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2012年04月16日 (月) | Edit |
アリア戦記、外伝がスタート。
GMは陽、PLは秋野、桜翔、みにら。それに、なマイムも入る予定だった。
第二話は入るはず。
(PL紹介は→こちらを参照)
アリア戦記…といっても、そういうには語弊があるだろう。
何と言っても、アリアはNPCのチョイ役だ。
前回のアリア戦記(アルトさんGMのアレである)とは、別のステージの話だと思っていただきたい。
世界設定もかなり違っている。



陽→GM:じゃざっと世界設定と地理を説明します。1000年の歴史は管理できないので、300年にしました(笑)

300年ほど前、ある冒険者一行が他の大きな大陸で暴れていた魔族の王を、小さな大陸に追い込んで封印しました。
それがスマルグ王国の初代女王陛下でございます。
封印した山は、霊峰シール。
その山の麓に、封印を監視するために町をお造りになられました。
それが今のスマルガントとなりました。
元々この大陸に住んでいた住民たちのうち、魔王の封印を認めた者はスマルグの住民となり、封印に反対した者は北へ逃げ、現在の帝国となる国を建国しました。



桜翔→ミスティ:ですよね、普通反対しますよね。何でウチで封印せなあかんの?
GM:そうそう、どっか他所でやってよ。
秋野→ゼスト:何でウチでガレキ埋め立てなあかんの?(一同笑)

初代女王は四人パーティーだったので、彼らを貴族と申しますか、国の代表にして、領土を4つに分けて分割統治しました。
 中央は天領(直轄領)。国の首都と兼ねた都が、スマルガント。
 東にテンペスト領。戦士であった人の領土。都はストルム。
 南がリードランド領。神官だった人の領土。都はルリジオン。
 西はライフェ領。魔法使いであった人の領土。都はクストース。
今でもスマルグの国民は、元々魔王と戦って封印するのに協力した人の末裔ですので、正義感が強い国民性を持っております。


大陸地図

GM:テンペスト領は、ゼストのご先祖さんが代表ですね。
ゼスト:ああ、はいはい。

しかし、100年ほど前のこと。
封印が弱まったのか、北東の山から魔族が沸き始めたのです。
再び魔族と人との戦争が始まりました。
結果、山を塞ぐ事はできませんでしたが、そこに魔族・妖魔を押さえ込む事はできました。
警戒を強化するため、そこにはユガミネイ公国という国が作られました。



GM:それまで魔族は、魔族の王様が封印されてるし元々少ないしで、ほとんどいなかったんだけど。それが魔族の湧きポイントができちゃって(一同笑)。
みにら→ミハイル:湧きポイント(笑)
GM:で、ユガミネイ公国…首都はユルガンという事になっているけれど、俺のイメージではほとんど国じゃなくて、お城が1つと砦が2つあるだけっていう。
ミスティ:余り人は住めなさそうですね。
GM:そうそう、住めないでしょ。常識的に考えて。
ミハイル:魔族が湧く場所じゃねぇ。
GM:で、ここだけ戦争状態になっています。
ミスティ:そこにいる人は、妖魔と戦おうっていう勇気ある人たちばかりですね。
GM:そうそう。ここまでが、ザッパな説明。で、スマルグ王国としては、ユガミネイ公国の支援が第一目標なのね。ユガミネイ公国だけで戦争させるわけにはいかないから、4つの国が、毎年交代で支援物資を送っています
ゼスト:なるほど。
GM:地図の赤い道が一番大きい街道で、そこは支援物資を送るために整備された、石畳の、広いしっかりした道です。軍隊もすごい勢いで通れる。ここを通って、各領地は4年に1度支援物資を送ってる。テンペスト領と直轄領は、だいたい兵士を送っています。で、リードランド領はだいたい物資を送っています。ライフェ領は、帝国との小競り合いが常に起きていて、言ってみれば半分戦争状態なので、余裕のある時しか送らない…とうか。
ミスティ:なるほど。
GM:主に人を送るんだけど、指揮官とか少数精鋭を送っています。
ミスティ:街道が一番大きい道っていうだけで、小さい道はたくさんあるんでしょう。
GM:うん、それはもちろんたくさんある。これしか道がなかったらヤバい(笑)
ミハイル:つまり、この街道はニューロードみたいに別マップで管理される程大きい道なんですね。ジュエルビーストも通れるぐらいの。
GM:そうそう。
ミスティ:ニューロード(笑)
GM:まぁ、この道を通るのがブッチギリで早いのは皆分かってるんで、だいたい各国の都に物を集めて移動する、って事になります。ユガミネイに直接は行けないんで、中間地点のアクエルドという町があります。ここが一番人と物が集る場所かな。
ミスティ:なるほどね。
GM:今年は、4年に1度のリードランド領の担当です。
ミスティ:あぁ、皆一気に行くわけじゃないんですね。
GM:そうそう。
ゼスト:だから4年に1回はライフェ領になって、「今年は支援物資が少ないから苦労して、妖魔がこっちに流れてくるかも知れないわ。ビクビク」
GM:そんな事はないけど(笑)。今の大公、ジーメッサはすごい有能な人なので、この人が大公になってから50年ほど、他の領地で魔族が出た事はありません
ゼスト:へぇー。
ミハイル:すごいですね。
GM:まぁこれから出るけど(一同爆笑)
ミハイル:言っちゃいましたね!?
GM:なので、出た時に「今まで出た事がなかったのに!」と言ってもらうための設定です。
ゼスト:今まで出たことなかったのにー
ミハイル:今まで出たことなかったのにー
GM:これからは毎日出るぞー
ゼスト:もうだめだ。
ミスティ:僕は「アリだー!!」って言いたい…(一同爆笑)アリだー!!
GM:せめて「魔族だー!!」にしてよ。
ミハイル:3文字だと収まりが悪いですね。
ミスティ:オニだー!!
GM:オニ(笑)
ミハイル:まぁ、「まぞだー」とか言われなかっただけマシですね。
ミスティ:マゾなら恐れる事はない。
GM:本当にね。死ね、死んでしまえ。


GM:で、これからが本番なんだけど。ミスティが目指しているインペリアルガードのことです。
ミスティ:はい。
GM:各国の領主と、王族を守るために各地にばら撒かれて、都合2~30人ぐらいの超エリートです。
ミスティ:騎士の中の一部の人しかなれないっていうイメージなんですけど。
GM:それで合ってる。騎士というよりは、この国全土から超強い戦士系を集めた中で。騎士っていう概念が余りないので。
ミスティ:なるほど。何にせよ、戦える系じゃないとダメですね。
GM:そうだな。まぁ、超めっちゃすごい《プロテクション》使いならプリーストもアリかな(笑)。まぁないけど。
ミハイル:まぁやっぱり《カバーリング》できる人の方がいいよね。
GM:で、その中で一人、今年の3月で任期満了して隠遁生活に入るっていう人がいて、1人空きができた。
ミスティ:はい。
GM:各領地から一人ずつ。王都は別として3人の候補が選ばれて、リードランド領が支援物資を送る際に一度スマルガントに来て、そこで各国の人を拾って行くから、その時ついでに選抜会をやろうと。
ミスティ:じゃ、ライフェ領の人がテンペスト領の要人のインペリアルガードになることもあるんですね。
GM:そうそう。王都で一括してインペリアルガードの叙勲式とかがあって、そこから改めて配属が決まるので。
ミスティ:なるほど。
GM:まぁだいたいは、希望があるだろうし、その領土の出身の人を守るのが士気も高いんで。でも選抜の結果、リードランドの人ばっかりじゃんってなったら仕方ないから別の土地に回ってもらうし。その辺はわからない。
ミスティ:了解です。
GM:インペリアルガードはそんなに政治的な発言力はないけれど、「インペリアルガードがみんなリードランド家の人だ」ってなったら、当然「リードランドすげぇ」ってなるんで、領主様は皆必死になって優秀な人材を探してプッシュしています(笑)
ミスティ:だから、「君、うちの家の子にならないか」とかやるんですね。
GM:そうそう。領土の境目に超優秀な人が生まれたら、「君、うちの家に来ないか」「いや当然君はうちの領土出身だよね」っていう話になる(笑)。まぁ、そういう政治的ないざこざよりは、魔族を封印する事が一番じゃないか、って感じの正義感がまだ勝ってる。
ミスティ:OKです。じゃ、候補に選ばれただけでも大したもんですね。
GM:うん。だからミスティは、実際相当優秀だという設定ですね。
ミスティ:やったぁ♪
ミハイル:この若さで15レベルですよ。
GM:有り得ん(笑)。1年1レベル上がっても、3歳の時から鍛錬していないといけない。
ミスティ:本当ですね。何されたんだろう(笑)
GM:そういえば、歳はみんな21歳とか28歳とか言っていたけど、“あの時”から三年前っていう設定なので。
ゼスト:じゃ俺は25か。
GM:まぁ年齢を新しく設定し直せばいいだけの話なんだけど(笑)
ミスティ:じゃ、僕はこの時点で21歳にしておきます。
GM:アリアは元の設定なので11歳です。10~15歳の次の国王候補を桜朧公が教育して、その5年が過ぎたら桜朧公はどこかに旅立っていくっていう(一同笑)。で、アリアは11歳なのでちょうど桜朧公が来ています。
ミスティ:教育期間中なんですね。
GM:はい。その桜朧公が一番政治に影響力が強いです。その5年間だけすごい強くて次の代替わりまで20年も30年もずっといなくて、また来たら5年だけ輝いていくっていう人なので(一同笑)。
ミスティ:5年後には「桜朧公が野に下りました」(一同爆笑)
GM:そうそう。まさにそれ。霊峰シールの中に住んでいる、とは言われているけれど、実際に棲み家に行った人はいない。どうやって外の状況を知るのかわからないけれど、子供が生まれて、その子が5歳ぐらいの頃フラっと王都に現れて、「次の後継者はこの子」って勝手に決めて(一同爆笑)、10歳になった頃にまた来て、そこからは王都に住み込みで5年間教えて、5年経ったら野に下る。
ミハイル:山に登ってるというか。
GM:まぁ、国じゅうあちこち回ってるという感じらしい。ユガミネイにはよく出没している。
ミハイル:神出鬼没ですね。
ミスティ:水戸黄門みたいです。
GM:水戸黄門というか、魔族を完全に封印するなり滅ぼすなりする方法を研究していて、その研究の成果を試しにユガミネイに行って、「魔族にはコレだ。…イマイチ効かないな。じゃ」(一同爆笑)っていう実験というか研究をしている。
ミスティ:なるほど。各国回って情報収集したり研究したり。
GM:そうだね、古代兵器みたいなのが埋もれてないか探したりとか。
ミスティ:桜朧公は長命な方でしたっけ。
GM:うん。嘘か本当か分からないけど、建国時代から生きてるっていう話。PCの時はヒューリンとエクスマキナのハーフブラッドで、不死身の改造人間っていう設定だったんだけど(一同笑)
ミハイル:今はNPCなので分かりません! 謎の多い人ですね。
GM:そう、分かりません! NPCになったので、エネミースキルも使い放題だぜ。《スキルマスター:ナイト》を取ったら何を取るか悩まなくても良い!(笑) 後は、アリアンロッド・サガ無印のリプレイに、ベルフトっていう超強いNPCがいて、そいつがすごいスキル持ってるのよ。それで良いじゃんって。
ミハイル:セットアップに、同じエリアにいる人は全員死ぬ。
ミスティ:ええー! 何と言う。
GM:他には《大陸最強》ってスキル、何をしてもこの人の振るダイスを減らせない。《武芸百般》は全ての武器を格闘として使えるとか。
ミハイル:大剣で《トリプルブロウ》とかできるんですよ。これぐらいやれるなら、桜朧公もこれぐらいやって良いよね。
GM:まぁ実際出てくる事はないだろけどな。キャラも造ってないし。
ミスティ:逆にキャラシーを書かなくて良いキャラでもありますね。思いついた事をやれる。
GM:そうそう(笑)。まぁそれぐらいかな。


GM:秋野君、ゼストはいつ出奔した事にする?
ゼスト:じゃぁ…国に仕え出す前ですが。
GM:領主の息子だから、国に仕えるっていうのも。
ゼスト:何か八百屋の息子みたいだ(笑)。店の手伝いする前ぐらい。
GM:結構小さいよ!?
ミハイル:8歳とか(笑)
ゼスト:正式に仕官しだす前かな。
GM:領主のテンペスト伯…ゼストのお父さんね、この人は政治的に煩く言う人で、君が14歳の時にアリアが生まれたんだが、「王女が生まれた? お、うちに息子がいるじゃん。ちょっと良いんじゃないの?」とか思ってた。
ゼスト:その話が出た頃に、俺が「ヤッフゥ~!(出奔)」
GM:そうそう、リードランドのところには子供がいないし、「これはうちの一人勝ちじゃのぅ」とか思ってたら君が出奔して父ちゃんガッカリっていうシナリオを考えてるんだけど。良い?
ゼスト:良いですよ。じゃ11年出奔してます。14の頃に出奔しました。
ミハイル:出奔するには良い年齢ですね。
ミスティ:出奔するのに良いも悪いもあるの?
GM:11年あれば、魔導銃を弾飛ばさずに使いこなす事も不可能ではない
ゼスト:出奔した時に俺が4レベルだったんで、1年1レベル上がった(笑)
ミハイル:14歳で4レベルっていうのも、結構高いですね。
ゼスト:サラブレッドですから。
ミハイル:そりゃ親父も期待をかけてるわ。それが気が付いたらこんな事に(笑)
ゼスト:おかしーなー、俺の職歴だと最初すごい役に立たなかったはず。
ミハイル:まぁ良いじゃん、《ボルテクスアタック》は使えるようになったんだから。っていう。
GM:で、ミスティがリードランド司教に呼ばれて、「インペリアルガードがんばれよ」って言われるところから始まる。
ミスティ:OKです。
GM:…さて、困ったな。なマイムが来ないぞ。
ミスティ:なマイムさんはどんな位置づけだったんですか?
GM:彼はライフェ領のインペリアルガード候補生の、お付きの人。だからまぁ…いなくても良いと言えばいなくても良いかな。
ミスティ:そうなんですね。
GM:ミスティのお付きの人が、みにらのPC。
ミハイル:わたくし。ミハイルでございます。
ミスティ:ミスティのお母さんは、おしとやかな神官になって欲しかったんです。
GM:何を間違ったかこんな事に
ミハイル:アコライトなところは間違ってないんですけど。
GM:そうそう、アコライトになった所まではお母さんの予定通りだった。
ミスティ:「お父さんの修行に付いて行かせた事が間違いだったわ」ってずっと言ってる。
ミハイル:お父さんはナイトなんでしょうか。
GM:パラディンっていう設定かな。というのも、リードランド大司教が、司教と言いつつパラで、実はモンクっていう。
ミスティ:僕もパラだと思ってました。
GM:で、ミスティのお父さん…名前決まってないけど。名字何にする?
ミスティ:原作(聖剣の刀鍛冶)にちなんで、キャンベルにしましょう。セシリー・キャンベル
GM:ま、名前が違うから名字が一緒でもいいだろう。そのキャンベル家は元々聖騎士として名家だったんだけど、ここ何代か有名な聖騎士が現れていなかった。ミスティのお父さんが久し振りに頭角を現した人で、その師匠がリードランド司教だった。今から10~20年ぐらい前に今回と同じような事が起きて、リードランド司教はミスティの親父をインペリアルガードに推薦して、見事インペリアルガードになって、各地に配置されてたんだけど。病死だっけ?
ミスティ:いえ、亡くなったとしか設定決めてません。任務中に命を落とした、というのがそれらしいですね。
GM:まぁ、ユガミネイに行って戦死した…とか。その後、ミスティのやる気を見たリードランド司教は、父と同じようにミスティを鍛えて。立派なモンクとして。
ミハイル:お母さん…(ほろり)
GM:お母さん涙目。で、今回のインペリアルガード選抜に際して、自分の家の養子という事で、名前を貸して王都に送る…みたいな。
ミスティ:了解です。


↓キャラシー
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2012年04月17日 (火) | Edit |
◆Opening01◆ ――ミスティ&ミハイル

GM:まずはミスティのオープニングです。日頃の鍛錬をリードランド司教に見ていただいたあと、「後で話があるから、私の部屋に来なさい」
ミスティ:「はいっ」
GM:司教は60前ぐらいの、その年齢にしてはガッシリした体つき。そーね、年取ったジャッキー・チェンみたいな(一同爆笑)
ミハイル:強そ!
GM:性格は全然違うけど(笑)。落ち着いた、司祭らしい性格です。リードランド領は気候も穏やかで…ざっと言うと、ユガミネイ辺りが北海道、テンペスト領・天領が本州、リードランド領が四国、ライフェ領が九州、ぐらいの気候です。
ミスティ:なるほど。四国か…。
GM:四国か…っていかんの? 四国の人に謝ってよ(笑)
ミスティ:いえいえ、いいです。いいも悪いも言ってないですよ(笑)
GM:まぁともかく、リードランド領の土地は広大で、起伏も少なく、四国や岡山南部、九州北部ぐらいの暖かさなので、比較的温暖で一年中過ごしやすい。
ミハイル:良い所ですね。
ミスティ:ユガミネイは寒いんですか。
GM:そう、ユガミネイは寒いし戦地だし、で兵士は大変よ。
ミスティ:本当ですね。屯田兵ですね(一同笑)
ミハイル:田んぼは作ってないよ?
GM:リードランド領では、麦の二期作とか、農業がものすごく盛んです。
ミスティ:田園風景が広がってるんですね。
GM:そうそう。街の人は信心深い人が多いです。街の1割が神殿関係者、ぐらい? 他の領からもルリジオンに参拝者が来るような。
ミハイル:聖地みたいですね。
GM:聖地というか、信仰の中心地。宗教的な問題が起きたらここに持ってこられる。
ゼスト:ふむ。
GM:とは言ってもアリアンロッドの宗教をそのまま使うから、一神教じゃないし。
ミスティ:各神殿の大きなのが一通り建ってるんでしょうか。
GM:そうだな、ルリジオンに統一教会…って言ったらヤバいな。
ゼスト:ゲフンゲフン!
ミハイル:それはダメです!
GM:合同教会みたいな。
ミスティ:各宗派の偉い人が組合みたいなのを組んでるんでしょうね。
GM:うん、その各宗派の偉い人をまとめてるのが、リードランド大司教。
ミスティ:なるほど。

GM:話を戻そう。一通りの訓練を終わって、「後で私の部屋に来なさい」
ミスティ:「はいっ」きびっ。
GM:で、訓練の後で顔を洗ったり、着替えたり。もうヘロッヘロでね、《トリプルブロウ》をこれでもかと叩き込まれたり(一同爆笑)
ミスティ:司教は何回でも出せるから。
GM:司教はエネミーです。いやいや(笑)
ミスティ:何であの人は棍棒で《トリプルブロウ》が撃てるんだろう。
ミハイル:ホワチャーと三回なぐるんですね。
GM:まぁそんな感じの。で、呼び出しに応じて司教の部屋に行くと、司教は汗ひとつかいて無いから着替えもしてない。
ミスティ:さすが鉄人。
GM:訓練の時と違って、人の良さそうな温和な表情をしています。鬼の形相から一変して。
ミハイル:仏になった。
ミスティ:(コンコン)「失礼します」ギィ~。
ミハイル:ここの扉もたてつけ悪いのか(笑)
GM:「入りなさい。ミスティよ、今までよく修行を頑張ってきました」
ミスティ:「いえ、これも司教様のおかげです」
GM:そういえば、お父さんの名前決めてなかったな。
ミスティ:パっと決めましょう。そんなに出てきませんよね?
GM:うん。出した方が良い? 実は生きてた。
ミハイル:仮面を被って(笑)
GM:魔族の手先とかになって。
ゼスト:何ならここ(飲み物)に「ファン」が。
ミハイル:ファン=キャンベル。
ゼスト:そこ(ティシュー)には「スコッティ」が。
GM:良いね、スコッティ=キャンベル。
ミハイル:スコットとか。
GM:他には「モンスターハンター」とか「アリアンロッド」とか(笑)
ミスティ:じゃ、スコットさんにします。スコット=キャンベル
GM:では、「お前は父のスコットと互角か、それ以上の力をもう身に付けているでしょう」
ミスティ:何と。司教様の厳しい鍛錬にはそれだけの意味があったのですね(笑)
GM:「そして、2週間後にはここルリジオンより、ユガミネイ公国への恒例の支援物資が出発します」
ミスティ:「かねがね、聞いております」
GM:リードランドは穀倉地帯なので、主に食料と物資を送っています。だから、他の所は自領で消費する1.5倍ぐらい農業をやってるけど、リードランドでは2倍ぐらい。むーぎ、むーぎ! こーめ、こーめ! って勢いで食料を作っています。
ミスティ:そうですね(笑)
GM:というのも、ユガミネイ公国は全く生産能力がないのよ。ユガミネイの軍は他の国で賄っている。
ミハイル:まぁ軍隊ばっかりいるなら仕方ないですね。
GM:軍隊の駐屯所みたいなところだからね。
ミスティ:水がないんでしょうね、ここ。
GM:水ないのはヤバすぎ(笑)。まぁ、魔族が湧く山から出た水なんか飲みたくないわな(一同笑)
ゼスト:変異してたりしそう。
GM:「まぁ、それに先立って、任期満了のインペリアルガードが出ました。ついに貴方の待ち望んでいたチャンスがやって来たということでしょう」
ミスティ:「はいっ。これはもう、是非とも」
GM:「スマルガントからの通達によりますと、今回の遠征の際に各国の代表がスマルガントに集るので、その時にインペリアルガードの選抜をするそうです」
ミスティ:「はい」…自分が候補生だという事は、先々聞いてたんでしょうか。
GM:うん、前に聞いていた。数名の候補生がいたけど、今こういう話をされているという事は、ミスティを推薦するつもりなんだろうというのは分かる。
ミスティ:自分が落ちたら司教の名に傷が付く、頑張らないと、と思っています。
GM:リードランド家の名において、ミスティ、貴方をインペリアルガードに推薦する事に決まりました
ミスティ:「ありがとうございます! 必ず」
GM:「ここで一つ、耳寄りな情報が」(一同笑)いかん、難しいな司教!
ゼスト:今なら同じ候補生がもう一人!(一同爆笑)
GM:ダメじゃん! ライバルだー! 違います、耳よりとか言ったらダメだな。「今回の選抜試験に際して重要な情報を話しておきましょう」
ゼスト:はいはい。
GM:「現在、首都スマルガントには、アリア様」…何て言うんだろ、お姫様。
ミハイル:内親王?
GM:内親王か! えー、とりあえず「アリア様が10歳になられて、もうすでに桜朧公が教育を始めておられます。次のインペリアルガードは、アリア様の身辺を守る事になる可能性が高い」
ミスティ:「何と! そのような重要な」
GM:「これは決定ではなく、内輪の噂なのですが。インペリアルガードとは普通は男性で、軍務経験のある者が多いのですが、敢えて女性の貴方を推す事にしました」
ミスティ:「なるほど、責任重大ですね」
GM:本当にブッチャケると、アリア様に気に入られるのがインペリアルガードに採用される可能性が高いと、司教は見てるわけですね。言わないけど(笑)
ミスティ:でも、アリア様と接触する機会があるのかな。
GM:あります。インペリアルガード試験の内容ですが、国王陛下や周りのお歴々の挨拶。その後、国王陛下とアリア、桜朧公との面接があって、その後スマルガントから2日ほど行った、プロスペラール平原という所で大規模戦闘の演習試合をやります。それらの総合成績と、上の協議で決まります。
ミスティ:はい。
GM:だから、桜朧公とアリア、国王との面接で好印象を与えるのが重要でしょう。
ミスティ:なるほど。
GM:特にアリアのインペリアルガードだったら、アリアが「この人がいい」って言ったら「じゃこの人で」ってなる可能性が一番高いから(一同笑)、アリアに好印象を与えよう。という、リードランド司教なりのインペリアルガード選抜試験攻略が行われます(一同笑)。
ミハイル:攻略(笑)
ミスティ:もうちょっとテンパった方が良いんでしょうか。「わわわわ、わたしでだだだ大丈夫でしょうか」
ゼスト:テンパりすぎだ(笑)
GM:それはテンパりすぎだな。「まだ若輩の女性の貴方に、こういう大役を押し付けるのは私の本意ではありませんが、聞けばアリア様もまだ11歳。桜朧公の元で毎日厳しい修行に励んでいると聞きます。貴方ならアリア様の御心が分かり、アリア様をお助けできるのではないかと思い、貴方を推薦します」
ミスティ:「ありがとうございます」
ミハイル:厳しい修行仲間として(笑)
ゼスト:自覚はあるんだ
GM:自覚はある(笑)。うるさーい。
ミスティ:「今こそ司教様に鍛えていただいた全てを見せる時ですね」
ゼスト:お互い苦労しますね(一同爆笑)
GM:残念ながら個人戦闘訓練がないので、そこは微妙ですが。もしかしたら向こうでそういう機会が設けられるかもしれません。
ミスティ:心の中で、「お母様にお作法を習っておいて良かった…」

GM:「このインペリアルガード候補者には、一人後見人を付ける事ができます」
ミスティ:「はい」
GM:ということで…「ミハイル!」と別室に呼ばれていたミハイルが呼ばれます。
ミハイル:はい。扉を開けて一礼して「お呼びでしょうか」と入って行きますよ。
GM:見かけはどんなんだっけ。設定ある?
ミハイル:ええ、165cmのヒョロっとした感じの男性です。ガードローブなんですけど、燕尾服? 執事? みたいな感じの服です。
GM:はいはい。「普段、私の秘書をしてくれて、神殿内を取り仕切ってくれている、ミハイル=エリオット君です」
ミスティ:「あれ、こちらの方は…ここの執事の方だと思っていました」(一同笑)
ゼスト:だいたい合ってる。
ミスティ:たまにお見かけする事はあるんでしょうね。
GM:それはあるね。ミスティから見ると、地位が上の方で一線でバリバリ働いてるような人です。決して皿を磨いてたり、庭を掃除してたりする人じゃない(笑)
ミスティ:執事長?
GM:秘書官とか、秘書長とか。
ミスティ:格好は執事なんですよね?
ミハイル:はい。
ミスティ:執事で、秘書の仕事をやってるみたいな人だと思っていました。
GM:実際にそういう人だと聞かされます。
ミスティ:「えと…このような方を、お供に頂いてもよろしいのでしょうか?」ちょっと勿体無い感じ。
GM:「確かに、ルリジオンとしては彼を失うのは痛手ですが、ミハイルはその後ユガミネイ公国に送る支援部隊の隊長をしてもらいます」
ミスティ:「よ、よろしくお願いします!」ぶぅん(派手に一礼)ってやると、頭の髪飾りが落ちて「あぁっ!?」(一同笑)
ミハイル:そういう失態には目をつぶって「よろしくお願いいたします」と静かに一礼(笑)
GM:「ふんっ」バシッ(落ちる前に髪飾りを取る)。「気をつけなさい」(渡す)
ミスティ:さすが! (頭に付けつつ)これがなかったら【精神】が2点下がってしまう。
ゼスト:そこかよ。
GM:「ミハイル君はスマルガントに何年か勤務していた経験があります。中央の礼儀作法や常識などは、道中にゆっくりと教わると良いでしょう」
ミスティ:「よろしくお願いします」
ミハイル:「がんばって下さい」
ミスティ:「はい」うわ、緊張してきた(笑)
GM:何でよ。
ゼスト:違う、最初からやり直しっ!
GM:「ミスティは出発の日時まで休暇を与えるので、ゆっくり休みなさい。その間に母にご挨拶をすると良いでしょう」
ミスティ:「ありがとうございます、そうします」
GM:「別室で辞令を受け取りなさい」と言って下がらされます。
ミスティ:「はい。失礼します」はー、はー(一同笑)


GM:では残ったミハイル。
ミハイル:はいっ。
GM:「先ほど言った通りですが、貴方にはそれより重大な任務があります。今年のユガミネイ行きの物資の輸送、それを貴方に全て取り仕切ってもらいます」
ミハイル:「かしこまりました」
GM:まぁミハイルは4年前もやってるっていう設定なんで、「4年前に比べて○○が減って××が増えて」みたいな話。これは毎年、ユルガンから希望品の表が届いて、それをまとめて各国に割り当てて送って、それを毎年更新していくっていうパターンだから。
ミスティ:表を見たら「今これが無いんだ」とか分かるんですね。
GM:ええ、なので一般には補給物資の内容は秘密とされています。無いと思うけど魔族のスパイとかがいて、何を運んでいるのか分かったら足りないものがバレてしまいます。まぁ無いけど(笑)
ミハイル:毛皮とか、麦とか普通のモノでしょうしね。
GM:ええ。「向こうは寒いので気をつけて行きなさい」
ミハイル:「はっ。かしこまりました」
GM:8年前に初めて一緒に行って、4年前には一人で行かされて、今回も一人で行けという話ですね。
ミハイル:はい。「ミスティ様に行軍などの実務経験を少々して頂いた方がよろしいでしょうか?」
GM:「ええ。これからインペリアルガードに抜擢されれば、そのような事も必要になるでしょう。…特に今回の大規模戦闘演習には貴方の力が必要になるでしょう」
ミハイル:軍師ですしね。
GM:「…が、演習にはなるべくミスティの力だけで勝たせてやっていただきたい
ミハイル:「はっ。できるかぎり」
GM:「彼女にも軍を指揮する経験をそろそろさせた方が良いでしょう。インペリアルガードになれば、彼女の判断で軍が動く事もありえます」
ミハイル:そうですね。
GM:ぶっちゃけ、戦争になって王族がいた時に、インペリアルガードのミスティが「私は王女を連れて逃げるから、お前らはここで足止めしろ」と言ったら、兵士がそうしちゃう可能性があります。
ゼスト:ふむ。
ミスティ:それだけの権限をいただけるのですね。
GM:はい。もちろん現場に将軍などがいたらその人が異を唱える事もあるけど、最終的にミスティが言って、例えばアリアが「じゃぁそうして」って言ったら向こうは逆らえません。なので、それなりの経験を今から積ませないと将来不安っていうのがあります。
ミハイル:ですね、国のために。
ミスティ:そうか、それで司教はあんなに「チェスやろうぜ」って言ってたんだ。断らずにやっとけば良かった(一同爆笑)
GM:断ったんだー! がこどーん。
ミハイル:では、道中に暇な時間ができればチェスをいたしましょう。
GM:まぁチェスまでしなくて良いけど(笑)。「彼女はどうも脳筋な所があります…まぁ、心構えと責任感を自覚すれば、それなりにやれるでしょう。元々頭の悪い子ではありません」
ミスティ:やる気はあるけど実力は伴ってないんですよ。頭脳戦は(笑)
GM:そんなモンかな。あとは何人かの要人を上げて、「個人的な知り合いなんで挨拶を」とかいう雑多な繁務があります。ミスティと違ってミハイルは物資の準備などで休暇は全くありません
ミハイル:はいっ。特にそれに異を唱える事はありません(笑)
GM:他にやっておきたい事や質問はあるかな?
ミハイル:うーん…特にないですね。「かしこまりました、お任せ下さい」と一礼して退出しましょう。
GM:「頼みましたよ」と司教が言って、シーンを閉じます。

2012年04月18日 (水) | Edit |
◆Opening02◆ ――ゼスト

GM:次は…なマイムのオープニングが無くなって、ゼストですね。
ゼスト:はーい。
GM:ゼストが14歳の時。「アリア王女が生まれたぞ、ヤッホー! うちの息子とくっつけたら、外戚として権力振るいたい放題だぜ」ってな感じで、ウハウハだったゼストの父、テンペスト伯。
ミスティ:なんというノリの軽い人(笑)
GM:まぁそうとは言わないんですけど。
ゼスト:言ってる事を要約するとそうなる。
ミスティ:なるほど(笑)
GM:テンペスト領は元戦士の家系で、軍隊主義的な人が多いです。リードランド領の温和な政策と反対に、ちょっとタカ派。
ミハイル:力こそパワー! みたいな感じ。
ミスティ:間違いではないけど何だかな(笑)
GM:テンペスト領とユガミネイは近いんですけど、ユガミネイに直接兵士を渡したり、軍隊を送る事は禁じられています。
ゼスト:そうなんだ。
GM:一応、ユガミネイから要請があったり、とんでもない大軍が来てもうダメだってなった時には勝手に出動して良い事になってるけど、平常時は中央で管理されているので勝手に軍を送ることはできません。
ゼスト:なるほど。
GM:で、ライフェ領だと帝国との小競り合いで常時軍が動いている。それに引き換え、うちは勝手に軍を送ってバンバン戦果を上げられない、というのが、テンペスト伯としてはご不満なのです。
ゼスト:あぁ。
GM:そういうストレス…せっかく俺たち強いのに、何で戦わせないんだ、っていう不満を慢性的に抱えています。権力欲しいというか、もうちょっと俺たち大事にされていいんじゃね? みたいな。
ゼスト:少なくとも仕事よこせ。
GM:そうそう。頑張って訓練して強くなった軍隊を、4年に一度ユルガンに送る。っていうのが今の主な任務なんで、そんなまだるっこしい事せずに直接行って戦わせろよと思っている。まぁそれを言っても仕方ないか。あ、男が生まれた。しごいちゃる、しごいちゃるー(一同笑)と大きくなった所に王女様が生まれて、「王女様が生まれた、やった」というのでさっきの流れに繋がるワケですね。
ゼスト:で、俺は「見損なったぜ親父ィ!」と言って、ちょうど来ていた旅芸人の一座にヒュっと潜り込んでいずこかへ。
ミハイル:(従者)「ぜ、ゼスト様がいらっしゃいません!!」
GM:なん…だと…!?
ミハイル:「見損なったぜ親父」という書置きが(一同笑)
ミスティ:うわー見損なわれた。
ゼスト:俺は世界を見てくる!
GM:「うぬぬぬ…」みたいなことがあって、11年経った。
ゼスト:あれから11年。
ミハイル:ゼストはいったい、どこで何をしているのやら…。もう二十歳も過ぎたというのに頼りもよこさず。
ミスティ:ゼストが野に下り、11年
GM:野に下り、とか言うな(笑)。父は当時30前後だったのが今は40前後、まだまだ健在ですね。で、その一座で10年ぐらい、お師匠さんから「わははははー(殴)」とか言いながら色んな物を教わって。
ミハイル:わははははーって(笑)
GM:殴られた記憶しかないような気がするけど。
ゼスト:殴られたり、殴り返されたり。
GM:ダメじゃん?
ミハイル:熱い拳の語らいがあったんですね…。
ゼスト:銃を渡されたから銃を撃ったら、何か知らんけど俺に当たって(一同爆笑)、仕方ないから殴り始めたっていうね。
GM:はいはい。5年ぐらい経った所で君の獲物…魔導銃を渡されて。「どうだゼスト、いっちょコイツを使いこなせるようになってみないか」と、親方っぽい師匠に言われます。
ゼスト:「いや、だって俺、飛び道具は…」
GM:バカだなぁ。銃を持って銃で撃ったって、相手の意表を突けねぇだろう。それ以外の使い方をお前は考えるんだ」(一同爆笑)
ゼスト:「な、なるほど!」
GM:師匠の口癖、「いいかゼスト。戦いってのはな。いかに相手の意表を突くか、この一点に尽きるんだ」
ゼスト:「よし、意表を突けばいいんだな。わかったぜ!」
GM:まぁそんな感じで、歪な師弟関係は深まり(笑)
ミスティ:何と。
ゼスト:格闘と魔導銃を組み合わせた、まったく新しい格闘技が。
ミスティ:風雲拳だ(笑)
GM:えー、マジでこの設定で良いの?(笑)
ゼスト:いやまぁ、旅立ってしまえばこっちのモンです。
GM:ゼストの師匠は意表を突くのが好きな人で。エクスプローラーとかかな。
ゼスト:そうですね。エクスプローラー/モンクとか。
GM:自分で座長の仕事をしながら、突然ピエロ姿でお客を出迎えて、「座長を呼んできますから」ってお茶を出してピエロピエロピエロって出て行ったと思ったら、すぐにドアをガチャって開けて「私が座長です」っていう感じの。お前かよ!
ミハイル:ピエロじゃねぇのかよ! ピエロと座長を組み合わせた、まったく新しい…?
ゼスト:まぁピエロって結構役職が高かったりするよ。
GM:まーね。ゼストから見ると、ふざけてる様に見えて実際どこまで本気か分からない。
ミハイル:ふざけてる様に見えて、実際ふざけてる事も多い。
ゼスト:「またふざけて」と思うとマジメで、「マジメなんかなー」と思うとふざけてる(笑)。くっそー、いつも逆を引きやがって!
ミハイル:もうだまされないぞ、と毎回思って毎回だまされるんですね。
ゼスト:そうそう。

GM:で、1年ほど前に「お前もそろそろ一人立ちしても良い頃だろ。俺たちに付いてきたんじゃ、お前の好きなこともできないだろうしな」
ゼスト:ま、色々学ばせてもらったし。
GM:連絡先とか決められないから…「縁があればまた会うこともあるだろう」みたいな感じで、ポっと放り出されます。
ゼスト:こっちが消息を知ろうと思えば、一座の消息を知る事はできるだろう。
GM:それはどうかな?(ニヤリ)
ゼスト:何だとぉー!?
ミハイル:エクスプローラーの座長ですもんね。明らかに…盗賊団じゃん(笑)
GM:あれから君がふと用事を思い出して追いかけた事もありましたが、来た時には「あぁ、さっき発ったよ」と言われることばかり。何故か出会うことはできません。
ゼスト:おっかしーなー。
ミハイル:「よし、次はこの街に来るはずだ」と思って待ち構えていても…?
GM:そしたら何故か興行したばかりも街に戻って、アンコール公演やったり。
ミハイル:毎回意表を突かれて。
ゼスト:はぁー…。
GM:意表を突かれて三千里。
ゼスト:誰か諜報係が俺に付いてるだろう、これ。
GM:はは、そりゃ付いてますよ。そんな怪しい一座から離れて一年ほど各国を見回りました。
ミハイル:しかし、旅芸人の一座でゼストさんは何やってたんでしょうね?
ゼスト:曲射ちを。
ミハイル:なるほど。撃ってたんだ。
GM:最初はちゃんと撃ってたんだけど、途中からどんどん親方の条件が厳しくなってきて、「それじゃ普通じゃねぇか!」と言われ続け、結局曲射ちはやめてしまった(笑)。「どう撃っても普通じゃん!」っていうぐらいの域まで。
ゼスト:お前ができるんなら、もう普通だな」「え!?」(一同大爆笑)
GM:それはひどい!! そこまで考えてなかったけどひどい。
ミスティ:「普通」の基準にされてる。
ミハイル:逆立ちしながら撃ったり、足で撃ったり。


GM:…そこで、今回のマップの位置関係ですが。距離は決めていませんが、普通に馬を引きながら徒歩で1日8時間旅をしたとして…

 テンペスト領都ストルム → アクエルド 7日
 アクエルド → ユガミネイ公国首都ユルガン 8日(少し道が悪い)
 スマルグ王国首都スマルガント → アクエルド 14日
 リードランド領都ルリジオン → スマルガント 12日
 ライフェ領都クストース → スマルガント 15日

ゼスト:早馬ならもうちょっと早いかな。
GM:馬を潰す勢いで寝ずに走ると三倍ぐらいかな? まぁ、1年あるとほとんど全国回れるね。
ミハイル:ですね。
GM:で、久し振りにテンペスト領にチョロっと入った所。
ゼスト:ふふん。こんな所から入るなんて思ってもみないだろう」(一同爆笑)
GM:と言うと、見慣れた馬車があなたの目の前で止まります
ゼスト:くっそー(一同爆笑)
GM:中からさほど変わった様子もない座長が出てきて「や、奇遇だな! 探しちまったぜ」
ゼスト:会えないと思った矢先に出てきやがった。
GM:「いやいや、お前にいい話を聞かせてやろうと思ってな」
ゼスト:「あぁ」もうどんな意表を突かれるのやら。
ミハイル:意表を突かれすぎて疲れちゃったよもう。
ゼスト:「親方のいい話はアテになんねぇんだよ」
GM:「そんな事ねぇよ、お前さんの身に関わる重大ないい話だ」
ゼスト:何を言ってるんですか、ここでガッカリしておくことによっていい話になるというライフハックが(一同爆笑)
GM:「今年もそろそろ、ユガミネイに支援物資を送る時期だな」
ゼスト:「もうそんな時期か」
GM:もう春だしね。「今年はこの3月で任期を終えたインペリアルガードがいてな。今年の担当のリードランド領がスマルガントに物資を送ったら、当然他の領も乗っける物資をスマルガントに送る。だからスマルガントに人が集った時に、選抜試験を行うんだってさ」
ゼスト:「ふんふん」
GM:「で、そこで我らがテンペスト領だが、何と半年前に出奔していたゼスト=テンペストが帰って来たって話でさ
ゼスト:…は?(一同爆笑) …へ? 俺、まだ帰ってねぇよ」
GM:まぁそんな事はどうでもいい
ゼスト:いやちょっと待て!!」(一同爆笑)
GM:「そこは重要は話じゃねぇ」
ゼスト:「超重要だから!!」
ミスティ:今、意表を突いたと内心思っているでしょうね。
ミハイル:「は?」とか言われて大喜びしてるよ、この人。
GM:「いやいやいや、こんな所で驚いてちゃまだまだだぜ。その半年前に帰って来たゼスト=テンペストが、半月ほど前に結婚が決まって
ゼスト:「い、いや? あれ? あれあれ?」
GM:「その奥さんってのが、ラクリマ=ティフォン。ティフォン子爵家のお嬢さんらしい」
ゼスト:名前に聞き覚えは?
GM:もちろんあります。
ゼスト:やっぱり!
GM:あなたが出奔する前に、身の回りの世話をしてくれたり、簡単な訓練の相手をしてくれてた、騎士のお嬢さん。年は1~2歳上かな。幼馴染み兼修行仲間。
ゼスト:「な、何だって!? あいつが俺の偽物にだまされるわけないじゃないか」
GM:「おっかしいよなぁ、どういう事だろうなぁ?」
ゼスト:どう考えてもせいぜい親父のせいだ。
GM:「で、まだ続きがあるんだ。そのティフォン子爵家のお嬢さんが、今回のインペリアルガード選抜試験に出場する事になった」
ゼスト:「はぁ!?」
GM:何だ、まだ驚いてるのかお前。懲りないヤツだなぁ」(一同爆笑)
ゼスト:「いやいやいや!? あれ?」
GM:「何が『あれ?』だ。今までの所で驚くところなんか一つもなかったろ
ゼスト:「ちょっと待てぇー!」
ミハイル:座長の要求レベル、たっけぇー。
GM:こんなキャラになるとは思わなかった(笑)
ゼスト:ちょっと待てよ…帰って来た俺は?
ミハイル:俺は誰だ。
GM:お前の事はどうでもいいんだよ
ゼスト:「いやいやいや! 俺が帰って来たって話になっといて、…何で試験に出るのはソッチなんだ」
GM:「バカだなー、インペリアルガードは国王の預かりになってそこから各地に配属されるんだ。お前はテンペスト領を継がなきゃならんだろ」
ゼスト:「あぁ、なるほど」
GM:「そのラクリマと、我らがゼスト=テンペストが後見人になって、一緒にスマルガントへ旅立つらしいぜ」
ゼスト:「ほう…なるほど」
GM:「まぁそんな事はどうでも良いんだ」
ゼスト:いや、よくねぇ」(一同爆笑)
GM:「まだ話の続きがあるんだよ。で、この1年間、各国を回ってきてどうだった? ユルガンには行ってみたか」
ゼスト:ユルガン…行ったんだろうか?
GM:さすがに行くのは厳しいと思うよ。憲兵とかもいるし。
ゼスト:じゃ、「テンペスト領を見てから一度挑んでみようと思ってた」
GM:「そうだなぁ、お前ももう良い歳だ。一人前になったとは言いがたいが、そろそろ魔族とやらと戦ってみないといけないんじゃないか」
ゼスト:魔族かー。
GM:「これから先、魔族と戦わずに一生を終えれる可能性は…まぁ無きにしも非ずだが」
ゼスト:超期待できねぇ。
GM:「俺のような一流の戦士になるなら、魔族なんぞちぎっては投げちぎっては投げできないと話にならんぞ。お前もそろそろ魔族に挑んでもいい頃だ」
ゼスト:「いや…ここ最近はユルガンの外には魔族は出てきてないんだろ」
GM:ええ、出てきてないですよ。
ミハイル:この人、何知ってるんだろう(笑)
ミスティ:これからは魔族と戦う時代だぜ。
GM:「お前さんにその気があるなら、テンペスト領からの志願兵にもぐりこませてやってもいいぜ」――あぁ、この国は正義感が強い人が多いから、軍に入ってないけど魔族と戦いたいっていう人もいるのよ。そういう人を断る理由もないんで、毎年の補給物資と一緒に募って「傭兵団です」って連れて行くわけ。もちろん身元がハッキリしている人じゃないとダメだけど、身分証明書さえあれば誰でも戦える。
ミスティ:身分証明書…(笑)
ゼスト:そこはどうせこの人が。
GM:そこでこの身分証だ
ゼスト:そこは一向に驚かない
GM:何だよ! ここは驚けよ!!(一同爆笑) 驚く所はここだろう、今までの話はどうでも良いんだよ!」
ゼスト:いやいやいや!?
ミスティ:二人の間のポイントがズレてる(笑)
ゼスト:座長がこういうのを用意してくれるのはいつものことなんで。「今度はどういう名前なんだよ」
GM:名前の所はゼスト=テンペスト本人です。
ゼスト:良いんだ?
GM:はい。で、身元引受人の所には、月をバックに桜の花びらの紋章がデーンと
ゼスト:いやいや! 「…え? こ、これは」
GM:「まぁ、ここだけの話。桜朧公って知ってるか?」
ゼスト:「そりゃまぁ」
GM:「実は俺、桜朧公と会った事あるんだ」
ゼスト:「えええええ!? 人脈広いと思ってたけど、そこまでとは思わなかった」
GM:「その人に今回の事を話したら、いたくお前の事を気に入られてさ。で、面白そうだから傭兵に加えてやっても良いよ、って一言お墨付きをもらったんだ」
ゼスト:お、お墨付きが派手すぎて偽物にしか見えねぇ!(一同爆笑)
ミスティ:た、確かに。
ゼスト:だって身分証を渡したら、領主の息子の名前が書いてあって、後見人が桜朧公。何の冗談だよ!(笑)
GM:「まぁまぁ、俺たちはそんなバカじゃねぇ。ちゃんと事情を書いた親書も用意してある。だからこれを見せれば、お前も傭兵として雇われてユルガンまで行けるんじゃないの?」
ゼスト:あー、なるほどね。
GM:「ストルムから明日出発する支援物資と人員に紛れ込んで行け。テンペスト家の内情をどうするかはお前さん次第だな」
ゼスト:とりあえず俺の偽物のツラは拝んでおきたいな。
GM:「じゃ、俺たちは次の公演があるから。がんばれよ!」(一同爆笑)
ゼスト:「くっそー、こんな辺鄙なところまで現れやがって」
GM:「全くだ、次の公演地まで急がなきゃ間に合わねぇじゃねーか」
ミハイル:じゃぁ来んな(笑)
ゼスト:「っていうか俺が探してる時に出て来いよ!」
ミハイル:探されてる時に出て行くような面白くない事はできないんですね、座長。
GM:そうそう。「理由もなしに追いかけられたら逃げるだろ、お前だって」
ゼスト:「それはわかる」
ミハイル:理由があって追いかけられても逃げるよね。
GM:ええまぁ、はい。だって理由わかってるし、特に会わなくても良いやって理由だったし。
ゼスト:もう良い。俺は座長に関して「もう何があっても驚かないぞ」と思う事を諦めたからな(一同爆笑)
ミハイル:悟っちゃったんですね。
ゼスト:数年前には悟ってたけど、毎回仕方ないから驚く。
GM:仕方ないんだ。
ゼスト:だって相手は驚かせてくるんだもん。大丈夫、座長の意表突きに驚ける内は、俺の感受性が確かだ(一同爆笑)
GM:別な方向に悟られた(笑)
ミハイル:あれに驚けなくなったら、俺はもうダメかもしれん。
ゼスト:あれに驚けなかったら、人生楽しくなくなるに違いない。
ミスティ:いかなる事にも動じなくなりそうです。
ゼスト:そんな人生面白くないじゃないか。
GM:全くその通りですね。そんな感じで終わりますが、座長たちに聞いておきたい事とかありますか?
ミスティ:一応確認ですけど、インペリアルガードの選抜に出てくるのはラクリマさんでしたっけ?
GM:はい。後見人がゼストです。
ミスティ:向こうも女性なんだ。
GM:ええ、テンペスト伯もその辺は分かってますよ(笑)。権力に敏い人だから。
ゼスト:うーん…身分証の名前はゼスト=ランペストにしようかな(笑)。本名はマズいだろう。
GM:じゃ空欄になってて、好きな偽名を書けって書いてある。
ミスティ:じゃサトラレ。
GM:悟られすぎ(笑)
ゼスト:ゼスト=ランページでも良いかな。

2012年04月18日 (水) | Edit |
◆Middle01◆ ――ミスティ

GM:せっかくだから、実家に行って挨拶しとく?
ミスティ:そうですね。お母さんと、仲良しのメイドさんと。
GM:そういえば(原作に)いたな。
ミスティ:お母さんはルーシー、メイドさんはフィオにしましょう。原作そのままで。
ミハイル:ちょっと怖い人ですね。
ミスティ:姉御肌の女性です。
GM:じゃ二人とも性格は原作どおりで良いか。じゃ、辞令を受け取った後帰って来た。
ミスティ:「ただいま戻りました」
GM:フィオが「お、帰ったな」
ミスティ:「フィオ、わたしはやったぞ!!」
GM:「何だ? どうした、何をやったんだ」
ミスティ:「インペリアルガードの選抜に選ばれた!」
GM:「マジでか!!」ぐいっと引き寄せられて頭くしゃくしゃにされながら「おお、やった、やったな!!」
ミスティ:「や、やめろ、ヘアピンが取れる」
ミハイル:あのちっちゃかったミスティがなー。
GM:「いや、よくやった! …本当だろうな、私を担ごうとしているんじゃあるまいな?」
ミスティ:「わたしが今までお前に嘘を付いたことがあったか?」
ミハイル:ある!
GM:あるのか!
ミスティ:「あ、あったか。でも今回は嘘じゃないぞ。しかも、これに選ばれればアリア様のお付きになれるかも知れないんだ」
GM:「まじでか!」
ミスティ:「わたしは俄然やる気が出た! 是非とも師匠の期待に応えねば」
GM:「おう、じゃぁこれからさっそく猛特訓だな!」
ミスティ:「いや、ちょっと休ませて欲しい」
GM:馬鹿モン! そんな事でインペリアルガードが務まるかっ!
ミスティ:「そう言われると…とにかく、母上に報告しないと」
GM:「それは仕方あるまい。ルーシー様に報告に行ってくるが良い」
ミスティ:あぁ、髪の毛が。
ミハイル:ぐっしゃぐしゃ。
ミスティ:「は、母上」バーンと開けると怒られるから、ギィー。
GM:「おや、ミスティお帰り。どうしたの?」
ミスティ:「ただいま戻りました。母上、わたしはやりました!」
GM:「何? 何があったの?」
ミスティ:「念願のインペリアルガード選抜に選ばれました!」
GM:「そう…さっきフィオと大声で話してるの、聞こえちゃったわ」(一同爆笑)
ミスティ:「あぁ、もうご存知でしたか」
ミハイル:もう髪の毛ぐちゃぐちゃじゃないの。
ミスティ:「こ、これはフィオが…!」
GM:「うん、正直母さん、もうちょっと女の子っぽい将来を目指して欲しかったわ」
ミスティ:「これは大変名誉ある事ですよ、母上」
GM:「それはわかっているのだけれど。どうなの、インペリアルガードって。危険じゃないの?」
ミスティ:「それはそれなりに危険がありますが、やり甲斐が…」
GM:じゃ、ダメ!」(一同爆笑)
ミスティ:「お父さんみたいな、立派なインペリアルガードになるんです! しかもですよ、アリア様のお付きになれるかも…ってそれも聞いてたか」
GM:それに関してはお母さんは何も言いませんが、内心お父さんをインペリアルガードの職務中に亡くしているので微妙な顔です。でも、ミスティのありえない喜びようを見て笑顔を浮かべ、「まぁ、今日ぐらいゆっくりできるんでしょ?」
ミスティ:「はい。…あぁ、でもフィオには特訓しろと言われてまして」
GM:そこにフィオがばーんと入ってきて、「よし、ミスティ、行くぞ! 今日はお前のインペリアルガード選抜を祝って、ご馳走を作るぜ」
ミスティ:「それはありがたい!」
GM:「その為には人員がいる。分かってるなミスティ」
ミスティ:わ、わたしも手伝うのか?
GM:あたりまえだろ、誰のパーティだと思ってるんだ」(一同爆笑)
ゼスト:あれ?
ミスティ:「そ、そうか。それなら仕方ないな」
GM:「街に行ってこれを買ってきてくれ」
ミスティ:「また重そうなものを…」
GM:フィオは意気揚々と去って行きます。
ミスティ:街に買出しに行きます。
ゼスト:鍛錬になるように重いものを選んでおいた。
ミハイル:じゃがいもが15kg!
ミスティ:こんなにいるのか…?
ゼスト:で買ってきたら、「ご苦労ご苦労、これだけいるんだ」ゴソゴソ。
ミスティ:「しまった、10kg買いすぎだからこれは返品してくれ」(一同爆笑)
GM:ヒドすぎる!
ゼスト:「あ、ウチにあったや。そのまま返してきてくれ」
GM:で、後はメイドとしての仕事にこき使われて。
ミハイル:メイド服着せられて。
GM:後はお母さんと話して、インペリアルガード頑張るぞって所でこのシーンは終了かな。
ミスティ:はい。
ミハイル:晩御飯食べる時にも、フィオさんに行儀作法を教わって。「そこ、音を立てない!」
GM:ビシッ!
ミスティ:「何で今日はそんなに厳しいんだ?」
ゼスト:アーデルハイド!
ミハイル:ハイジ!
ミスティ:でも明日からも同じ事を言われそうです。
ミハイル:そんなに厳しくは言いませんよ(笑)
ゼスト:細かく言う(笑)
GM:最後にお母さんが、「インペリアルガードには別になれなくても良いんだから、怪我だけはしないで元気に帰って来るのよ」
ミスティ:「はいっ」
ミハイル:そろそろ彼氏ぐらい作りなさいね」とか言われる。
GM:ソレだー!「あなたももう二十歳過ぎてるんだから」
ミスティ:それは余計なお世話ですっ」…確かにこの世界観で二十歳過ぎはなかなか痛々しい(笑)
GM:痛々しいとか言うな(笑)。じゃ、ミハイルは特にやる事無いんで、ゼストのシーンかな。

2012年04月18日 (水) | Edit |
◆Middle02◆ ――ゼスト

GM:では、ゼストが忍び込むシーンから。
ゼスト:はい。
GM:ゼストは師匠と別れたあと、明日出発というテンペスト領から出る傭兵団の所に…どうする、すぐ行く?
ゼスト:すぐ向かいますよ。いや…一応親父たちの様子は見ておきたいです。
GM:じゃ、実家に帰る?
ミハイル:実家に忍び込む?
ミスティ:堂々と帰ったら「誰だ貴様!」ってやられそうですね。
GM:「は? ゼスト? ゼスト様はここにおる!」とか。まぁ、実家の雰囲気はあなたが出奔した時と同じような、質実剛健、キビキビとした雰囲気ですね。あちこちで訓練をする、気合いの入った声が聞こえたり。
ゼスト:じゃ、遊びに抜け出してた壁の穴からゴソゴソと。何なら広げて(笑)ガッ。
GM:何の音だー!
ミスティ:その穴が塞がれずに残ってる事の方がビックリです(笑)
ゼスト:同じ所をもう1回開ければいいだけの話だ。えいっ!
GM:壁が破壊されたぞー! 曲者だー。
ミハイル:く、くせものー。
GM:…え、本当に?
ゼスト:座長仕込みの潜入術で!
ミスティ:メタルギア的な感じになってきました。
GM:それじゃ仕方ないな。中にいる兵士とか、勤めてる人には気付かれずに入ってきました。入ってどこに行くの?
ゼスト:親父の様子とか、俺の偽物の顔とか見れたらニャー。
GM:ニャルほどね。親父さんはいつもどおりの気難しい顔で、書類仕事をイヤイヤ片付けています。
ミハイル:執務室にいるんだね。
GM:はい。テンペスト伯に面会を求める者とか。特に今は送る傭兵団の身元の書類とか、そんなモノが大量に運び込まれてるので、辟易しながら確認してサインするという仕事を延々とさせられてますね。
ミハイル:「旦那様、明日までですから頑張って下さいまし」とか言われてる(笑)
GM:まぁそんな感じ。
ミハイル:後は偽物? それとも親父の所に顔出しに行く?(笑)
GM:ゼストの子供の頃の記憶によると、親父さんは超強いよ。ちゃんとデータがあるから、親父さんの近くに余り寄るのは危険だと本能が告げています(一同笑)
ミハイル:感知判定で気付かれちゃう。
ゼスト:子供の頃にやってたイタズラとかで、俺だとすぐ分かる合図があれば良いんだけど。思いつかないので良いや。
GM:そういうのは親父じゃなくて、ラクリマさんの方にありそうだな。余り親父さんと仲が良かった印象がないんだ。
ゼスト:俺もないです、ブッチャケ。
GM:今戻ったら問答無用で殴られる事は間違いない。
ゼスト:それぐらいなら問題ないけど。
ミハイル:無言で壁にかかったでかい剣を持って…《ボルテクスアタック》!
GM:親父さんは両手剣使いなので。
ゼスト:2回斬られる。
GM:まさにそれ。
ゼスト:マイナーでコチョコチョっとしながら、「ブンッ」って音がしたと思ったら十文字に斬られてるからね。
ミスティ:昔そういう事があったので、壁に穴が開いてるんです(笑)

ゼスト:じゃ、幼馴染のツラでも拝みに行くかな。接触しなくてもいいけど。
GM:ラクリマは、屋敷からちょっと出た広場みたいな所に、明日出る傭兵や正規兵、1000人ぐらいが集められて、身元確認とかされている。それを、書類を片手に見知らぬ男と二人で…いや、見知ってるけど見知らぬ男と二人で。
ゼスト:一応顔は知ってるのか。
ミハイル:鏡でしか見た事がない男が。
ミスティ:この人見たことあるわー、鏡で。
ゼスト:何だと? そんなにソックリなの?
GM:えー…【感知】は低いのか(笑)。まぁ、座長仕込みの潜伏術で、限界まで近付いて見てみると。
ゼスト:便利だな、座長仕込みの潜伏術(笑)
GM:座長をあんな人にしてしまったからには仕方ない。その男は、ぱっと見「うぉ、俺だ!?」って思うんだけど、小さい頃のあなたをベースに、超美化して、今の年齢に成長させたらこんな顔かなー、みたいな。
ミハイル:今の俺よりはかっこいい。
GM:かっこいいというか、もうちょっとお上品な雰囲気ですね。上流階級の感じの。ハイソな雰囲気。
ミハイル:紅茶飲んでハハ~ンって言いそうですね。
GM:そう、ハハ~ンって言いそう。鼻からゼスト
ミハイル:ピラピラしたブラウス着てて。
ミスティ:バラくわえてそうです。
GM:大分外れてきたな! 服装とかは普通です。隣のラクリマさんも小さい頃の面影があって、そのまま大きくなったらこうかな、という感じですね。ロン毛の美人という感じ。うーん、【感知】低いんだよな。
ミハイル:難易度を低く取ったらいかがでしょう。
GM:そうだな、じゃ難易度10で。
ゼスト:そうだ、俺は踊れば良いんだ。
ミハイル:座長仕込みのダンスで。
ゼスト:(ころころ)出目だけで10超えました。
GM:余裕じゃん。ラクリマさんは巷の噂だと、結婚決まってラブラブハッピーなところなんですが、婚約者と一緒にいるにしては通常運行、仕事だからしょうがなくやってる感。
ゼスト:いや、ヤツはいつもああいう感じだった。うーん…どうしようかな。
GM:ラクリマさんの性格や設定に希望はある?
ゼスト:特にないです。
ミスティ:ツンデレとかどうです?
ゼスト:いや、面倒くさいんで(笑)
GM:確かに面倒くさいな。
ミスティ:じゃヤンデレ
ゼスト:やめてや!
ミハイル:もっと面倒くさくなります。
ゼスト:そうですね、示し合わせて抜け出す時に使っていた、石つぶての合図を
GM:後頭部に(一同爆笑)
ゼスト:後頭部にしないですよ! 窓に「カツン、カツン」と当てる回数で合図が決まってるんで、それを近くの木にでもコツ、コツと。
ミスティ:ここでラクリマさんは【感知】判定に失敗して(笑)
ゼスト:おや、何か聞こえたかな? というわけで、「会えないか」みたいな合図を送ります。
GM:今ここではリアクションはありません。
ゼスト:音に気付いた気配は?
GM:それはある。
ゼスト:あの合図に反応しないって事は…だいたい分かった。とりあえず、ここは退こう。
GM:じゃ、入団手続き的な事はしないのね。
ゼスト:はい。ちょっと間をあけよう。


GM:では身元のチェックを終えた所で解散になるらしく、人がバラけて、ラクリマさんと偽ゼストも天幕の中に一旦入ります。その後しばらくして、ラクリマさんが一人だけ出てくるんですが…その合図って、どこで落ち合うとか決まってるの?
ゼスト:“いつもの空き地”ならぬ、合流場所が。“○○の木の下”みたいな。
GM:では、その木の下に現れますよ。
ゼスト:現れるんだ。じゃ、木の上から、「お前の隣にいたアイツは誰だ?」
GM:「やはりお前か。帰って来たのだな、ちゃんと。ふふふ、わざわざ偽物を仕立てて罠を張った甲斐があったというものだ」(一同爆笑)
ゼスト:「何だと!!」
GM:「それは半分冗談だ」
ミスティ:半分(笑)
GM:「話せば長くなるんだが…これはテンペスト伯の策略とか意志とか世間体とかが混じった結果でな」
ゼスト:「あぁ…何となく分かった」
GM:「いつまでも息子が出奔したままというのは、テンペスト伯として都合が悪かった」
ゼスト:「いや、あんなものを用意されては逆に戻りにくいじゃねぇか」
GM:「仕方ないだろ! 11年も音沙汰なしだったくせに」
ゼスト:「だからよ、せっかく帰ってこようと思ったのに、何だよあれ」
GM:「知るか、お前の裏目だ。あの偽物はテンペスト伯が高額で仕入れた、他人に変装できるエクスマキナだ」
ゼスト:「はぁ~ん」
GM:「顔の部分が液体金属でできていて、色んな者に化けられる。今は私の言う事に従うようになっている」
ゼスト:「なるほど」
GM:「で、お前はこれからどうする? 戻る気はあるのか、ないのか。あるのなら今からテンペスト伯に殴られて(一同笑)、あのエクスマキナと入れ替われば済む話だ」
ゼスト:「ま、せっかくだからユルガンを見物してからの方が良いな」
GM:「…相変わらずお前はそういういい加減な事ばかり言いおって。周りの人間の事も少しは考えろ」
ゼスト:「ユルガンを回れば、この国を一周した事になるから。一区切りは付くさ」
GM:ここで、はいそうですかと言うとでも思ったのか
ゼスト:あれ?」(一同笑)
GM:「連絡先が分かるようにしろ」
ミスティ:携帯持て!
GM:携帯番号よこせ!
ミハイル:伝心の人形を持て!
GM:それだね。2つ一組の人形があって、人形の手がマイクになってるのね。それに向かって喋ると、もう一つの人形がその通りに喋るという、まぁ携帯ね。ま、そんなモノを持って移動するのも大変なので、その指輪版。その指輪をピッと放られます。
ゼスト:「お、これはありがてぇ」
GM:「とりあえず、これで私には連絡が取れる。では、傭兵に紛れて行くのか?」
ゼスト:「そうだな。ま、よろしく頼むぜ」
GM:「別に、一人で勝手にユガミネイ公国に行って帰って来てくれても、私は一向に構わないが。まぁその際には今回のシナリオから外れるとだけ言っておく」(一同爆笑)
ミハイル:うわ、ラクリマさんかっこいいなぁ。
ゼスト:「せっかくだから親父の意表を突かせてもらうぜ。傭兵団の中に俺がいると知ったら、親父どんな顔をするだろうな」
GM:「なら、身分証明書はあるのか? なければ偽造するが」
ゼスト:「いや、それはこちらで用意してもらった。何なら見るか」ヒラヒラ。
GM:…お前これ、偽物じゃないのか!」(一同爆笑)
ゼスト:「思うよなぁ?」
GM:「マジか? 本物なのか?」
ゼスト:「本物らしいぜ」
GM:「おおお桜朧公の印章など私は見た事がないが、ちょっと本部に確認を取ってこよう」
ゼスト:「あぁ、この密書も一緒に見せてやろう」
GM:「この密書は私ごときが開けてもいいのか?」
ゼスト:「どっちにしろ、率いているのはお前だろ」
GM:「確かにそうだな」と言ってその密書を見ると、ラクリマさんは一瞬で真っ青になって「いかん。では私はこれで」
ゼスト:うわ!? ちょっと!!(一同爆笑) しまった、先に確認するのを忘れていたぜ!「ちょっと待て、何が書いてあるんだ!?」
ミスティ:何がいかんのでしょう(笑)
GM:50mぐらいダッシュしてから、「いいか、逃げるなよ!? ちゃんと傭兵団の詰め所の中にいろ!」(一同爆笑)
ゼスト:うわー、しまったなー。中身確認しとけばよかった。痛恨のミス。
ミスティ:何という豹変ぶり。
ゼスト:どうせ中身を確認しようと思ったら「座長の手紙。蜜蝋で厳重に封がされている」とかいって中身は見れないんだ(笑)
GM:ええ、封はされていました。
ゼスト:せめて背後に回っておくんだった。くっそー、座長めぇ…。
GM:えー、座長のせいなの?
ミハイル:あれは座長のせいでしょう(笑)
ゼスト:そうだそうだ。あれはヤツの豹変振りを俺に見せ付けてビックリさせるために違いない。
GM:なるほどね。
ゼスト:「あ、そうだそうだ。ついでに俺の分の手続きしといてくれよ」
GM:それはしてくれるでしょうね。色んな事が片付いた後で(笑)



◆Middle03◆ ――Master Scene

GM:では、いきなりフラグが立ってしまったのでマスターシーンです。
ミハイル:ほう。
GM:血相を変えたラクリマさんが走ってきて、テンペスト伯の所に来ます。
ゼスト:そんな。まだバラさないで。
ミハイル:もう無理っ。
GM:ゼストの渡した紙をそのままテンペスト伯に渡す。セリフは聞こえないんですけど。
ゼスト:ビックリしてる。
ミスティ:○○○○○○。×××××××。
GM:ビックリして慌ててるラクリマを、テンペスト伯が「ははーん」と嫌な笑い方をしながら、「ふん、あいつめ」みたいな顔をして書類を見て、何事か呟きます。
ゼスト:ほう。
GM:ラクリマさんはビックリして何事か言い返すんですけど、「命令だから」みたいな感じの事を言われて、引き下がっていくというシーンですね。
ゼスト:イヤだなぁ…。
GM:桜朧公の密書はテンペスト伯が持っていて、ゼストの身分証明書は他の傭兵のと一緒にラクリマが持って行ったようです。
ミスティ:密書閲覧なう。
GM:まぁ、そういうシーンでした。

2012年04月19日 (木) | Edit |
◆Middle04◆ ――ミスティ&ミハイル

GM:次のシーンはミスティとミハイルがスマルガントに向けて旅立つシーンなんだけど。何かやりたい事とかある?
ミハイル:司教に「行ってまいります」って言うぐらい(笑)
GM:そうねぇ、あとは道中を延々。
ミスティ:「行ってきます」と「よろしくお願いします」と「道中こんな事になるんだろうな」的な事ですね。
ミハイル:じゃ、「行ってきます」からやりましょうか。
GM:リードランド司教の前に、あなたたち二人と関係者数十名が呼ばれます。兵士は1000人ぐらいで、すごい量の荷馬車を持って行きます。
ミスティ:今年はうちの領がメインで、他の領からもちょっと足りないものとかを出してもらうんですよね。
GM:うん、リードランド領に「兵士をいっぱい出せ」って言われてもすぐには出ないから、「じゃぁ兵士はテンペスト領から出してよ」という感じですね。
ゼスト:ですね、そうしとかないと「はぁ、今年はリードランド領だから食料が期待できるぜ」「4年に一度の楽しみだ」(一同爆笑)
GM:ないない(笑)、リードランド領は毎年食料を出してます。
ミスティ:今年はメインってだけなんですね。
GM:そう、今年は多いよってだけです。
ミスティ:でも、向こうではちょっと楽しみにされてるかも知れませんね。いっぱい来るし、食事が豪華になるかも。
GM:そうだな。他の領から届いた食料より、リードランド領のメシの方が旨いとか。
ミスティ:なるほど、了解です。「改めて見ると壮観だな…すごい」道の向こう、見えないぐらい荷馬車がズラっと並んでる(笑)
GM:そうそう。
ゼスト:道がやたら広いから、まず横にズラっと並んでる。
GM:それをスゴイなぁと思う反面、それを1000人で護衛してユルガンまで行けるのか、という。
ミスティ:確かに。
GM:その辺の何日歩いてどこで休んで、何交代で見張りを立てる…などの計画は、全てミハイルに任されます。
ミハイル:はいっ。
ゼスト:ウチと合流したら多少マシになる。
ミスティ:そうですね。
ミハイル:まぁ街道を歩いているのですから、盗賊は心配する必要もないでしょう。
ゼスト:国を挙げての一大行事だから、これに下手にちょっかい出したら国全体から追われるハメになる。
GM:帝国に亡命するしかなくなるな。ここ何年、そういう事件が起きたという事もないしな。
ミハイル:出ても野犬とか。
ミスティ:用意周到なミハイルさんの事ですから、すでに計画書ができてるんでしょう。
GM:そうね。言っても4年前とほとんど変わらないけど。
ゼスト:毎晩、「これが今日の私の計画書です」「では添削をはじめましょうか(一同笑)。…ここがダメ、ここがダメ」って一日の終わりにされる。「先に言って下さいよ!」「それでは貴方の勉強になりません」
GM:それはヒドい(笑)
ミスティ:メインはミハイルさんがやるんでしょうけど、ミスティさんなりに「貴方も計画を考えてみてください」
ゼスト:「今日はこの部隊の担当をしてみなさい」
ミスティ:「こうですか?」「これだとこういう事態が起きた時どうするのですか?」「い、いやそこまでは…」(一同爆笑)
GM:そうね、そういうのを地味地味やりながら。
ミハイル:そうだね。部隊の率い方とか、自分はどういう立ち位置にいたら良いのかとか。細かい所を「このようにしたら良いのではないでしょうか」
ミスティ:「まず、自分の持っているスキルをこの紙に書き出して下さい」(一同爆笑)
ミハイル:「これはスキルシートと言います」
ミスティ:…という勉強をしながら、12日かけて首都に行きます。


GM:はい。で、10日ぐらいの所で部隊を分けて、選抜試験に参加する100人の兵士はプロスペラール平原に先に向かい、あなたたちは残りの部隊を率いて王都に向かいます。
ミハイル:渡された兵士を使うんじゃないんですね。
GM:自分の兵士を使わせてくれるんですよ。優しいですね。この100人の選抜とか、隊長を決めるとかいうのもミハイルの仕事です。平原にはすでに準備委員会が天幕を張ってたり、キャンプをしているので、それに合流しろという指示を出して、本隊はスマルガントに入る。
ミハイル:では行ってらっしゃい。
GM:スマルガントは山の麓にあって、丘が多い山間の地形なのね。守るにはいいけど、生活はしにくい。大規模戦闘ができる平原もないから、プロスペラール平原まで下がって…って事ね。で、王宮に到着すると手続きをして、部隊は王都から少し離れた野営地に駐屯させます。
ミハイル:ふむ。その辺は向こうの部隊の隊長に言っておいて、後は向こうの指示に従うよう引継ぎしておきましょう。
GM:あなたたち二人は王宮の一室を与えられます。
ミハイル:「ミスティ様…王宮です」
ミスティ:(きょろきょろ)
GM:真顔でキョロキョロするのやめなさい(笑)
ミスティ:さすがにそんな事はないか(笑)
ミハイル:「毅然としていて下さいね」
ミスティ:「改めて来ると緊張しますね」
GM:すごいでかいけど、山間だし。城だし。…初代女王が、万一封印に失敗して霊峰シールから魔族が攻めてくる事を予期されていて、ユルガンと同じような山城、砦みたいな所です。でかくて荘厳だけど、華美ではない。
ミハイル:堀があったり、塀にはキープがあったり。
GM:そうそう。で、さすがにそれから300年ぐらい経ってるし、帝国もここまでは攻めて来れないので、住める空間にはなっています。リードランドから比べると…四国や九州の人が東京に出てきたぐらいには寒いかな。
ミハイル:ちょっと冷えますね。まぁ4月だし。
GM:ちょっと山にあるから、肌寒い。気温の低下に相まって、気分もちょっと引き締まる感じ。スマルガントの街の人々は通常運行な感じかな。インペリアルガードの選抜って国的には結構大事だけど、参加する人間が限られすぎてて、他の人には「○○知事選があったんだ」ぐらいの印象(笑)
ミスティ:なるほどね。
GM:決める人間も一部しか関わらないから、一般人には余り関係ない出来事です。まぁ騎士とか戦士にとっては、インペリアルガードって騎士や戦士の最高峰だから、逆に日本シリーズ程度に盛り上がっている。
ゼスト:○○の国からは今年誰々さんが出てくるらしいぜ。みたいな話が。
GM:そうそう。王宮内は通常運行だけど、街まで出ると「今年は誰々が出るらしいぜ」とかいう下馬評とか子供の声とか。
ゼスト:どの国に決まるか賭けようぜ。
GM:そうそう。ミスティは実績が一番ない事になってるから、大穴扱いだね。
ミハイル:でしょうね。ちょっと笑って「ミスティ様…噂されてますね」(一同笑)
ミスティ:「う、噂されてるのか、私は。むー」
GM:街を歩いてると、「あぁ、あれがミスティか。思ったより小っちぇえな」「普通の女の子だぞ、どーする」
ミスティ:「む。私は普通の女の子…だっ…」
ミハイル:「にっこり笑って見返しておやりなさい」
ゼスト:にこーり。
ミスティ:「と、とにかく結果を出せば良いんだ、結果を」
ミハイル:「その通りですね」。まぁ大穴でしょうし。
GM:ええ、他の人はもうちょっと年上ですね。ラクリマさんは26ぐらい。
ミスティ:「そうだ、私みたいな若輩に、他の人が胸を貸してくださると思えば良いんだ」
ゼスト:薄いけどな…と言おうと思ったが、幼馴染に殴り殺されそうなのでやめておいた(笑)
GM:ライフェ領からは…えーと、ドロール=ジルウェットという人が来ます。クストースにジルウェット男爵家というのがありまして、そこの御曹司です。ジルウェット家は帝国との戦争でそこそこ戦果を上げて、爵位をもらいました。最近ブイブイ言わせてる、なりあがりと言っては何だけど。
ミスティ:本来ならそのドロちゃんの横になマイムさんのキャラがいたんですね(笑)
GM:はい(笑)。ドロール=ジルウェットは30歳ぐらいの男です。その横に仏のような顔の男が(一同爆笑)付き従っています。
ミハイル:仏のような人!!
ミスティ:あのノッペリした顔の人は誰だ(笑)
GM:二人がスマルガントに着いた時点で、ジルウェット男爵の御曹司はもう到着しています。テンペスト家の方はまだ来られていないので、しばらくお待ち下さい。少し遠いし。
ゼスト:前倒しで動いてはいるだろうけどな。
GM:ええ、明日か明後日には到着するでしょう。で、割り当てられた部屋に案内されて。テンペスト家の人が来たらその翌日ぐらいに参集があって、選抜が始まります。それまでゆっくりしといて下さい。とか言われます。
ミハイル:はい。では、「ゆっくりしている時間はございません、ミスティ様」(一同爆笑)
ミスティ:「あ、そ、そうなのか?」
ゼスト:抜き打ちテストです。
ミハイル:行儀作法のおさらいとか。
ミスティ:「えーと…これは、こう持つんだったかな」
ミハイル:「まず端から使うのです」ってそこからかよ(笑)
ゼスト:えーと、お箸を持つ方に持つのがナイフでー。
GM:箸!?
ミハイル:お箸とは何ですか?
ゼスト:ちょ…チョップスティック?
GM:リードランド領だけ日本食文化でお箸!?
ミスティ:「あれ、でもフィオは『結局どれ使っても一緒だから好きなので食べろ』って言ってたぞ」(一同爆笑)
ミハイル:(額に手を当ててガックリする)「み、ミスティ様…」
GM:泣けるっ。
ゼスト:こんな時のために先割れスプーンを用意した!
ミハイル:「ミスティ様。みっちりやりましょう」
ミスティ:「うぅ、よろしくお願いする…」やはりお母様の言う事を聞いておくんだった。
ゼスト:おかしいな。お母様に行儀作法を習っておいて良かったって言ってたじゃないか。
ミスティ:習ってたけれど、完璧には覚えられてなかったんです。自分は習ったつもりでしたが、全然ダメだった事に今気付きました(笑)
ミハイル:こんな豪華なお食事をやる機会も、余りないでしょうしね。
ゼスト:このテーブルに置いてあるお水は飲んでもいいのかしら。
GM:ごくっごくっごくっ。
ミスティ:王族の方が手を付けた、ありがたいお水(一同爆笑)
ミハイル:それはフィンガーボウルです!
ゼスト:確か三回回して飲むとか聞いた事が。
ミハイル:それはお茶です! 変な所知ってるなぁ。あとはダンスの仕方とか、きれいなドレスの着方とか。
ミスティ:どれも縁がない。
GM:そうねぇ。普段から鎧を着ているわけではないから、ドレスを着て何か出ている時にすわ何か事件が起きたら、ドレスのまま戦う訓練ぐらいはしておいた方が。
ミスティ:ばっ!(ドレスを一気に脱ぎ捨てるとそこには何故か普段着のミスティが!)
GM:マジで!?
ゼスト:まずはビィー(ドレスを裾から破く)だろう。
GM:動きやすくするために。
ミスティ:じゃ、裾を破く訓練から(笑)
ミハイル:「ミスティ様の【筋力】でしたら、そのような訓練はせずとも十分破れると思われます」
ミスティ:どちらかというと、破きすぎないように手加減する訓練をしないといけない(笑)
ミハイル:「ミスティ様は、素手と、自らの信仰心を防御力として戦う術を身に付けていらっしゃいますから、そのような場面でも十分に護衛の役目は務まると存じます」
GM:確かに、パラディン/モンクは有利だな。
ミスティ:「そうだな、私は武器を持たなくても大丈夫だ」
GM:鎧が無くても大丈夫だ。
ミハイル:「ですからなおさら、そのような場面での護衛にかりだされる可能性が高いのではないでしょうか」
ミスティ:「そうか! 本当だ。ドレスの着方ぐらいは覚えておかないといけないな」
GM:これは要チェックだね。
ミハイル:「(靴を出して)ヒールぐらいは履けるようになって下さいまし」
ミスティ:「何だ、こんなの履いてたら戦えないじゃないか」
ゼスト:《ヒール》っていうのはかけるものじゃないの?(一同笑)
GM:ヒールっていうのはかかとを落とす時に使うんじゃないの?(笑)
ミハイル:「戦う時にはここのかかとを折っていただいて結構ですから」
ミスティ:「なるほど…じゃ、何故こんな物がついてるんだ、邪魔なだけじゃないか」
ミハイル:「普段は折らないように気をつけて下さいまし」
ミスティ:「そうか。まぁ、私は背が低いからこれでちょっとは高く見せる事ができるかな」
ミハイル:「それは重要でございますね」…とまぁ、テンペスト家の方が来られるまでミッチリやってます。
ミスティ:王宮内でメイドさんたちの噂ですよ。「リードランドから来られた方、行儀作法もご存じないのかしら」(笑)


ミハイル:後は、ドロールさんの顔ぐらいは拝んでおきたいかな。
GM:ええ、顔はちょっと彫りの深い、ゴツい感じのイケメンだね。アゴ割れてるとかそんな感じ。
ミハイル:アゴがー!
ミスティ:一緒にいる仏みたいな人が気になります(一同爆笑)
GM:仏みたいな人は仏みたいな人です
ミハイル:「仏の様な方は、あのようなお顔ですが随分な使い手だと思われますよ」
ミスティ:でもノッペリしてる(笑)
ゼスト:ローマ系の顔の人の隣に、ノッペリした顔族の人が。
ミハイル:ナニソレwwww
GM:彫りの深い顔とノッペリした顔の対比をお楽しみ下さい(一同爆笑)。
ミハイル:ドロールさんの噂とか。どんな人かぐらいは知っておきたいな。
GM:そうね。じゃ、あなたたちがやって来た時に、ドロールが挨拶した事にしよう。
ミスティ:自分のこと「ミー」とか言うんですかね。
GM:惜しいな。そこまでは言わないけど。ドロールは、取り巻きの女官たちと、少し離れた所に顔のノッペリした人を連れて颯爽と現れます。白いコートに白いズボン、純白のマントをひるがえしながら。
ミスティ:出てきたら周りがキラキラしそうな感じですね。
ゼスト:やっちゃった感が。
GM:はぁーい、はいはいはーい!
ミハイル:はーいはいはいはい?
ミスティ:「な、何だ?」
GM:はいはいはい、あなた、あーなーたーがミスティさんですね? はいはいはい
ミハイル:「(小声で)ミスティ様、笑ってはいけません…」
ミスティ:「い、いや、あなたは?」
GM:「私はドロール=ジルウェット。そう、あの有名なジルウェット男爵家の御曹司、そう一人息子です!
ミスティ:さっき名前を聞いといてよかった。「あ、今回ライフェ領から来られたという」
GM:「そうそうその通りですよ、はいはいはい。リードランド家の代表があなたのようなかわいらしいお嬢さんだったとはねぇ」
ミスティ:「じゃ、若輩者のわたしだが、よろしくお願いしたい」ぺこり。あぁ、また髪飾りが!
ミハイル:そこはドロールさんが拾って、つけてくれるんですよ!「お嬢さん、落ちましたよ?」って(笑)
GM:そうそう(笑)
ミスティ:周りの女官がハンカチくわえてキーっていう(一同爆笑)
GM:まさにそんな感じ。
ミスティ:「す、すまない。また取れてしまった」【精神】が。
GM:またそれか(笑)。「まぁ、戦場ではお手柔らかにお願いしますよ、お嬢さん」
ミスティ:「こちらこそ。よろしくお願いしたい」
GM:「はーいはいはいはい」
ミスティ:何か…思った以上にスゴイ人だなぁ。
GM:ですね。そうだな…強さ感知はないんだよね。エネミー識別か?
ゼスト:危険感知でも良いのでは。
GM:そうだね。じゃ【感知】か【知力】の好きな方で。
ミスティ:かろうじて【知力】の方が高い。
ミハイル:《スタンドバイ》があるから【感知】の方が高いね。
GM:そうか、しまった! 軍師じゃん。おのれ。目標値は15で。
ミハイル:14+(ころ)8。
GM:ドロール=ジルウェット。レベル20。ナイト/サムライ。
ミハイル:ほう、20レベルのナイト/サムライですか。
GM:性格はふざけてるけど実力はそこそこ。
ゼスト:そこそこ?
GM:俺が持っているナイトの知識をフルに利用して、役立たずを作った(一同爆笑)。これはすごい、ここまではなかなかできない。
ゼスト:このクラスならこれを取るよね? だから取らない。
GM:はい。そうですね…ではナイトのスキルだけ全部お教えしましょう。
ミハイル:ほほう。
GM:ブーストダッシュ。ライディング、ホースバトラー、ラッシュ。サジタリウスを5レベル!
ミハイル:騎乗してラッシュというキャラなんですね。
GM:そうね。騎乗状態で移動力を上げて、その分攻撃力に足せるという攻撃ですね。で、ドロールは「いやいやいや、こんなにかわいらしいお嬢さんに、テンペスト領の方も美しいご婦人と聞いている。私は運が良い」
ミスティ:ははは(笑)
GM:「だが、あの可憐なるアリア様のインペリアルガードになるのは、この私だ。ん、悪く思わないでくれたまえ、はっはっはっは」(手をヒラヒラと振る)
ミスティ:ヒラヒラしながら去って行った。「何という…」
GM:良いでしょ?
ミスティ:はい(笑)。僕の不満は周りの女の子が「そーよそーよ、ドロール様の言うとおり」って言わなかった事です。
GM:それは、ミスティが反論したら言うつもりでした。「いや、インペリアルガードになるのは私だ」とか言ったら、「いやいや、君は荷が重いよ」「そーよそーよ、ドロール様の言うとおりよ」「全くその通りよ」「俄然その通りよ」
ミスティ:言い返せば良かったー(一同爆笑)。ちょっと唖然としました。
ゼスト:生来スキルで《レッドラグ》持ってるんでしょ。
GM:それは持ってないですね。そのかわり《ヒューリー》を覚えてます。
ミスティ:去って行った後、「ものすごい御仁だったな」とか言ってしまいます。
ミハイル:「あれはなかなかに、精神力を鍛えるのに有用な相手かと思われます」
ミスティ:「む…精神力はそれなりに鍛えているつもりなんだがな」
ミハイル:「しかし、あれに吹き出さずにいられるとは、周りの女官たちはすごいですね」と感心してしまいました。
GM:黙っていれば美形、という典型的な例ですね。
ミスティ:「それより、あの後ろにいた仏の様な男が気になる」(笑)。明らかに一人浮いてましたしね(笑)
ゼスト:眉一つ動かさなかったしな(一同爆笑)
GM:彼は寝たまま歩いて着いてくるっていう特技の持ち主ですよ。
ミハイル:「彼は…ドロール殿が余りにも浮かれていますから、お目付け役として付けられたんじゃないでしょうかね」
GM:ジルウェット家の当主は、ジルウェット領からクストースに召喚されて、今はクストースの領主の軍師とか、そういう偉い立場で、帝国と戦っているらしいよ。
ミハイル:あのジルウェット男爵の息子がアレか…っていう。
GM:ええ、ドロールという御曹司は、男爵がクストースに行ってしまったので、ジルウェット領でわがまま放題好き放題して育ったという。実に心温まる設定ですね(一同爆笑)
ミハイル:本当にそうですね!
GM:これはなマイムがいたら分かったんだけど、ドロールはそろそろ前線に出たり手柄を立てたりしないとマズい年齢なのね。だけど、クストース首脳部はコイツが大して役に立たないのを知ってるので、今回の選抜にとりあえず出して、出したけどダメでしたっていうのを期待しています。ライフェ領からも有能な人材をインペリアルガードに出さざるを得ないし出すのにやぶさかではないのだけれど、帝国との小競り合いで人的資源は重要なので、できれば他の所から出していただきたい。というのが本音なのね。
ミスティ:負け前提ですね(笑)
ゼスト:ついでにコイツに引導も渡せるし、一石二鳥。
GM:一応家柄はちゃんとしてるし、期待できなくもない。
ミハイル:レベルは高いしな。
GM:周りから見れば「あのジルウェット男爵の御曹司が」っていうのでふさわしいと言えなくもない。
ゼスト:出しても恥ずかしくないけど、期待はしてない。
ミハイル:あれは出したら恥ずかしいレベルでは(笑)
ゼスト:それは個人の資質の問題。
GM:それは会った人しか分からないからね。世間的にはこれで。
ミスティ:そう思うと、良いのがいましたね。
GM:まさにその通り。で、ライフェ領は戦争している時の物資をリードランドから貰ってるので、リードランドとは仲がいいという設定です。
ゼスト:そう考えると、この配置もアリなんですね。ライフェとテンペストが入れ替われば言う事なしなんですが(笑)
GM:それだといっそのこと帝国を滅ぼしてしまえ、って感じになるんだけど(笑)
ゼスト:そうなれば、魔物はユルガンに任せて我々は帝国とチャンチャンバラバラ、日々闘争といけるのに…何故、何故なんだ!
ミハイル:前線から遠いではないかー!
GM:一番安全な内地がテンペストっていう(笑)
ゼスト:開祖が配置間違えたんじゃね(笑)。まぁ、魔族が攻めてきたらアレですけど。
GM:まぁそんな感じかな。

2012年04月20日 (金) | Edit |
◆Middle05◆ ――ゼスト

GM:では2日ほどして、テンペスト領の皆さんがやって来ますが。ゼストは旅の間にやっときたい事とかある? 3週間ぐらいあるけど。
ゼスト:3週間もあってもなー(笑)。まぁちょこちょこと連絡を取りながら、情報の幅を広げておこう。
GM:はい、ラクリマさんとちょこちょこ話をしつつ。
ゼスト:時には脱線しつつ。
ミハイル:時には殴られつつ。
ゼスト:ついつい昔の話になってしまったり。
GM:「お前は知らないだろうが、お前が出奔して以来、テンペスト伯はひどく落ち込まれてな。5年ほど煙を吐いて使い物にならなかった(一同爆笑)…というのは冗談だが。まぁ、お前以外にご子息が生まれなくてな。それだけに、お前に期待をかけていたのだろう」
ゼスト:うん。
GM:「半年前にある商人から、こういうエクスマキナがありますよと言われて」
ゼスト:「その商人の身元はどうなんだよ? 確かなのか」
ミスティ:エクスマキナ、アルヨ。エクスマキナ。
ミハイル:安いヨ、エクスマキナ、安いヨ。
GM:何でチュウゴクジンなんだ、お前ら(笑)
ゼスト:怪しいからでしょう。「っていうか、いざという時に俺の姿で変なことされても困るんだけど」
GM:「まぁ、そういう事は一応ない事になっているがな」
ゼスト:「信用できねぇ」
GM:いざという時は強制停止ボタンがあるから」(一同笑)
ミハイル:エクスマキナというより、ほとんどゴーレムですね。
GM:そうだね、エクスマキナというほど知能もないかな。
ゼスト:しかしそのボタンが説明どおりの機能を持っているとも限らない。
ミスティ:怖いのは故障した時ですよ。「オハヨウ。オハヨウ」(一同爆笑)
ミハイル:ぜ、ゼストどうした!?
GM:「まぁそういうわけで、テンペスト伯はそのゴーレムをそこそこ高値で買い取ったらしい。そのお世話に私が選ばれたというわけだ。お前を一番知っている私が近くにいれば、ボロが出た時に対処しやすいだろう」
ゼスト:対処もできるだろうし、何か違うって思っても、「あの方が平然としているんだから」と思う。
GM:いわゆる、疑問の抑止力ですね。「で、私にも火の粉が飛んできたわけだ」
ゼスト:「あぁ、迷惑かけるな」
GM:全くだ、反省しろ! そこに直れ
ゼスト:はーい」(正座)
GM:えーい!」(攻撃)
ゼスト:(ひょい)
GM:避けられた。まぁ、その商人が実際怪しいんだけど、ゴーレムは普通にちゃんと使える物で、今まで半年使ったけれど普通だった。
ゼスト:こういうのがヤバいことするのは、いざという時だから(笑)。今通常運行でも全然安心できん。
GM:しょうがないじゃん、そんなの。
ゼスト:「まぁいいや、いざという時は俺が無理矢理にでも止めて、その後は俺が戻るよ」
GM:「本当か、それは良い。何なら今すぐにでも戻ってくれても
ゼスト:「いやいや、まぁ待てよ」
GM:「なんだよ」
ミハイル:最後の自由を堪能させてくれ(一同笑)
GM:「し、心配しなくても、婚約は破棄するぞ?」とちょっと残念そうに言います。
ゼスト:いや、まぁそれは別にしなくても構わない
GM:「ん…う、うん。いいのか、それ」と言いながらも、ガッツいてるようで微妙だなーと思って口をつぐみます(一同爆笑)
ゼスト:「今更お前以外が出てきてもピンとこないしな」
GM:「そ、そうか。そういう事なら、じ、自由にしていいぞ」
ミハイル:ちょっとツンデレですね(笑)
ゼスト:というか、慣れてないんだ。
GM:「とりあえず、何かあった時にはアテにしてるぞ。それなりに実力はつけてきたんだろう? さっき避けられたしな」
ゼスト:本当は避けは余り上手くないんだけどね。
ミハイル:反撃しないところを褒めてよ(笑)
GM:何を隠そう、このラクリマさん。エキストラなのでよろしくお願いします(一同笑)。で、今回の話だけど。テンペスト伯は嘘っぱちとは言えゼストが帰って来たんで、何となく元気になった。
ゼスト:はー。
GM:またそうなると、生来の権力欲しいとは言わないまでも、できる事はやっとくかという感じで、偽ゼストがどれだけバレないか…って知ってる人もいないからバレないんだけど、そういうのも兼ねて今回のインペリアルガード選抜に二人で行ってこい、という事になった。
ゼスト:知ってる人がゴロゴロいる所より、知らない人ばかりの方が安全ではあるな。
ミハイル:まぁ10年間いなかったもんね。様変わりしてるでしょうし。
GM:で、見事インペリアルガードになって帰ってきたら、それなりに認められるだろうというのもある。その後支援兵を率いてユルガンまで行くから、どっちかというとそれが目的で、ユルガンでそこそこ戦って帰ってきたら、それこそ文句も言われないだろう。「まぁ、私としてはインペリアルガードはどうでも良いんだがな」
ミスティ:なるほど。
ミハイル:転勤があるもんね。
GM:「今回のインペリアルガードは多分アリア様のお付きだろうから、スマルガント住まいになるだろうし。お前もいなくて、私までいなくなったらテンペスト領がどうなるか分からん」…もっとも、他に全然人がいないわけではないんだけどね。
ゼスト:「親父、まだまだ元気そうだしな」
GM:そうね。「テンペスト伯には一旦、本物のお前を見せておいた方が良いと思うがな」
ゼスト:「何されるかわかんねぇ」
GM:「半殺しは覚悟しとくんだな」ニヤリと笑う。
ゼスト:ふん、ただ半殺しにされる俺じゃねぇぜ
GM:「そう来なくては。テンペスト伯は私と違ってデータがあるぞ」
ゼスト:「殴られても、俺が倒れる前にダメージを与えれば良いんだ」
GM:「殺すなよ、お前も死ぬなよ?」
ゼスト:「それはどうかな」
ミハイル:血みどろの親子だなぁ。
GM:「やる前には私に声をかけてくれ。生命の呪符を二人に渡して、『これが先に破れた方が、負けと致します』というルールでいこう」
ミスティ:それは良い。
ゼスト:「しかしなぁ…親父、頑丈だからなぁ」
GM:一応ウォーロードだから、ナイトやパラに比べれば頑丈じゃないよ。それなりに良いモノ着てるから、それなりに頑丈ではあるけど。
ゼスト:「まぁ、親父と戦う話はまた後だ」
GM:戦うんだ(笑)。「で、スマルガントで選抜試験が行われている間、お前はどうする?」
ゼスト:へ? 俺は大規模戦闘ルールに兵士として組み込まれるんじゃないの?(笑)
GM:なるほど! ずっりー!
ゼスト:だって、傭兵だからそういう枠じゃないの?
GM:そうか、しかしそうなると…「そっか、私がエキストラだからちょうどいいのか」(一同爆笑)テヘっとします。
ミハイル:ちょうどいいね。
GM:「しかし…お前、少し顔の形を変えないとバレバレなんじゃないのか? ゼストのロボも…確かに思ったより似ていなかったが」
ゼスト:「親父が俺の姿を美化しすぎなんだ」
GM:「失礼な。私の意見も入っているのだぞ
ゼスト:「あーあー、お前の趣味か! ほうそうか、お前の趣味か(にやにや)」
GM:ん、んんっ(咳払い)。ま、まぁそんな事はどうでもいいではないか」
ゼスト:とりあえず、バンダナで片目を隠すか。
ミハイル:仮面は5Gですよ?
ゼスト:何だと!?
GM:仮面!?
ゼスト:“まだ設定が決まってないねん”的なローブの男になってもいいけど。
GM:それだと動きづらかろう。まぁ片目を隠すのも命中下がりそうだな。
ゼスト:そうですね…じゃ、バンダナをザックリと巻いて、目元あたりまで。ギルティギア ソル
GM:ソルの旦那みたいな感じで。後は付け髭をして、シケモクくわえたら完璧だな。
ゼスト:何だとー!? おかしいな、どこぞの空挺乗りになってしまった。あるいはスネークか。
GM:かっこいいじゃん。
ミハイル:こういうのが好みなのか、ラクリマさん。
GM:そんな事はない。

GM:ではそんなこんなでスマルガントに到着しました。じゃ、ゼストはプロスペラール平原送りで、ラクリマさんと偽ゼストは首都、スマルガントへ。…一応最後にもういっぺん聞くけど、本当にそれでいいのね?
ゼスト:あーそうか。試験までの間は別行動になるのか。
GM:はい、試験の面接やらが終わって最後の大規模戦闘まで出番なくなるけど良い?
ゼスト:大規模戦闘の時に、そろっと連れて行ってくれよ。
GM:あぁ、一緒にスマルガントに行って、街の宿でも取ってマッタリして…って事か。
ゼスト:そうだな。100人以外は一度首都に入るから、それに紛れて。
GM:はい。…最後にもう一度聞きますが、ラクリマさんと一緒に王宮に入る気はないのね?
ゼスト:王宮に入る気はありませんよ。
GM:わかった。
ゼスト:…何かすごい確認された。
ミハイル:大事な事なのでもう一度確認しますが(一同笑)
GM:ははは。何でもないですよ



◆Middle06◆ ――ミスティ&ミハイル

GM:では次のシーンです。二人の所に、テンペスト領からの代表者が到着したと知らされて。
ミハイル:はいはい。
GM:で、兵士100人は平原に。残りの900人は駐屯地に行きます。
ゼスト:その駐屯地も、毎年の恒例行事だから選手村みたいな感じで(笑)
GM:そうね。設備も整いすぎてて。
ゼスト:屋台が立ったりしてるんじゃないかな。各国の名物料理。
ミスティ:本当に選手村ですね(笑)
GM:ルリジオンやストルムから来た兵士と一緒に商人が来て、その人たちが店を出したりしている。
ミハイル:一年に一度のかきいれ時だね。
GM:そうだね。スマルガントもお祭り騒ぎ。
ミスティ:観光事業ですね。「それにしても、テンペスト領の兵士は規律が取れているな」と感心しながら見てます。
GM:選手村は色んな人がごった返してますね。では、ラクリマさんたちが着いた翌日、開会式じゃないけど挨拶があります。
ミハイル:頑張ってミスティの鎧を磨いたりして、準備しましょう。
GM:ではミスティとミハイル。それにさっきの…名前なんだっけ。
ミスティ:ドロちゃんと、(一同爆笑)
GM:名前も決まってないんだよな(笑)、それとラクリマ、偽ゼストが一列に並ばされて。
ミスティ:天領からは候補者は出てないんですか?
GM:出てないね。出しても良かったんだけど、エコヒイキというか天領の人が有利なんじゃないか、っていうのもアレだし。
ミスティ:今回は引退した人が天領の人だったから、他三つから決める、とかいう流れかもしれませんね。
ミハイル:そういうのもアリですね。
GM:段々中身が偏ってきそうだけど(笑)。まぁ一番高いところに国王陛下。その後ろに王妃陛下とアリア殿下。
ミスティ:へ、陛下ッ(緊張)
ミハイル:そんなに堅くならなくても(笑)
GM:国王の横に、黒に桜の紋章が入ったコートを着た桜朧公、レンガ。横には文官がズラーっと並び、その後ろには騎士が並び、赤い絨毯が敷かれて、そこに6人が座らされています。
ミスティ:めちゃめちゃ緊張しますよ!(笑)
GM:国王までの階段の途中に、騎士団の偉い人が二人立ってる。
ミスティ:(ミハイル)落ち着いてる、(ミスティ)緊張してる、(ドロール)キラキラ、(仏みたいな人)ノッペリ(一同爆笑)
ミハイル:キラキラ、ノッペリ! そこだけ変!
GM:キラキラ、ノッペリ、どうでも良い、ロボ
ゼスト:どうでも良いとは失礼な。
ミハイル:それなりに緊張はしてるでしょうけどね。
GM:うん。では近衛騎士団の団長と、インペリアルガードの代表。ぱっと見ナイトとパラですね。
ミスティ:着てる鎧を見たら団長さんだと分かりそうですね。
GM:うん。で、ナイトさんの方が進行役みたいですね。「皆さん、よく集まって下さいました。これより第○○回、インペリアルガード選抜試験を始めたいと思います。まずは、国王陛下からお言葉をいただきます」
ミスティ:ありがたいお言葉を(笑)
ミハイル:その後選手宣誓で(一同笑)
GM:国王は、「遠い所、皆よく集ってくれた。インペリアルガードは我々王族や、各国の領主の命を守る、大事な役目だ。ここ百年ほど、ユガミネイの働きもあって魔族は出ていないし、帝国の侵攻も小競り合いに留まっているので、もしかしたら、一生おぬしらの力が役に立つことはないかも知れん。それでも、毎日腕を磨き続けるという気概でのぞんでほしい」
ミスティ:なるほど。
GM:「地位の高い者ばかり守るというのは、おぬしらの意志に沿わぬやも知れん。だが、いずれそれが大事になる事が来るやも知れん」と…まぁ要約すると「頑張れよ」って事を長々しいお話が続きます。
ミスティ:無難なお話が。
ミハイル:我々はそれを跪いて聞いています。
GM:で、これからの日程をナイトの人が説明したり、インペリアルガードの団長が「新しい仲間を歓迎する」とか言ったり。レンガが「まぁ適当に頑張れよ」って言ったり(一同爆笑)
ミハイル:うわ、桜朧公イメージと違った!
GM:桜朧公はざっくばらんないい加減な人です。見た目は20そこそこ、ミスティと同じぐらいの若造に見えます。
ミハイル:私より見た目は若く見えますね。
GM:うん。ミスティと違うところは、目だけこの世の理を見てきたかのような、深い、ヤらしい目をしてます(一同笑)
ミハイル:ヤらしい!?
GM:この人ヤらしい事考えそうやわー。っていう目の。
ミハイル:黒幕っぽいわ。
GM:レンガはNPCなんで、前と全然性格とか違うんで。そこの所よろしくお願いします。
ミスティ:なるほど。
ミハイル:PCの時は善人でしたが。
GM:今回はやりたい放題させていただきます。…ぐらいかな。問題のアリア様は11歳、それはそれはかわいらしい方なんですけど。結構あちこち傷だらけで包帯巻かれてたりします
一同:えー!?
ミハイル:一体何が。
ミスティ:お噂どおり、厳しい訓練をされているのですね。
GM:はい。そんなこんなで、開会式的なものは終わります。で、ナイトさんが「今日の午後から国王陛下の面接がある。近衛騎士団の団長…私だが、それとインペリアルガードの団長の3人で面接を行う。その後、アリア様と桜朧公と別室で会話。3日の間を置いて、プロスペラール平原において大規模戦闘演習を行う。それらを総合し、後日内定を行わせてもらう」
ミハイル:はい。
GM:「何か質問はないか?」
ミハイル:特にないかな。
ミスティ:ないですね。
GM:では、ドロールが「一つよろしいでしょうか?」
ミスティ:やっぱり来た(笑)
GM:「何かな?」「何ぁ故アリア様はそんな傷だらけで包帯など巻かれていらっしゃるのでしょうか?」(一同爆笑)
ゼスト:あぁ、言っちゃったー! 聞いたコイツ!
GM:「どんな傷でも《ヒール》で治るではありませんか」と言うけど。その件に関しては、戦ってる人の常識で、《ヒール》をするとその場でパっと傷は治るけど、体の回復力が働かないんで、非常時以外は自然に治した方が体の回復力が高まる。という常識です。
ミハイル:ふむふむ。
ゼスト:体の回復力に任せるのはいいけど、じゃぁ傷だらけになった理由は何なんだよ(笑)
GM:常識的な事を無視して、桜朧公は「アリア様は、お前などとには及びもつかない訓練を今されておられる」とだけ答えます。「(ドロール)何と、それでは…!」「(レンガ)下がって良い」(一同大爆笑)
ミハイル:ドロール終わった(笑)
GM:「ドロール殿、そういう事は後で別室で聞こう」と下がらされますね。「皆さん、ご苦労でした」
ミスティ:なおも喋ろうとするドロールを、仏みたいな人が「ま、まぁドロール兄さん、もう帰りましょ」(一同爆笑)
ゼスト:「まぁまぁまぁ」
ミスティ:しゃ、喋ったこの人…!(一同爆笑)
ゼスト:寝てなかったんだ。
GM:そんな感じで一旦下がらされます。この後、ライフェ領・リードランド領・テンペスト領の順番で呼ばれる事になっていますが。
ミスティ:ライフェ領の面接、見たいわぁ…(笑)
ミハイル:見たいですね。マスターシーンでやりません?(一同爆笑)
GM:マジで!? やってもいいけど。
ゼスト:超一人芝居です。
ミスティ:「何故インペリアルガードを目指したか、理由を聞かせてもらおう」「それは目指すに決まっているからです」
ゼスト:「私がならなくて、誰がなるっていうんですか?」
ミハイル:「インペリアルガードという名誉ある職、この私以外ありえないでしょう!」
ミスティ:かっこよすぎ。
GM:じゃ、マスターシーンでライフェ領の面接と行きましょう(一同爆笑)
ミハイル:わー、してくれるんだー!!


2012年04月20日 (金) | Edit |
◆Middle07◆ ――ミスティ&ミハイル

GM:では、ドロールとフガフガ言う人が別室に呼ばれます。一人ずつじゃなくて二人で面接してくれるのが優しいね。
ミハイル:確かにね。
GM:皆さんがご指摘の通り、質問するのはインペリアルガードの団長で、国王陛下は黙って聞いてるだけ、という感じですね。団長が「ではドロール殿、貴方は何故今回インペリアルガード選抜に立候補したのかね?」と質問します。
ミハイル:さっきみたいな答えをするでしょうけど(笑)
GM:「そのような名誉、私以外にないと思っておりました…が!
ミハイル:が?
GM:「先ほど、私の考えは変わりました」「ほほう?」「あの、おいたわしいアリア様のお姿…あの方を守るのは、私をおいて他にない!」(一同爆笑)みたいな事を言います。
ミスティ:決まった! って顔ですね。
GM:ええ、ドヤ顔で。
ミハイル:キメ顔で。
GM:で、他にはどういう生活をしてきたか、どんな事が得意か、いざという時にアリア様を守る覚悟は。みたいな事を聞かれますね。で、「覚悟だけは十人前だな」みたいな評価を得て、次はリードランドの番です。
ミハイル:はーい。
ゼスト:がんばってー。

GM:面接前に何かある? 作戦会議を立てておくとか。
ミスティ:面接はキャラ口調でやるんですよね。
GM:説明をPL口調で混ぜてもいいよ。
ミスティ:どういう事を言おうかな、というのは考えてたんですけどね。
GM:何を言うかとか、相談しても良いよ。
ミハイル:私は特に喋る事はなさそうですが。
ミスティ:基本、お付きの人は余り喋らないという暗黙のルールはありそうですね。
GM:そうね、経歴を紹介したり、人柄に太鼓判を押したりする役目です。
ゼスト:あー、王宮に付いてきとけばここに出られたんだぁ…
GM:はい(笑)
ゼスト:でもここで入れ替わるとソレはソレで…。
ミハイル:「まぁ、ミスティ様は素直な方ですから」
ミスティ:余計な事まで言ってしまわないかどうかが一番心配です。「いや、先日も母がですね…」とか(笑)
GM:そっちかよ、余計な事って。
ミハイル:「そのような事を仰いましたら、わたくし一生懸命目で止めますので、気付いて下さいませ」(笑)
ミスティ:なるほど。
GM:それは難しいんじゃないのかね。【感知】低いよ。
ゼスト:見付からないように手をつねりますので、声を上げないで下さいませ。
GM:アー。
ミスティ:面接官に気付かれない程度に椅子を蹴ります。
ゼスト:ガッ。
GM:気付くから! 結構でかい音がしたよ?
ミハイル:「わたくしは、ミスティ様の性格や面接に挑む態度、覚悟に関しては大丈夫だと思っております」
GM:本当に?
ミハイル:はい。
ミスティ:でも、面接に入るまでのドアの入り方とか、椅子の座り方とか、お礼の仕方とかはめっちゃ何回も練習したんですよ。
GM:それはしてそうだ。
ミハイル:「練習どおりやれば大丈夫ですよ」
ミスティ:「はい!」
ゼスト:私が咳払いをしたら考え直して下さい(一同爆笑)
GM:ん、ん。
ミスティ:入念な打ち合わせを。
GM:まぁ、そこまで俺も心配してないから大丈夫だと思うけど(笑)。

GM:というわけで、リードランド領代表の方が呼ばれます。
ミスティ:言われたとおり、「失礼します」と入って、相手の方が「おかけ下さい」と言うまで座ってはダメですよ、っていうのをちゃんと守ります。
ミハイル:就職の面接みたいですね(笑)
ミスティ:まずは国王陛下にご挨拶。
GM:ドアは後ろ手に閉めない。とか、そういう必要な事を無難にこなした後、座らされて「これは皆さんにお聞きしているのですが」
ゼスト:まさしく就職じゃねぇか(笑)
GM:「貴方は何故今回、インペリアルガードの代表に立候補したのですか?」とか聞かれます。
ミスティ:キャラ口調で言うと上手くいかなさそうなので、概要だけ。
GM:うん。
ミスティ:元々は、父の事が好きで、父がインペリアルガードだったので、始めは父に憧れていたという気持ちだけだったんです。でも、リードランド大司教の下で修行に励むうちに、インペリアルガードであることの大切さとか、普通の人では出来ないという事だとか、王族を守る事は一般人を守る事にも繋がるという事を教えられて、それが自分にできるならこの国の役に立つためにもやってみたいし、父に一歩でも近づけるならとも思って、立候補しました。という感じです。
GM:なるほどね。そうすると、インペリアルガードの団長が、「ほう、貴方があのスコット=キャンベルの娘さんであったか。…国王陛下、キャンベルの娘でございます」と言うと、国王も「おぉ、そうかあのキャンベルのか…」
ミスティ:国王陛下にもお父様は知られていたんだと内心思っています。
GM:そりゃ、インペリアルガードぐらい皆知ってるよ。
ミハイル:30名ほどですからね。
ミスティ:それもそうか。
GM:「そなたの父は大変良くしてくれた。残念な事になってしまったが…」
ミスティ:「わたしは父以上のインペリアルガードになりたいんです!」という事だけを言おうと思っていました。
GM:なるほど。「確かに、おぬしならなれるかも知れんな」みたいな事を言われて、和やかなまま面接は終了する…という感じだな、この流れだと。文句を付ける隙がない(一同爆笑)
ミハイル:ははは、良かったー。

GM:その後、テンペスト領の二人も呼ばれて、中でホニャララとあったらしいです。
ゼスト:ホニャララー。ここで俺が付いて行ってると、「こいつはガキの頃から」とかいう話を。
GM:ぶち壊しだー!
ゼスト:俺が横から止められる(笑)
ミスティ:いや、コイツね、こんなこと言ってますけどー。
ゼスト:こんなすまし顔してますけど、ガキの頃は。
ミハイル:ガキの頃どころか、こないだだって俺に攻撃してきた(一同爆笑)
ミスティ:誰かその者をつまみ出せ。
ゼスト:ぎゃー! みたいな(笑)
ミハイル:むしろ私がつまみ出す! とか言われるんですよ(笑)


GM:では三回面接をやっている間に結構いい時間になって、晩御飯に呼ばれ、明日は桜朧公とアリア様の面接です。
ミスティ:こっちの面接の方が怖いですよ。だって、何聞かれるか分からないです。
ゼスト:あの桜朧公の性格からすると、本気で何聞いてくるか分からん。
GM:そんなことないよー。普通のことしか聞かないよ?
ゼスト:いや、多分最初に「ぶっちゃけー」とか(一同爆笑)
GM:言わねーよ! 大丈夫だよ!
ゼスト:えー。
GM:で、晩御飯は国王陛下と会食になっておりますけど。
ゼスト:やったー!
ミハイル:きたー!「訓練の成果を発揮する機会でございますね」
ミスティ:もう1回、もう1回だけ!」(一同爆笑)
ミハイル:「かしこまりました」(笑)
ゼスト:一方その頃、俺は選手村で各国の名物料理を「(むっしゃむっしゃ)なつかしー、コレ!」(一同爆笑)
ミハイル:「お客さん、コレ食った事あるのかい?」
ゼスト:「おう、ウン年前にな!」っていうのを満喫しています。
ミスティ:一番楽しそう(笑)
GM:では、そこでイベントを挟みましょう。「これうめー」と食っていたら、「だろ? それうめーだろ」と隣で見知った人が食ってる(一同爆笑)
ミハイル:座長!
ゼスト:「なんで師匠がここに…!」
GM:「いやー偶然だなぁ!」
ゼスト:偶然じゃねぇ! 探してねぇ!」(一同爆笑)
GM:「いや、俺も用があってな」
ゼスト:ちょっと待て、用があるからってチョロっと忍び込めるのか!?
GM:いやいや、スマルガントの選手村だから大丈夫。これが王宮で国王と一緒にメシ食ってたら大問題だけど。
ゼスト:そっかそっか。
GM:「どうだい、俺の言った通り、おもしろくなったろ?」
ゼスト:「っていうか師匠、密書に何書いたんだよ!?」
GM:「は? 密書? いやいや、ちゃんとお前が本物のテンペスト家の嫡男です、って書いただけだぜ」
ゼスト:「嘘付け、俺の幼馴染が顔色変えてたぞ」
GM:…そんだけ嬉しかったんじゃねーの?」(一同爆笑)
ゼスト:あっれー?
ミハイル:この人を問い詰めるのは無理だ。
ゼスト:今度親父に見せてもらうよ。
ミスティ:そんな事より、これ食えよ!
GM:「そうそう、遠慮すんなよお前の金だし」(一同爆笑)
ゼスト:あっれー!?
GM:「いやいや、領主の息子だろ? ケチケチすんなよ」
ゼスト:「領主から金流れてきてないから!」
GM:「あれ、まだ流れてないの? 本物だって名乗ったんじゃないの? 偽物の代わりに取って変わったんじゃないの?」
ゼスト:「名乗ってねぇ! 変わったらこんな所にいないよ。偽物は今王宮の中だよ」
GM:「そうかー、それは残念だったなぁ」
ミハイル:王宮の中では面白い事が待ってたというのになぁ。にやにや。
ミスティ:そうか、じゃぁツケにしてもらえ(笑)
GM:まぁ「ドコソコの宿屋に泊まってるから、何かあったら会いにきな」とだけ言って、また風のように去って行きます。
ミハイル:選手村で興行するのかと思った。
GM:残念ながら興行するわけではありません。
ミスティ:会いに行ったらいない。
ゼスト:そうそう、絶対いない。「今しがた出かけられましたよ?」
GM:そうそう。



◆Middle08◆

GM:では王宮。これから国王がおいでになる、という時に一つ事件が起きます。
ミハイル:事件?
GM:と言っても大したことではないのですが。ラクリマさんが、係りの人にちょっと顔色を変えて話していて。何事もなく会食は始まるんだけど、その席にロボゼストはおらず、ラクリマは「ゼスト=テンペスト様は、今少し体調を崩しておりまして、この席に同席できず申し訳ございません」と言いますね。
ミハイル:ほほう。
GM:国王も「テンペスト領からは長旅だからな。…しかし、テンペスト家の者が体を壊すとは珍しいな。ははは」
ゼスト:頑丈が取りえ。
GM:「そこらの村人を捕まえても並みの兵士並っていうお国柄なのにな、ははは」と近衛団長も笑って答えます。
ミハイル:ここは一言言っておきましょうかね。ラクリマさんに「よろしければ、わたくし医療の心得がございます。後で診療させていただいてもよろしいでしょうか」
ゼスト:はははは(笑)
GM:なるほど。それはどういう目的で言うの?
ミハイル:偽ゼストさんがエクスマキナだという事が知りたい。
GM:なるほどねぇ。ラクリマさんに「何かあった時には協力します」という雰囲気なら、OKが出ます。
ミハイル:もちろん、そういう態度です。
GM:じゃ「貴方は信用に足る人間のようだ。後で少し話を聞いていただこう」
ミハイル:こうやって友好関係を結んでおくんですよ。
ミスティ:さすが(笑)
GM:まぁ、国王陛下も「テンペスト家の者は仕方あるまい。我々だけで会食を始めよう」という事で。…この会食ですが、FS判定でございます(一同爆笑)
ミハイル:ご飯食べるのに判定がー!
ゼスト:みんながんばれ~♪
ミスティ:何という。ここであるとは思わなかった(笑)
GM:ちょっと面白そうなので判定を突っ込んでみた。
ミハイル:(FS判定シートを持ってきて)内容は…会食を成功させる?
GM:ボロを出さずに会食を成功させろ。
ミスティ:ははは(笑)
ミハイル:いかん、【器用】とか指定されたら私が失敗しそうだ。
GM:終了条件は5ラウンド。判定は【精神】、難易度20。
ミハイル:20!
ミスティ:分かりましたよ、一人入滅してる人がいるのでそれを見て笑わずに済むかどうか(笑)
GM:ソレだ。成長点は無し、進行値カウンターは最大10まで。
ミハイル:5ラウンド以内に成功させればOKですね。
GM:今回は特別に、5ラウンド以内に成功させなければ、ご飯が食べきれないというだけなので、食べるの遅いですね、とかお上品ですね、ぐらいで済みます。
ミハイル:はいはい。
GM:失敗しない方が重要かな。会食のFS判定

第1ラウンド
GM:じゃ、最初は【精神】です。大層な人たちの前で緊張せず、教わった事を思い出しながら食べて行きましょう。
ミスティ:はい。【精神】が高ければ緊張しないなら、そんなに緊張しなかったかな。
ゼスト:いや、性格もあるだろうし。
GM:セットアップは特にないかな?
ミハイル:ないんじゃないかな。じゃ【行動値】ですが…わたくしは7です。
ミスティ:15です。
GM:ではミスティから。ちなみに席順は国王、インペリアルガードの団長、ミスティ、ミハイル…
ミハイル:もろ隣に座ってるんですね(笑)
GM:そうそう。ライフェ領の二人、って順ですね。向かいの席が近衛騎士団長、ラクリマ、偽ゼストがいないんで他の大臣…という並びです。
ミスティ:これは2D振れば良いのかな?
GM:はい、何もスキルが無ければ。
ミハイル:2D+能力値で20を目指しますが、高ければ高いほど良いです。
ミスティ:20以上は意味は?
ミハイル:あります。差分が達成値になるので。
ミスティ:これ、《ダンシングヒーロー》ったりできる?
ミハイル:できます。
ゼスト:踊りながらメシを食う(笑)。怪しい人だ。
ミスティ:それが何故か華麗に見えるんですよ! じゃ(ころころ)10振りました。【精神】が16なので、26です。
ミハイル:差分は6ですね。
GM:進行値が4点上がりました。
ミスティ:踊り食いです。
ミハイル:ダンスで鍛えた優雅な仕草で。
ゼスト:緊張しなかった(笑)
ミスティ:料理が余りにも美味しかったので緊張が吹き飛びました。
GM:それもどうなんだ(笑)
ゼスト:ダンスで鍛えた精神力でどうにかした。
GM:それだ。で、進行値は3でイベントがあります。何とか緊張せず、教わった事を思い出しながらゆっくりと会食を進めていく。
ミスティ:やはりミハイルさんの教えはすごい。
GM:判定の能力値を【知力】に変更する。
ミハイル:良かった、私だ。しかし【知力】は13か…
GM:20だから成功はするだろう。
ミハイル:2Dで7なんだよね!
ゼスト:ダイス増やしてもいいのよ?
GM:会食の流れは、ゼストが欠席のテンペスト領は置いといて、ドロールがやらかしたライフェ領も置いといて(一同爆笑)、もっぱらインペリアルガードの団長が、スコットが活躍した昔話とかをして和やかな雰囲気です。
ミスティ:そういう話はすごい嬉しそうに聞いています。
ゼスト:すっかり昔話のキッカケになっちゃって。
GM:そうそう。
ミハイル:せっかくなのでフェイト1点使って…(ころころ)
GM:
ミハイル:あっぶねー! 21です!(一同爆笑)
GM:成功したのか(笑)、何とか成功。進行値は1点上昇。
ゼスト:1の出目以外、どれが無くなっても失敗だったな。
GM:フェイト使っといて良かったね。
ミハイル:本当ですよ。
GM:で進行値5のイベント。
ミスティ:上手い事切り替わって良かった。
ゼスト:次は【器用】になる?
GM:よく分かったな。メインディッシュが運ばれてきた。肉を綺麗に切ろう。
ミハイル:良かった、次はミスティだ。わたくしコレは苦手で。


第2ラウンド
GM:というわけで、次のラウンド。5ラウンドは楽勝だったな。
ミスティ:【器用】ですか。20か…【器用】9だから3D振って11以上出さないといけない。(ころころ)お、出た。クリティカルだけど意味がある?
ミハイル:ありますよ。1D+(6の目の数)点の進行値が上がりますんで、1D振って下さい。
ミスティ:(ころ)
ミハイル:終わりました!
GM:うぉ!?
ゼスト:華麗な肉さばき
GM:ミスティの華麗な肉さばきに、周りの者は思わず感嘆の声を上げてしまいます。
ミスティ:これはフィオに教えてもらった。
ミハイル:あの人、そういう事はちゃんと教えてるんですな(笑)
GM:国王陛下も感嘆の溜息をもらし、「すばらしい。余の肉も切ってはくれぬか」(一同爆笑)
ミハイル:へ、陛下!?
GM:だって他に演出が思いつかなかったんだもん!
ミスティ:「あ、そ、そんな大役を賜るわけには!」
GM:「素晴らしい、余が肉を切ってもらうなど、幼い頃母に切ってもらって以来だ」
ゼスト:すごーい!
ミスティ:陛下があのような事を申されたのは初めてだ…ざわざわ。
ミハイル:是非切っていただきたい。
ゼスト:じゃもう1回判定して(一同爆笑)
GM:うわ、上手く切れてねぇー! ってそんな事はありません。


GM:そういう和やかな雰囲気のまま、会食が終わりました。この流れではミスティで決まりだろうという勢いですね。
ミスティ:ドロさんがやらかす所を見たかった(笑)
GM:まぁドロールは元々上流階級の人なんで。
ミスティ:お作法は問題なさそうですね。会話の流れを空気を読まずに切ったりしそうです。
ゼスト:そこは隣の人が呪いをかけたり。
GM:仏の人が頑張ったって事でひとつ。
ミスティ:ドロール兄さん、それはヤバイですよ。
GM:そんな感じで。

2012年04月23日 (月) | Edit |
◆Middle09◆

GM:では会食後しばらくして。ミハイルとミスティの部屋にラクリマさんがやってきます。…さすがに別室か(笑)
ミハイル:続き部屋ということで。
GM:そうね、ノックされます。
ミハイル:「はい」
GM:「失礼する」
ミハイル:「どうぞ」
GM:「先ほどの話だが…一つ、相談をさせていただきたい」
ミハイル:「ミスティ様にご同席していただいてよろしいでしょうか?」
GM:「いいでしょう」
ミハイル:では隣の部屋に。「ミスティ様」
ミスティ:…やらかしてしまうところでした(笑)「ラクリマさん、眠いんだけど…」(一同爆笑)
GM:何ィー!? 早い早い(笑)
ミスティ:ってやらかしてしまうところでした。横から話し声が聞こえてきたんで、あかんあかんと。
GM:では、「ミスティ殿とミハイル殿に一つお願いというか、知恵をかしていただきたいのです」
ミスティ:「わたしでよろしければ」
GM:「これはテンペスト家に関わるので、内密にお願いしたいのですが」
ミハイル:「ええ、もちろん」
GM:「実は…ゼスト=テンペストはロボでした!」(一同爆笑)
ミスティ:「ええ!?」思わず【精神】で判定しそうに(笑)
GM:「にせものですー」っていう。
ミハイル:「元々エクスマキナ、というわけではなく、偽物だったのですね」
ミスティ:「では、本物のゼスト殿は今どこに…!?」
ゼスト:今頃城下町で…って言ったら俺が抜け出したみたいじゃないか!(一同爆笑)
GM:はい。それがラクリマさんの狙いなんで(笑)「身代わりをさせていたのですが、身代わりが行方不明になりまして」
ミハイル:「その、ロボが…ですか」
GM:「はい。緊急停止ボタンを持っているのですが、下手に押して下手なところで行動不能になられても困るので、とりあえずどこにいるのか知りたいのですけれど」
ミハイル:「なるほど」
GM:「かといって、このまま病気でごまかし続ける事もできないし…困った事態になりました」
ミスティ:「では、そのゼスト殿を呼んで来れば」
ゼスト:ちょっと顔かたちが違うけどな(笑)
GM:「はい、幸い本物がいるので、こうなったら本物に代わってもらうしかありません。一応連絡手段はありますので」
ゼスト:ゼスト殿、一晩で顔立ちが変わりましたか?(一同爆笑)
ミハイル:一生懸命キレイにしたら…何とか?
ゼスト:あんな顔は2時間ともたない(笑)
GM:だから、「ゼスト似の不審な行動を取るものがいたら、取り押さえて私にお知らせ下さい」と言われます。もう、国王陛下に言ってしまおうか悩んでいるらしく。
ゼスト:あぁ。
GM:確かに、何か不祥事があってからでは遅いので。例えば、暴走したロボがアリアを殴るとか。だから、この事は正直に話してしまおうかと。「テンペスト伯にも、万一の時には全部話すよう言われております」
ミスティ:「それはそうした方が良い。もっと捜索の手も増やそう」
ミハイル:「確かに、言ってしまったら捜索しやすいですね。ですが、それでは選抜試験は…」
GM:まぁね。「私は元から、インペリアルガードになる気はほとんどなかったのです。これで私は対象から外れるでしょう」
ゼスト:後見人がコレじゃーねぇ。
ミハイル:「とにかく、すぐに探した方が良いでしょうね」
GM:「すでに、同伴していた私の部下がそれぞれ探しています。近衛団長にも話しました」
ゼスト:あぁ、もう話したんだ。
GM:うん。ざっと探して見付かったらもみ消せるけど、なかなか見付からなかったらダメだなぁ。という事ですね。近衛団長は元々テンペスト領出身なので、一応そこまではやってくれるけど、それ以上はムリ。
ミハイル:なるほどね。
GM:ラクリマは慌しく、「では近衛団長に状況を聞いて、国王陛下に申し上げます」と言って退出します。
ゼスト:ちょっと良いですか?
GM:良いよ。
ゼスト:食事が終わった後という事は、結構良い時間ですよね。連絡してみよう。指輪を使って。
ミハイル:とぅるるる。
ゼスト:どうよ、面接上手い事いった?
ミハイル:ラクリマさんの指輪から、すっげー気楽な声が(笑)
GM:イッラー!
ゼスト:「食事旨かった?」
GM:イッラー!! ラクリマは、切れた額の血管から血を流しながら(一同爆笑)
ミハイル:プッツーン!「ちょっと、ラクリマ殿!?」
GM:「重大な問題が起こった、すぐ城まで来い」
ゼスト:「い、いやちょっと待てよ、そんな簡単に入れるかよ」
GM:「ええい、私が出入り口まで迎えに行く」ブツッ。
ゼスト:「な、何かあったのか」
ミスティ:お前が行方不明になったんだ(一同爆笑)
ゼスト:ハァ!?
GM:ラクリマさんは額の血をハンカチで押さえながら「御見苦しい所を見せてしまって申し訳ありませんでした」
ミハイル:演出で《ヒール》を(笑)
GM:ではラクリマさんは去って行きます。



◆Middle10◆

GM:次はゼストが城に来るシーンですね。
ミスティ:僕らは行動に移っといた方が良いでしょうね。でも、いきなり探すって言っても王宮の事は全然分からない。
GM:だから、見かけたら取り押さえてね、っていうぐらい。
ミハイル:では、わたくしがミスティ様に王宮を案内しつつ、ロボを探しましょう。
GM:それは良いね。「ここが厨房です」とか。
ミスティ:厨房(笑)
ミハイル:「右手をご覧下さい」とかね(笑)
GM:城内は早足で人が歩き回っている感じ。

GM:ではゼストが城門までやって来ると、城門でラクリマさんが仁王立ちしています。
ミハイル:どぉーん。
ゼスト:「何だよ、怖ぇよ」
GM:「た、大変な事になったのだ」
ゼスト:「何だよ、何やらかしたんだよ」
GM:「やらかしたのは私ではない」
GM・ミハイル:お前だ!」(一同爆笑)
ゼスト:「だから怪しげな機械に頼るのはやめろっつったんだよ」
ミハイル:じゃぁお前が入れ替わっていれば良かったんだ。
GM:本当だ!「お前が入れ替われば良かったのだ!」
ゼスト:えー
GM:イッラー!!「まぁ、起こってしまった事は仕方あるまい。インペリアルガードの選抜には、我々は外させてもらおう」
ゼスト:「まぁ、親父は悔しがるだろうな」
GM:いい気味(一同爆笑)「我々は王都にいられる間、エクスマキナを捜索しよう。どうなるかは陛下や団長らの決定に寄るだろうけれど、選抜が終わるまでは我々は王都にいる予定だったのだから、それまでは滞在が許されるだろう。お前も探すんだぞ」
ゼスト:「そりゃいいけど。っていうか、場所が分かるようにとかなってないのかよ?」
GM:「なってない! そんな、GPS機能など付いていない。時代が早すぎるだろ」
ゼスト:「なんだよ、衛星ぐらい上げとけよ」(一同笑)
GM:「というか何だ、その格好は。ちょっと着替えろ」
ミハイル:帰ったって、そんなまともな着替えないよねー。
GM:「着替えならある!」
ゼスト:あるんだ。
GM:「サイズは合わないかもしれないが」
ミハイル:あぁ、偽物の着替えが。
GM:そうそう。「そんなナリでいられたら私も困る」
ゼスト:じゃ良いか。とりあえず入って着替えるよ。
GM:では王宮の部屋に行って、「これを着ろ」
ゼスト:「こんな格好するの、久し振りだなぁ…」
GM:「無精ひげも剃れ、顔も洗え。風呂にも入れ」
ゼスト:ぞーりぞーり。ばっしゃばっしゃ。
GM:で、一見パリっとしたゼスト。「ちゃんとボタンは全部留めろ。袖もまくるな!」(一同爆笑)
ゼスト:「何だと、動きにくいじゃないか」
GM:「そういうものなんだ、仕方あるまい」
ゼスト:「くっそー、面倒くさいなぁ」
GM:「ほうほう、こうしてみるとお前もなかなかの男前ではないか」
ミハイル:ちょっと嬉しそうですね(笑)
ゼスト:「ははは、本当の事言うなよ照れるじゃないか
GM:イッラー!

GM:では、余り夜中に大々的に動けないのですが。近衛団長の先輩と話をするのですが、「ダメだな、ラクリマ。王宮の建物中を探したが、どこにも見当たらないぞ。そのエクスマキナというのは、どういう物なんだ?」と聞かれ、設計図や図面を出します。「いざとなればこれを見せろと言われております」
ゼスト:あー、顔変えてるんじゃないの?
GM:そうだな。顔を変えられるとどうしようもない。さすがに体は変わらないみたいだけど。
ゼスト:背格好は変わらないのか。でも顔が変わったんじゃなぁ。
GM:それに性格設定がどうなのかも分からないね。
ミスティ:一つ思ったんですけど、もっすごい良い子だったのかもしれませんよ。さっきの、服を着せてあげたりとかのやりとりがあったじゃないですか。あれを影から見てて、「僕がいなくなれば…」(一同大爆笑)
ミハイル:僕が身を引いた方が、上手く行くんだ?
ゼスト:いやいやいやいや? 行方不明になって大迷惑してる!
ミハイル:これを機に二人の絆が深まれば、それで! すごい良い子ですね、それ。
ミスティ:何て気の効くヤツなんだ。
GM:本当にねぇ。
ミハイル:ロボのくせに。
GM:良いねぇ。では、そうやって身を引いたロボは今どこにいるのでしょう(一同爆笑)
ゼスト:いやいやいやいや!?
ミスティ:こうなったら顔も変えて、どこか遠くへ行こう。
GM:(顔の前で両手を動かす)
ミハイル:かいぶつくん!
GM:で、近衛団長はゼストを見て、「あぁ、貴方が本物か。確かに先ほどのメカより良い顔をしているな」
ゼスト:「ま、誰かさんの希望がたっぷり入るとああなるらしい
GM:「はっはっは、道理で優男だったはずだ」と言われ、ラクリマは真っ赤になっています。
ミスティ:手プルプルしてるんですよね(笑)
ゼスト:うわ、後で怖そう。
GM:「まぁ、今夜は二人とも大人しくしといてくれ。私から、陛下や他の方々に申し上げよう。王宮の警備は私の仕事だから、私の指示に従ってもらう。…まぁ、悪いようにはせんよ」
ゼスト:「お願いします」
GM:今夜は謹慎みたいな格好で、部屋の中で大人しくしてろと言われます。
ミハイル:「こんな顔のヤツを探せ」って言われてるから、ゼストさんがウロウロしてたら「発見しました!」
GM:「発見しました!」「発見しました!」ってなる(笑)
ゼスト:さっき、この顔のヤツが通らなかったか!?」(一同爆笑)
GM:「バカヤロウ、そいつがルパンだー!」
ミハイル:そいつがロボだー!
ミスティ:なるほど!
GM:「でかい図体して変装も見破れんのか」「ぐぬぬ…つ・づ・けぇー!」ってないから! 長いボケだったけど無いから(笑)



◆Middle11◆ ――Master Scene

GM:ではマスターシーン。さっきの会食に出てきたようなお偉方が集って、かくかくしかじか話している。
ミスティ:近衛団長が「このような事が起きております」って言うけど、桜朧公が「まぁまぁ、良いんじゃない?」
ミハイル:軽い(笑)
GM:桜朧公は興味なさそうですね。文官は、自分に戦闘力がないから「こ、困りますなこれは。テンペスト領の方に苦情を申し立てねば」
ゼスト:「何か起こってからでは遅いのですよ」
GM:インペリアルガードの団長は、「これでテンペスト家のインペリアルガード入りは無いでしょうね」といった具合。近衛団長は、「戦闘力の無い者は守らねば。今晩は、兵士に要所を見張らせましょう」。国王陛下自身もウォーロードなので、「いざという時は斬らざるを得まいな」といった具合。自衛力の無い文官は慌てていますが、他の人は余り大騒ぎしていません。
ゼスト:メカ一体何するものぞ。
ミハイル:文官が「そんなもの、緊急停止ボタンを押してしまえば良いのではないのか」
GM:確かに、そういう意見もあるけど。天井裏とか、発見しようもない所で止まられても事件がウヤムヤになるから、できれば現れた時に押したい。
ミハイル:なるほどねー。
GM:まぁ余り見付からないようなら、ボタンを押しましょう。という話になるでしょう。
ゼスト:しかしこうなると、緊急停止ボタンの機能が怪しい
ミハイル:確かに。自爆ボタンかもしれません。
ゼスト:確かに黙るよねー(笑)
GM:その間、桜朧公はゴーレムの図面を見ています。「このゴーレムねぇ。ふーん。緊急停止ボタンを押しても無駄かも知れんな。それにこのゴーレム、顔だけが液体金属というのはよく出来た話だ。普通の金属と液体金属を融和させるのは難しいし、継ぎ目をなくするのは難しいのではないか。もしかしたら、全身液体金属で、今まで顔しか変えていなかったのかも知れん。…まぁ、何にしろ、アリアは私が守る。他の者は頼む」と言います。国王は「そのような物は貴重なのではないか?」
ゼスト:制御できればねぇ。
GM:うん。できれば生け捕りにして分析したい所だ、という話になります。まぁ今晩は見張りを付けて寝る、って話に落ち着きます。正式な処分が下されるのは明日の朝でしょう。
ミスティ:文官涙目ですね。
GM:ええ。怖いよー。
ゼスト:顔の無いバケモノが襲ってくるよー。
GM:他の人はどうという事はないですね。さすが高レベルの方々。で、その夜は無事に過ぎて次の日の朝になります。
ミハイル:では、私はミスティと一緒に王宮を一周して帰って来ました。
GM:じゃ寝るかって(笑)
ミハイル:「何も見付かりませんでしたね」
ミスティ:でも、中を案内してもらったのは良かったです。
GM:晩に兵士が来て、事態を説明して「今晩は我々が廊下で見張りに立ちますので、ご安心してお休み下さい」
ミハイル:「そうか。ではよろしくお願いする」と言って寝ます。

