、また戻ろうかなー」ビッシャー(溶けた)(一同爆笑)
クローム:きもーい。
GM:それ以前に、スライム確定なんだな!?
フラン:スライムって言ったじゃない。
GM:スライムのようなものーって言ったのに。いわゆる人造生命の代表格を挙げただけなのに、スライムになってるし。
クローム:スライムですよ。最初に例を挙げたものに例えられますよ。
GM:ゼラチナスウォール。
フラン:「(ネイガン:)ルシオン、キミはゼラチナスウォールのようなものだ」「(ルシオン:)えー、俺、塗り壁!?」
ディフェンス能力に定評のある、ぬりかべ。
ルシオン:だからあの人は、「俺が食い止める」って言ったんですね!(一同爆笑)
GM:確かに食い止められそうだ。そして、走ってきた人影に向かって、ゆっくりと歩いていきます。
クローム:走ってきた人影には見覚えない?
GM:そっちも、見覚えがあるようなないような。年齢を重ねたフランに似てるような。
フラン:なるほど、フランらしい女性が息も絶え絶えに走ってきた。それをルシオンらしい人物が、「ここは私が食い止めよう」と祈りの輪から外れていった。
クローム:そして俺はプカーっと浮いていた。
ルシオン:フランはここに置いていくか。


GM:「こんな所まで追ってくるとは、ご苦労な事だ」と、男が走ってきた人に言います。
クローム:ルシオンっぽいけど、絶対偽物だ。
フラン:ルシオンだと思ったけど、違いますねぇ。
ルシオン何でですのん?(一同笑) 僕も将来は、ああいう「やったらできる子」になりますよ。
クローム:そうか~?
GM:それに答えるように、走ってきた人は「粛清の時は来た。大人しく神のご慈悲を受け入れろ!」ときつい表情で言います。
フラン:あれも、フランみたいだと思ったけど違いますねぇ
GM:その人影、
見た感じどう見ても女性なんだけど、ローブを纏ってて、そのローブは所々擦り切れてて、彼女自身も傷を負っているようです。
クローム:クッキングローブ。
フラン:それは見たら分かりますよ。
GM:もうちょっと上等そうなローブです。
フラン:ガードローブ。
GM:安っ。レベル25くらいの防具を想像してください。
クローム:25くらい(アイテムガイドをパラパラめくる)…ウィズダムローブか、聖光のローブか。
GM:探さないで良いから! 適当に言っただけです。
フラン:まぁあの人は、25くらいと言う事ですよ。アコ? メイジ?
GM:年齢はともかく。アコライトかメイジなのかは分かりません。それはともかく、女性が続けます。「あれはもう、お前たちの王だった男ではない! 滅びなければいけない存在なんだ」男がそれに答えて、「粛清は皆に平等に訪れる。ならば、お前も滅ぶべき存在なのか?」と問いかけます。「私は、神のご意思に従うと誓った身だ。諸悪が滅びるなら、喜んでこの身を捧げよう!」凛として答えます。
クローム:りん♪
GM:りん♪とか言うな。
クローム:りんって言ったじゃないですか。
フラン:リンリンリンなりひびーくー♪

クローム:…気にせず続けてください(一同爆笑)
ルシオン:魔法の連鎖は止まらない、みたいな事言わないで下さい(笑)
GM:「愚かな。神の意思など、所詮小さき者にまで目の届かぬ大雑把なものよ」
フラン:ですよねぇ。
クローム:良い事言うなぁ。
ルシオン:神様ってのはねぇ、偉そうな割に何もしないから。
GM:女性が怒った口調で、「違う! お前たちも、あの瘴気におかされたらどうなるかわからないんだぞ!」男が目を閉じながら静かに「だが、彼らは自分たちの力で何とかしようとしている。滅ぶ必要の無い者も一掃するような神などよりも、私は彼らを信じる。ゆえに、邪魔はさせん」そのまま二人はぶつかり合って、戦闘になります。


