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2013年05月08日 (水) | Edit |
◆Middle03◆ 少年の過去1 ――影雛夜羽香

GM:では児童施設のシーンです。登場どうぞ。
務月:10も上がった!
夜羽香:事前に連絡を入れてから行きます。
GM:はい、職員が出迎えてくれます。
夜羽香:「お忙しいところ、突然押しかけてすみません」
GM:「いえいえ。うちの施設出身の子が、何か…?」
夜羽香:何て言ったらいいんだろう。
務月:UGNの事は伏せてるんだよな。この施設出身の子が、今その子を預かってる施設から家出したので、こちらに来ていないかと思って寄ってみました、とか。
夜羽香:行方不明になったので探しています。
レネビィ:この施設から移転するにあたって、その前後に何かおかしな事はありませんでしたか、みたいな。
GM:では写真を見せられる、ということでしょうか。
夜羽香:そうですね。「この子なんですけど」と写真を見せます。
GM:「この子はもしかすると…」
夜羽香:174番ですって言うとアレなんで、名前は分からないって言おうか。
レネビィ:名前をつけようとすると拒むんで、名前では呼んでないんですよ、ってぼかす。名前を尋ねても教えてくれないんです。何て呼ばれてたんですか? って聞く。
務月:あ、しまった。俺別行動でいいかな? S市に行った後のヤツの行動を探る。
GM:まぁいいでしょう。さっきの10はその時に使って下さい。
務月:ぇー。
GM:では夜羽香さんとレネビィが児童施設に行った。ちぐはぐですねぇ(笑)
レネビィ:うーん(笑)
務月:静馬に付いて行く方が自然じゃないか?
レネビィ:まぁねぇ。俺が児童施設行っても仕方ないよなぁ。
夜羽香:子供用の施設ですから、遊ぶ場所はありますよ。
レネビィ:いやいや?
静馬:レネビィちょうさだん、しゅつどうだ! って言ったらヒョって174番君が混ざってる。
GM:混ざってねぇー。
静馬:コイツ昨日から新入りになったんだ。親分に面通しさせてやる。
務月:まぁひょっと静馬が戦闘になった時のために、レネビィはそっちに行くといいだろう。
レネビィ:へーい。


GM:では改めて、夜羽香さんが児童施設で話を聞いています。写真を見せられた職員は、アルバムを出してきます。「4歳の頃の写真です。幸樹(コウキ)君っていうんですが」
夜羽香:「ほう、面影はありますね。この子で間違いなさそうです」
レネビィ:コウキ、か…。
務月:惜しいっ。
夜羽香:「この写真、ちょっと写真を撮らせてもらってもよろしいですか?」
GM:「いいですよ」
夜羽香:では幸樹君という名前と写真を写メで撮って皆にも送ります。「施設ではどんな様子だったんでしょう?」と聞いてみます。
レネビィ:名前の由来とか。
GM:「…では、最初から話しましょうか。彼は野山市の郊外にある、支所に捨てられていました。その時に、木の下に捨てられていたらしいという事で、樹という文字を名前に使っています」
レネビィ:なるほど。
GM:「あとは幸せになってほしい、と幸という字をつけました」
静馬:段ボールに「拾ってください」って。
GM:まさに。「段ボールに膝掛けの様な毛布に包まれて捨てられていたそうで…。凍えないようにという配慮かも知れませんが、そういう話でもありませんね」
静馬:そんなことするぐらいなら捨てるなって話。
GM:「名前は付いてなかったし、身元がわかるような物は何もありませんでした」
夜羽香:「では、名前を付けられたのはこの施設の方なんですか?」
GM:「はい。所長が付けました。それで、この子が4歳…この写真を撮ったちょっと後ぐらいなのですが。その前ぐらいから、幸樹君と遊んでいるとオバケが見える、という話がありましてね。他の子が心配しまして」
夜羽香:「それでいじめられたり、とかはなかったんですか?」
GM:「いじめられてる、というよりは、みんな怖がって近づかなかったようです」
夜羽香:「避けられていた、と」
GM:「はい。それで市役所に相談しましたら、そういう問題児…といったらなんですが、事情のある子供を面倒見ている施設がS市にあると聞きまして」
静馬:体のいい厄介払い。
GM:はい(笑)。「専門家に見てもらおう、という事でそこに預けました」
夜羽香:それが4歳?
GM:はい。4歳ぐらいです。施設の職員は知りませんが、そこがUGNのS市のチルドレン養成所です。
夜羽香:ちょっと名前に焦点を絞って。「幸樹君は、自分の事を「幸樹」と名乗っていましたか?」
GM:「いや、ほとんど名乗っていなかったです」
レネビィ:返事はしたの?
GM:「呼ぶとこちらを見はするんですけど…」
夜羽香:「お名前を付けた所長さんには申し訳ないんですが、自分の名前としての認識が薄かったんでしょうかね」
GM:「うーん、そうですね…自分の名前とは理解しているけれど、理解したくない。そんな感じですかね」
夜羽香:「やっぱり、親にちゃんと名前を付けて欲しかったんでしょうか」
GM:「そうですね。自分の名前は他にあるはずだ、という感じだと思うんですが」
夜羽香:なるほど。さっきの話と繋がるし、そうなんだろうなぁ。
務月:頑なに他の名前を拒むっていうのは、自分の名前があるっていう確信があるのか。
夜羽香:自分には親がいない、っていうのは理解してたんだよね?
GM:はい。この施設にいる子はだいたいそうですから。捨てられた事も理解しています。
夜羽香:それもそっか。
GM:「凍えないようにされてたんだよ、とは話していたんですが」
夜羽香:「名前は所長さんが付けた、という話もしていたのですか?」
GM:「はい」
夜羽香:親が付けた名前じゃないって事は知ってるんだね。わかりました。あと、何か聞ける情報はあるかな? こっちから質問しなきゃいけないだろけど(笑)
GM:こっちからは特にないかな。
夜羽香:最初から話しましょう、っていうのはさっきので全部?
GM:はい。
務月:捨てられてた時に包まれてた毛布、ってのはまだあるのか?
夜羽香:聞いてみましょう。
GM:「出してきましょうか」
夜羽香:「あれば」
GM:段ボールはさすがにダメになったそうです。毛布は洗濯して袋に入れられて、物置に入っていたようです。
夜羽香:普通の毛布?
GM:はい。タオルケットサイズの毛布です。
務月:毛布に名前書いたりしないよなぁ。
レネビィ:これはS市の○○という商店で、10枚だけ販売された毛布だ…!
GM:そんな特別なモンじゃないです。量販店で売ってるようなものです。
夜羽香:毛布自体には何もなさそうですね。これ貸してくださいって言うとさすがに怪しいかな。
レネビィ:別にいいんじゃないの?
務月:本人が今持ってないっていう方がビックリ
GM:持って行くことに文句は言いませんよ。親との最後の絆ですし。
夜羽香:「もし彼を見つける事ができたなら、これを彼に渡してもいいですか?」
GM:「どうぞどうぞ。お願いします」
夜羽香:これぐらいかな。
務月:ああ。何か事件があってUGNに引き取られたんじゃないのか。
夜羽香:「あの子と遊んでるとオバケが見える」っていうだけですね。
務月:騒ぎが大きくなる前にUGNに連絡されたんだな。
夜羽香:じゃ、僕のシーンはこれで終わりです。
GM:はーい。



◆Middle04◆ 少年の過去2 ――神城務月

GM:ではS市支部のシーンにしましょうか。
務月:はーい。S市支部にテクテク入って行って、鷹栖さんあたりに、こういうチルドレンを探すよう言われてるんですけど、どんな子だったとか、いじめられてなかったかとか、どうやってここに来たのか聞く。
GM:はい。では、若干やつれた感じの鷹栖さんが出てきます(一同笑)
務月:「大丈夫ですか、鷹栖さん。忙しそうですね」
GM:「いやぁ、うん。新しく来た支部長代理が…ゲフンゲフン。いや、いい」
レネビィ:これなら不正をやってても前の支部長の方がよかった(笑)
GM:さすがにそうは言わないけどね。
務月:「うさんくさい人に道案内させられた(※L第2話)みたいな顔してますね。大丈夫ですか」
レネビィ:そんなにやつれるほどぉ~?(←うさんくさい人)
務月:まぁいいや。で?
GM:「この子は174番か」
務月:「174番ってひどくないですか?」
GM:「まぁな。俺は白兵教官だから、この子に関われる立場じゃないけど、話は聞いてる」
務月:なるほど、確かにそうだな。じゃこの子は白兵型じゃないのか。
GM:そうです。それに、まだちっちゃいから。務月はこのぐらいから訓練は受けてたんだろうけど。
務月:そういえば、小さい子の担当は決めてなかったな。
GM:寮母さんというか、寮長さんみたいなのがいますよ。
レネビィ:シンドロームとか分かるんじゃないの?
務月:そうだな。シンドロームとか聞いてみよう。
GM:はい。「ちょっと待ってくれ」と書類を出して探します。「ウロボロス/ノイマンだ」
レネビィ:あの悟った感じはノイマンだな。
務月:ウロボロスが厄介だな。
GM:「前にいた児童施設で、オバケが見えるという事でこっちに移されて来たようだな」と書類を見ながら言います。
務月:その辺は夜羽香さんのメールと一致するな。「行方不明になった時の状況とか、わかりません?」
GM:「あぁ…あの時は支部内が大混乱でな
務月:そっかー! その時にいなくなったのかー!(一同笑)そりゃわかんねーなー。くっそー。
GM:「何でも、『ゴキブリが出た時はシーン攻撃だ』とか言って、実際にシーン攻撃をブチかましたバカがいてな」
務月:誰だ、シーン攻撃とか言ったヤツ(笑)
GM:「そういうどさくさに紛れていなくなったようだ」
務月:そういうどさくさに紛れてって事は、計画的じゃないって事だね。だから、以前から脱走しようとしてて、チャンスだ逃げよう、って感じ。
GM:そうかもしれないね。実際は、仲のいい友達とかはいなかったんで分からない。
務月:仲のいい友達がいないって事は、いじめられてたって事か。
静馬:はいはい、俺俺ー。
務月:そういえば静馬も、いじめられてたって言ってたな。
GM:「養護教官から、そういう話があったと来ているな」
レネビィ:打ち解けようとしない。協調性がない。
GM:「ま、厄介な事情を抱えてる子が多いから、難しいんだろうけどな」
レネビィ:というか、厄介な家庭事情の子に囲まれてて、家庭事情がよくわからないから虐められてたんじゃないの?
GM:まぁそうなんですけどね(笑)
務月:「となると、その子に詳しいのは保健の先生ですか?」
GM:「そうなるかな、一応」
務月:「じゃぁちょっと、保健室に行ってみます。たまには休んでくださいよ、鷹栖さん」
GM:「あ、あぁ。もう何日かしたら…
レネビィ:何日…(笑)
務月:がんばれ!
GM:「それを言うなら務月、お前の母さんにもちゃんと休めって言ってやれ」
務月:「ああ、この間助手さんが強制的に休ませたみたいですよ」
GM:「《ワーディング》されるまで働くのはどうかと思うぞ」
務月:「あの人言っても聞かないですよ」
GM:「やっぱり」
務月:そんな感じで世間話をちょっとして。保健室に行こう。
GM:はい。「いらっしゃい。…ん? 君は?」
務月:「実は、174番君の捜査に来ました」
GM:「あぁあの子か」うわー、って顔をする。
レネビィ:うわー!
務月:うわーって! お前がそんな顔するから逃げ出されるんだよ!「その子の事をチルドレンの宿舎の方で聞いたところ、親しい友人もおらず、あなたが一番彼と親しい有様ではありませんか」
GM:「まぁねー、まったくもって協調性に欠ける子だったからね。どんな話を聞きに来たの?」
務月:「いじめられている原因について…です」
GM:「うーん、ノイマンで…頭が良過ぎるから…かな?」(一同笑)
レネビィ:何だよ、「かな」って(笑)。ダメだこの養護教諭。
GM:「あとは、親の事を覚えてないから…かな」
務月:親の事を覚えていないのに虐められる、っていうのはピンと来ないな。
レネビィ:マイナス環境しかないヤツばかり周りにいるから、0だと逆に羨ましい。嫉ましい。
務月:なるほど。親の記憶がないっていうのは0じゃないと思うけど、まぁ子供には分からんよなぁ。
GM:まぁ、虐待されたり、化け物呼ばわりされたり、売られたりするよりはマシって事かな。
務月:でも、元をたどればその子も捨てられてるんだし、そんなに変わらないよなぁ。
レネビィ:まぁ「記憶がないだけお前は幸せなんだよ」的な八つ当たり。
務月:まぁそこが原因ではなく、やはりいじめられている原因はその子の態度とか気の弱さとか、協調性のなさとかが大きいんだろう。
GM:「そうだね。理由付けで言ってるだけだろうから」
静馬:いじめられてる方はいじめられてる方で、「お前ら親がおるだけマシや」って思ってる。
GM:…まぁそういう話をした事は一度もないんですけどね。
務月:そんな事も言わないから。まぁ、いじめられてるけどいいやって思ってる感じだよな。
GM:仕方ないかなーって思ってるようですね。ノイマン的物分りのよさが仇になってる。
務月:まぁ、ソイツがどうしたいのか調べて、ソイツのしたいようにさせるしかないかな。無理矢理UGNに連れ戻しても良い事にはならなさそうだ。UGN的にはとりあえず消息が分かってれば、イリーガル扱いで監視だけすればいいから、無理矢理S市に連れ戻すよりはいいだろうという気もするし。
夜羽香:そうですね。何が嫌で抜け出したのかちゃんと調べないとダメですね。
務月:いや、こんだけ調べても出てこないって事は、何が嫌で抜け出したって事じゃなさそうだしな。
夜羽香:これは静馬君遭遇の可能性大。
静馬:うーん。
務月:ここで虐めてる連中に聞いた所で何も分からないだろうしな。部屋を見せてもらって、私物を漁らせてもらうか。
GM:では十人部屋ぐらいの部屋です。
務月:うぉ。私物とか残ってないかな?
レネビィ:ベッドの片隅に私物入れぐらいはあるんじゃないのかな。
GM:それぐらいはあります。本があるかな。UGNの図書館から借りてる本。
レネビィ:タイトルとか、しおりが挟まってるとか。
夜羽香:『いじめに耐える気持ちの持ち方』
レネビィ:『バカとつきあう10の方法』
静馬:『バカの壁』とか。
GM:いやいや(笑)。幸せな家族の物語の本が多いですね。
レネビィ:願望か。
静馬:ハートウォーミング小説。全米が感動した。
務月:こうなると、しょうがないな。
レネビィ:もう殴りあうしか。どうした、かかってこい! がちーん(防)がーん(殴)がちーん(防)がーん(殴)。
務月:こりゃ、ヒネてるだけの子供っぽいな
夜羽香:今何を考えているかは分からないけど、外枠の部分は分かりましたね。
務月:ま、そんな感じで。こっちは調べたけど何も分からなかった。家族は欲しそうだ。とメールをばらまいておこう。
夜羽香:わかりました。
GM:はい、ではS市支部のシーンは終わり。
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