2012年04月23日 (月) | Edit |
◆Middle12◆

GM:時間が押している事が発覚したんで、巻いていきます。
一同:はーい。
GM:次の日の朝。昨晩の事件に関して通達があります。
ミハイル:はい。
GM:賊が入ってしまった事は誠に遺憾である。が、ゴーレムの暴走という事故であり、王宮に悪意を持って行われた事ではないので、そこは大目に見る。インペリアルガード候補の資格も、何故か真のゼスト=テンペストがそこにいる以上(一同笑)、ラクリマ=ティフォンの選抜参加資格を剥奪する必要はない。
ゼスト:はかったように本物が(笑)
ミスティ:自分から素直に申し出た事も大きかったんでしょうね。
GM:うん。城内には一応の警戒態勢が敷かれます。ゴーレムは見つけ次第、なるべく鹵獲。緊急停止ボタンは近衛団長に預けられ、彼の判断で押されます。ゴーレムの図面を桜朧公や錬金術に詳しい人がチェックして、強制停止ボタンは一応停止ボタンとして機能するやも知れん。桜朧公の推察どおり、全身液体金属だったので、爆発物は入らなさそうなので、いきなり爆発はしないだろう。
ミハイル:ふむふむ。
GM:なので、いつもに比べて城内を兵がウロウロするだけだ…という見解です。ラクリマさんはかなり顔色が変わっていますが、国王らの寛大な処置に「ありがとうございます」
ゼスト:でしょうね。
ミスティ:ラクリマさんのせいじゃないし。
GM:と言っても、連れて来た責任者はこの人だから(笑)
ミスティ:確かに。
ゼスト:各国のかなり有力者が一同に会する所に、怪しげなゴーレムを持ち込むのは危険なのよ。
GM:で、一応テンペスト伯にも後で書簡で事情を確認することになります。そんな感じで、午前中は事情説明や待機などで終わります。午後から桜朧公とアリアの面接です。
ゼスト:親父はもっと反省しろ(笑)
ミスティ:テンペスト伯は書簡が来た時、「たまたまそこに本物がいたため」って所にすごく反応しそうです(笑)
ゼスト:よし、意表を突いた(笑)
GM:ラクリマさんとテンペスト伯としては、こんだけ堂々と偽物が出てきたら本物も出てくるだろう、という所があったので。本物が出てきた? よしラッキー。
ゼスト:まぁ、風の噂で「出奔してたゼストさんが帰って来たらしいわよ」というのを聞けば、慌てて見に来るだろうアイツの事だから。
ミハイル:偽物のツラぐらい拝みに来るだろう、と。
GM:で、使者が「これこれこのような事で、本物が出てきまして」「よし!」「よしだと、貴様!?」(一同爆笑)
ミハイル:い、いや、これはちゃうねん(笑)
ミスティ:そこちゃうねん(笑)
ゼスト:そうだなぁ…国を挙げての一大行事だから、「テンペスト領からは後見人にご子息のゼストさんが来るらしいわよ」って名前が出るわなぁ。なるほどね(笑)
GM:選手村に行商に行った連中が帰って来るんだから、国許にも情報が行くのは早い。
ゼスト:そうか、親父…。
ミハイル:してやられたね。

*  *  *

GM:では、アリアと桜朧公の面接です。これは前回と逆で、テンペストからです。
ミハイル:お、今度は本人がちゃんといるよ。
GM:本当だな(笑)。では二人が部屋に呼ばれます。アリアは椅子に座ってちょこんとしてます。桜朧公は窓から退屈そうに外を見ています(一同笑)
ゼスト:やる気ねぇー、この人。
GM:「ん、来たか。まぁ座ってくれ」
ゼスト:どっかと。
ミハイル:偉そうに座った(笑)
GM:そうか、お前が本物か」と桜朧公も面白そうに見ます(一同笑)。「いやー、大変だったなぁ。はははは」
ゼスト:「らしいですな」
ミスティ:お前アレだろ、大方屋台で旨いモン食ってたんだろ(一同爆笑)
ゼスト:バレてーら!
GM:その辺の事情説明をして欲しそうですね。「偽物が消えたと思ったら突然本物が出てきたとは、よく出来た話だ。どういう経緯でこの軍に?」
ゼスト:「どこまで説明したモンやら…というか、桜朧公は事情を知ってるんじゃ?」
GM:そうか、説明してくれないのか。実は全部知ってたんだけどね。はははは」(一同笑)
ゼスト:じゃ、「うちの師匠が一筆書いた書簡を見せたら、コイツが血相変えて」云々かんぬんと。「あれには一体何が書かれていたんですか?」
GM:「あれ? バビルから何も聞いていないのか?」
ゼスト:「聞いてませんな。あの人は人の思う事を一切してくれないんです」
GM:「そうかそうか。確かによくある話だ。いや、アイツらしい」。とにかくそんな感じで、インペリアルガードとは全く関係ない話で和やかに時間が過ぎます。
ゼスト:密室の出来事ですからね。記録に残す事もない。
GM:そうそう。で、最後にラクリマさんに「ところでラクリマとやら。本当にインペリアルガードを希望してここまで来たのか?」と聞くと。
ミスティ:はは(笑)
GM:いえ、今回は本物のゼスト=テンペストをおびき出す作戦でございます」(一同爆笑)
ミハイル:ハッキリ言ったよ!?
GM:「そうか、じゃぁインペリアルガードは落ちてもしょうがないな」「そうでございますね」ははは。
ゼスト:国の一大事業をしょうもない事に使ってんじゃねーよ!(笑) せっかく桜朧公がマジメな話をしてる時、退屈してるだろうアリアに「ひらひら~」とかやろうと思ってたのに。ヒョロっと俺の話を出してきやがって(笑)
GM:はい。だってねー、しょうがないじゃん。「まぁ、テンペスト家の嫡男が出奔したと聞いた時には私もガッカリしたものだが。なかなかどうして立派な戦士に育ったではないか」
ゼスト:「ガッカリしたのは親父の性格なんですが(笑)」
GM:ゼストには、「この後どうする?」
ゼスト:「仕方ないので国には帰りますが。その前に一度、ユルガンを見ておきたいですね」
GM:「それは頼もしい。実は我々もこの後、ユルガンに行く事になっていてな。アリアにもそろそろ魔族と戦わせてみなくては」(一同笑)
ゼスト:いやいやいや!? 「さすがに早くないですか?」
GM:「いや、こういうのは早ければ早いほど良い。慣れの問題だしな」
ゼスト:まぁ、それなら。
GM:そんな感じかな? 他にやる事は。
ゼスト:いや、特に。
GM:では、「インペリアルガードの件はともかく、お前たちの顔と名前は覚えておこう。何かあったらまた思い出すかも知れん」…何か用事ができたら言いつけるという事ね(笑)。そういえばそこにヤツがいたな、ヤツに任せよう。
ゼスト:ぎゃー。
ミハイル:まぁテンペスト家は、借りを作ってしまったようなところもありますしね。
GM:うん、それよりゴーレムの出所とか、商人についてラクリマさんに詳しく聞いてますね。お望みどおり、アリアは暇そうにボーっとしてます。
ゼスト:ひらひら~。
GM:「……」。
ミハイル:すごい無表情で見返した(笑)
GM:そうね、ここで見てもアリアは人形みたいな。自分の意志を持ってなさそうな雰囲気です。
ミハイル:キョトンとしてるんですね。
ミスティ:あのゴーレムはアリア様と入れ替わったんでしょうか(一同爆笑)
GM:なるほど! ソレダー!
ゼスト:盲点だった。
ミハイル:元からああだったのかも。
GM:元からああでした。
ゼスト:興味を引こうとあれやこれや。旅芸人仕込みの手妻遣いを見せつつ。
GM:特に反応はありません。
ゼスト:良い、頑張るぞ(笑)
ミハイル:面白い顔してみたり。
ゼスト:「ほーら、親指が切れるよ」とか(笑)
ミスティ:すごいですね。
GM:《ヒール》」(一同爆笑)
ゼスト:全快なのに!
GM:くっつかない。嘘」(一同爆笑)という和やかなゼストとアリアの交流がありまして。
ゼスト:和やか?
ミスティ:アリア様がクールキャラでしたか。
GM:アリアは確か、元々こういう設定でしたよ。ちょっとやりすぎだけど。では、ゴーレムの出所を確かめた方がいいとか、売ってる商人が怪しいとか。
ゼスト:怪しい。
GM:という話が終わり、「何かあった時はよろしくな」と面接は終わります。

*  *  *

GM:次はリードランド家の二人ですね。
ミスティ・ミハイル:はい。
GM:官女に呼ばれます。
ミスティ:昨日よりはちょっと緊張してないかな。
ミハイル:「しかし、今日が本番ですよ」
ミスティ:…また緊張してきた(笑)
GM:またか!
ゼスト:今日失敗したら、元も子もありませんよ。
ミハイル:そして、リードランド司教が言っていた、「桜朧公とアリア様に気に入られる事が大切です」という攻略を思い出したり。
ミスティ:そうだ、気に入られないと、気に入られないと…。いやいや。「今更、わたしに演技など出来たものでもないしな。素直に行こう」
ミハイル:「それでよろしいと思います」
GM:では、例によってノックして入っていきます。今度はちゃんと桜朧公はキリっとして椅子に座って、面接官ですって顔してるよ(一同笑)
ゼスト:あれ!? おかしーな。対応が違う。
ミスティ:相手の態度で変えてくるんですね。
ミハイル:しかし我々は知らないのであった。
GM:ゼストの時は面接する気なかったでしょ。っていうかゼストもそんな気なかったでしょ。
ゼスト:面接本番でも、ちゃんと面接する気ないでしょあなた(笑)
GM:はーい、ないです。ミスティはキリっとした相手の方が、多分緊張するだろうと踏んで。
ミスティ:めっちゃ緊張します。
GM:二人が入ると、「座りなさい」
ミスティ:「失礼します」…今日は花冠が落ちなかった(笑)
GM:「これはインペリアルガードの団長に聞かれただろうが、どういう理由でインペリアルガードを志したのだ?」とまた聞かれますね。
ミスティ:正直に、同じ事を言います(笑)
GM:「そうか…父は立派だったのだな。なら、父の跡を追っているということか」
ミスティ:「最初はそうですが、今はわたし自身の意志でもあります」
GM:なるほどね。その間、アリアはピクリともしないのですが(笑)
ミスティ:ずっと同じ点を見つめてる。
GM:ボーっとしてる。関係ない話してるみたいですね。「インペリアルガードということは、アリアの盾になってもらう事だ。その辺はどうだ」
ミスティ:「アリア様に限らず、王族の方をお守りするのは危険な任務と存じますが、名誉あることだと思います」
GM:「じゃぁ、お前はどれぐらいアリアを守れるのだ?」
ミスティ:「それはもう、死に物狂いで。命をかけて守ります。わたしの力はまだまだ微力ですが」
GM:微力だが命をかける、か。それではダメだ
ミスティ:「えっ」
GM:「じゃぁお前が死んだ後、誰がアリアを守る?」
ミスティ:「そうか…それもそうですね」
GM:「たとえば、私の様な敵からアリアを守れるか?」
ミスティ:う…桜朧公ですか。
ミハイル:ではここで一礼して「失礼します」と、この間ミスティに書かせたスキルシートを持って行きます(一同爆笑)
GM:「ほほう。若輩と言いながら、なかなか良いスキルをしている。確かに、これなら何撃かは耐えられるかも知れんな」
ミハイル:「しかし、桜朧公からの攻撃には、まだまだ耐える事はできないでしょうが」
ミスティ:インペリアルガードとは、桜朧公から王族を守れる方々なのか…!(一同爆笑)
ゼスト:ガタガタ。父さんすげぇ。
ミハイル:「ですが、逃げるまでの盾となることはできましょう」
GM:「逃げるまでの盾、か。そんな後ろ向きな考えでは駄目だ。結局、安全なのは敵を潰す事だ。そうそう簡単に死ぬ決意をしてもらっては困る」
ミスティ:「そうですね。私が逃げ腰になってしまっては、守れるものも守れないと思います。簡単に命を捨てるという意味ではございません」
GM:「なるほどな。…まぁ、よく分かった。他に何か質問はあるか?」
ミスティ:アリア様の事を聞きたいけど…ここはやめとこう。ドロさんが突っ込んで突っぱねられたのを見たので(笑)
GM:そりゃ、皆揃って挨拶してる所で聞いたら突っぱねられるでしょう。
ミハイル:密室ならアリですね。
ミスティ:傷だらけなのより、ボーっとしてるのが気になります。「あの、アリア様はご気分でも悪いのでしょうか? わたしの面接にお付き合いしていただいて、申し訳ございません」
GM:「確かに、本人に聞いてみるのもいいかもしれんな。アリア、どう思う?」アリアはミスティの方をボーッと見て、同じように傷だらけなのを見て。
ミスティ:傷だらけ?
GM:結構激しい訓練をしてたでしょ。「痛い?」
ミスティ:あ、なるほど。「いえいえ、こんなもの。自分がこれからなりたいインペリアルガードのためなら、痛くなどありませんよ」
GM:アリアはね、職業意識がすごい高いというか。王族として生まれたからには、国民のために死ぬのが当たり前だと思ってるのね。
ミスティ:なるほどね。
GM:有事の時の為に王族として生きてるんだから、何かあったら真っ先に死ぬのが当たり前だと思ってるらしく。
ミスティ:なんて出来た子なんだ。
GM:でも、今の実力では全く役に立たない。その為に、今訓練している…という状態ですね。その訓練に一緒に付き合ってくれるんだったら、ちょっと嬉しいな。
ミスティ:「未熟なのはわたしも同じなので、まだまだ勉強する事も多いのですが。アリア様を護衛させていただく事があれば、色々勉強させて下さい」
GM:なるほどね。アリアはポツンと「わかった」と言います。そんなモンかな。「スコットの娘か。なら、もう少しやるようになるかも知れんな」
ミハイル:「ミスティ様はまだ21歳でございますから」
GM:「あぁ。じゃ、次に代わる様に」
ミハイル:では「ありがとうございました」と退室します。

*  *  *

ゼスト:次はアレか…(一同笑)
GM:ええ、控え室で意気揚々とライフェ領の二人が。
ゼスト:ふふん、前座ごくろう。
GM:そんな感じ。「いやぁテンペスト領の連中も馬鹿な事をしたものだ。このような大事な所にあのようなゴーレムを連れてくるとはね」
ミスティ:まぁ、この私がいるのだから連れてこようとこまいと結果は同じだがね(一同笑)
GM:ははは。その後面接室に入ったドロールは、3分と持たずに出てきます。
ゼスト:叩き出された! 帰ってよし。
ミスティ:意気揚々と入っていって、すごい沈んで出てきそうです。
ミハイル:我々が「じゃ帰りましょうか」と控え室から出ようとした頃に、「バタン」って出てくる(笑)
GM:バタンとは言わないな。普通にパタンと扉を閉めます。
ゼスト:まぁ、聞くまでもないということだよ。
ミスティ:ノッペリした人は?
GM:ノッペリした顔の人も。まぁ、巻いていくので彼らの面接のシーンは飛ばして。ダメだったと一言言っておきましょう。
ミハイル:はい(笑)
GM:結局、その日の晩もゴーレムは見付かりませんでした。ラクリマさんとゼストは、その後の去就を近衛団長に聞かれます。「予定通り平原に行って、その後ユルガンに行っても良いし。もしこっちの捜査に加わりたいなら、手続きを考えるが」
ゼスト:個人的には、捜査に加わった方が良いと思うんだけど。ここでいきなり一角が崩れると、国民にいらん不安感を与えるので、一応やる事はやった方が良いんじゃないかな。
GM:なるほど。団長も「私もそれが良いと思う」と言います。
ゼスト:ま、変な情報が伝わらなければ良いんで、代理を立ててもいいけど。
GM:ラクリマは責任を感じてて、「しかし、私も」とか言うんですが、「ゴーレムの一体ぐらい、我々が何とかするよ」と簡単に請け負ってくれます。「それに、ゴーレムの目的も行き先もさっぱり分からないから、下手したら王都から出て行ったかもしれない。王都ばかりに気を配るのも危険だ。仮にそのゴーレムがこの国に害を与えるものとして送り込まれた場合、今何をされたらもっとも困るかというと、要人の暗殺。次に、駐屯地に置かれてる物資に手を出されること」
ゼスト:焼き討ちとか。人が多いと紛れられやすいし。
GM:うん。「だから、君たちは物資と一緒にユルガンに行ってもらった方がいいかもしれない」
ミハイル:護衛として。
GM:「幸い、今はインペリアルガードの団長や私、桜朧公とバケモノぞろいだから、王都の方は問題あるまい」
ゼスト:集中させるより散らした方が良いでしょうね。じゃユルガンに一緒に行きましょう。
GM:ここでさらに分岐があって。演習に参加するために平原に行くか、駐屯地で物資の見張りをするか。
ゼスト:ゴーレムを警戒するなら、駐屯地の方が良いか。インペリアルガード候補をどうこうしようと言うなら、平原の方がどうこうしやすいから、紛れるならソッチという考えもアリ。
GM:その辺は考えてもらって。
ミスティ:候補生を潰しても、余り意味はなさそうですが。
ミハイル:といっても、各国の要人ですからね。
GM:ここでミスティとラクリマが暗殺されて、ドロールがインペリアルガードになったら国としては大打撃ですね(一同笑)
ミスティ:該当なし、という事にはならないんですね。
GM:はい。
ミハイル:仮にドロール殿になったとしても、桜朧公が黙っておりますまいが。
ゼスト:なったらなったで、どうとでも。鍛えなおすとか。
GM:いやいや、配置換えしますよ。例えばテンペスト伯のインペリアルガードがドロールになったり(笑)。現職のインペリアルガードで、女性の腕の立つのを選んで交代させるとか。
ミハイル:なるほどね。
GM:だから、インペリアルガードは配置換えをしてしまえば良いんで、皆余り気にしてない。優先順位は低いですね。まぁ平原には国王ら要人も行くよ。
ゼスト:要人が行くって事は、護衛も行くし。やっぱり紛れやすさと、何かあった時の対処のしやすさで、駐屯地に行こう。平原にはPCも行くし、何かあったらそっちで対処してもらえるだろう(笑)
ミハイル:確かに、駐屯地の方は対処できなさそうですもんね。
ゼスト:なので、演習には代理を立てて、対外的には本人が行ってる事にする。
GM:すごい、代理の代理の代理だ。
ゼスト:代理の、本人の、代理だ(笑)
GM:では次のシーンは大規模戦闘演習です。

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