GM:さて…ここで、ちょっと提案なんだけど、今のレベルの状態で、フラン対ルシオンって構図を考えてみたんだけど、どうかな。
フラン:良いけど、普通にフランはボロ負けっぽい。
クローム:フランに勝ち目がないですね。攻撃手段は無いんだから。
GM:ただし、ルシオンは後ろにいる人たちを守らなきゃいけないから、後ろに攻撃を通しちゃいけない。
フラン:ですが、コンボスキル以外にほぼ攻撃手段は無いんですよ。
GM:《ウォータースピア》は? 一撃でも通ればOKで。
フラン:通らないと思う。んー…後ろの人まで20m以内で、1エンゲージに固まってるなら、《カバーリング》しきれないので装甲が抜けるなら一撃通せますね。
GM:その人たちに装甲は無し、とすると?
フラン:20m寄れてたら勝ちです。寄れてなかったら無理でしょう。
GM:広い部屋に走って近付いてきてるんだから、20mは近付いてないでしょう。
フラン:じゃ、無理。
クローム:耐えながら近付くしか。
フラン:ルシオン君が本気で殴ったら、どれくらいダメージ出るんでしょうかね?
GM:前回ボルテクス乗せて100行ったね。でも、フランも《インテンション》で130か…
フラン:《インテンション》をあわせて90ですね。
GM:あ、合わせて90か。それは読み間違えてたな、勝てないわ。
フラン:無理でしょう。離脱を繰り返す事になるのかな。
GM:近寄られる前に《フライト》をかけて、エンゲージしないように移動する。
フラン:《ヘイスト》すれば移動力はルシオンより上がりますが、回り込まなくてはいけない分不利ですね。
GM:…まぁ皆の考えるとおり、結構ややこしい事になるんで、この設定はもうやめようかなーと。まぁ、そういうのを想像してみて。
ルシオン:そういう戦いが繰り広げられてるんですね。
GM:はい。いわゆる、ルシオン側は後ろに攻撃を通さないように守り防戦一方になっているけど、守りが鉄壁だから通らない。
ルシオンさすがゼラチナスウォール
フラン:防戦一方と言っても、ルシオンは先にフランを殺せば勝ちでしょう。
GM:…今のレベルで、と言ったけど、当然もっと高レベルだからね?
フラン:《アラウンドカバー》も持ってるでしょうしね。
GM:向こうも、もっと射程の長い範囲攻撃を持ってるだろう。
ルシオン:フランさんが傷を負っているのは、不利ですね。
GM:ここまで来る間に戦闘があったらしい。
ルシオン:じゃ、結構良い勝負してるんですね。
GM:そうですね、膠着状態ではあるけど。お互いを倒す、というより、現状維持しようとするルシオンがかなり上回っているから。
ルシオン:僕もあれくらいになれば、副会長に勝てるかもしれない。
GM:そうこうしている間に、魔方陣から眩い光が立ち上り、柱を包み込みます。そして柱の中の青年が光に包まれて、徐々に小さくなっていきます。で、光の玉になって、そのまま柱の中の液体をゆっくり上昇していきます。
フラン:なるほど、まさに壁画の状態。では、ドット欠けしてたのは柱。
クローム:マジで? 結構大きいよ!
GM:「終わったようだな」と男が剣をしまいます。「まだだ!」と女性の方は走りこんで行くんだけど、男は悟ったように「もう遅い」目を伏せる。すると光が爆発的に広がって、視界は白い闇に覆われます。
クローム:その後には、力を使い果たしてぐったりとした、やり遂げた漢(オトコ)の顔の7人が(一同爆笑)
GM:残念ながら、その白い闇に覆われた後、「いつの日か、必ず…」と誰かの声が聞こえたような気がするけど。
クローム:そのやり遂げた漢の顔の人が言ったんでしょう。
ルシオン:掃除部の人ですね。「いつの日か、必ず…ここも掃除してやる
クローム:何でやねん!
GM:えらい所から声が聞こえたな。その後どうなったかはわからず、気が付いたら元の壁画の部屋に戻っています。


フラン:では、ドット欠けに何か変化はあったんですか?
GM:見てみると、祈りを捧げていた人たちの後ろに、大きな盾を持った翼の生えた男と、その後ろに杖を構えた女性が。
フラン:湧いて出た! ドット欠けの所に湧いたんですか?
GM:そうそう。
クローム:そんなに大きい物が湧いたんですか。
ルシオン:すごい欠けてた。
GM:…で、リオリオの姿はどこにもありません。
フラン:え? リオリオの事は忘れたからもう良いんじゃないですか(笑)
クローム:マジで。
関連記事


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック